観光
61件
新王宮内の博物館
美術館、博物館となった皇帝の宮殿
ホーフブルグ宮殿は、ウィーン旧市街の中心にそびえるバロック建築の宮殿群だ。 ハプスブルグ家の王宮として使われたこの宮殿は、現在オーストリアの大統領公邸として使われている。 これらの宮殿群の中には、現在美術館・博物館として使われている建物も多い。
カプツィーナー教会
歴代オーストリア皇帝が眠る納骨所
ハプスブルグ家の一族は、死後に3つの教会に安置される。 心臓はホーフブルグ宮殿のアウグスティナー教会、心臓を除いた内臓はシュテファン大聖堂、そして内臓を取り除いた遺体が、このカプツィーナー教会の皇帝納骨所へと収められる。
ハイリゲンクロイツ修道院とマイヤーリンク
長い歴史を持つベネディクト派修道院
ハイリゲンクロイツ修道院は、ウィーン郊外に広がる「ウィーンの森」に立地するベネディクト派の修道院だ。 「ハイリゲンクロイツ」とは、日本語で「聖十字架」という意味を持つ。 イエス・キリストが磔にされた十字架の木片をレオポルド5世がこの修道院にもたらしたことが名前の由来となっている。
アウグスティーナー教会
歴史的な結婚を見守った美しいゴシック教会
アウグスティーナー教会は、ホーフブルグ王宮の一角に建つゴシック建築の教会だ。 白を基調とした壁、金で覆われたシャンデリアなどの内装は、「ゴシック建築」特有の重くるしさがなく、優美で洗練された印象を醸し出す。
ルプレヒト教会
歴史あるウィーン最古の教会
ルプレヒト教会は、ドナウ運河沿いに建つウィーン最古の教会だ。言い伝えによれば、その創立は起源740年に遡るという。 ルプレヒト教会はその成り立ちの古さゆえに、幾多の改築を繰り返されている。 もっとも古い部分は青銅の中央の壁であり、12世紀始めのものと言われている。 もともとはロマネスク様式で建てられた朴訥とした教会だったが、大火事の後にゴシック様式に改築され…
マリア・アム・ゲシュターデ教会
優美な美しさをたたえる「岸辺のマリア」教会
マリア・アム・ゲシュターデ教会は、ドナウ運河のほど近くにそびえるゴシック様式の教会だ。 シュテファン寺院や王宮があるウィーン歴史地区の中心部からは少し離れた位置にある。 「岸辺のマリア」という教会の名前が示す通り、建設された際はドナウ川の支流のほとりにあったという。 石畳の続く町並みに、スッと突き出た尖塔がよく映える、美しい教会だ。
アム・シュタインホーフ教会
精神療養所に建つ静かな教会
アム・シュタインホーフ教会は、ウィーンの中心部からやや離れ、「ウィーンの森」と呼ばれる自然豊かな地区に建つ教会だ。 この教会はオットー・ワーグナーの代表的な建築物の一つであり、白く美しい外壁が木々の緑に映えて美しい。
シュピッテラウ焼却場(ゴミ焼却場)
奇妙なタワーに注目。自然と共生するゴミ焼却場
シュピッテラウ焼却場は、ウィーン・リンクから北に外れた、ドナウ運河沿いに建つ焼却場だ。隣にはエネルギー・ワールドという博物館も備え付けられている。 シュピッテラウ焼却場は、何と言ってもその奇妙な外見で人気がある。 焼却場の設計をしたのは、自然と共生することを建築理念とするフンデルトヴァッサー。 シュピッテラウ焼却場は、リサイクル、エネルギー生産など、環境に配…
オットー・ヴァーグナー・パビリオン・カールスプラッツ
現代建築の大家ヴァーグナーの残した駅舎
オットー・ヴァーグナー・パビリオン・カールスプラッツは、ウィーン・リンク沿いにある、建築家オットー・ヴァーグナーの博物館だ。 もともとはオットー・ヴァーグナーの設計した駅舎だった建物が、博物館やカフェとして利用している。アーチ型をした明るい緑色の屋根に、金色の装飾が美しい。内部の博物館には、オットー・ヴァーグナーの代表的な建築物の模型や資料が展示されており、…
カイザーバート水門監視所
ドナウをイメージした実用建築
カイザーバート水門監視所は、ドナウ運河沿いにある建物だ。 もともとは、名前の通りドナウ運河の水門を監視するための施設だったのだが、水門が戦争で破壊されたのち再建されずに、監視所の建物だけが残っている。