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建築物
47件
フィレンツェのドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)
フィレンツェの象徴、多くの人が訪れる観光の名所
見どころ満載の小さな街、フィレンツェ。その観光の要所であり、街の象徴とも言うべき存在が「ドゥオモ」である。 ドゥオモという聞きなれない言葉は、英語のドームと同じく半球や様々な形状の丸屋根という意味と、聖者を祀る場所、大聖堂(カテドラル)という意味を持つ。 「ドゥオモ」は、後者の意味である。 大きな都市には必ずドゥオモがあり、ドゥオモを中心として都市が形成され…
カステッロ
メディチ家の別邸と庭園の一つ
フィレンツェ郊外北西に6.8キロメートル、バスで30分程度の場所にあるのがメディチ家の別邸カステッロ荘。 1477年にメディチ家がこの土地を購入し、邸宅庭園のデザインが行われた。 メディチ家の庭園は複数存在するが、カステッロ荘は郊外に作られた初めての別荘でもある。 邸宅内部は一般公開されていないが、庭園内は無料入場出来る。
ヴェッキオ宮殿
700年間にわたり市の中心であり続ける宮殿
シニョーリア広場にあるヴェッキオ宮殿は、宮殿と呼ぶにはあまりにも簡素な外観が有名である。荒い石が積み重なって出来た建物は大きく立派ではあるものの、一般的に想起される宮殿のような豪華さというものからは無縁であるように見える。
ヴェッキオ橋
フィレンツェ最古の橋
ヴェッキオ橋は、フィレンツェの町を流れるアルノ川に架かるフィレンツェ最古の石橋。イタリア語で「古い橋」という意味で、二度の世界大戦を生き延びたフィレンツェ唯一の橋である。現在の橋は、1333年のアルノ川の氾濫によって以前架かっていた橋が流され、1345年に再建されたもの。 橋の上にはジュエリーショップが立ち並び、1565年コジモ大公1世の命により造られたヴァ…
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
白と黒の大理石で彩られた、美しいルネッサンス様式のファサード
ゴシック様式の重厚な建物を飾る、白と黒の大理石で彩られた、美しいルネッサンス様式のファサード(デザイン)が有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。後に大きな影響を与え、多くの建物に模倣された。ファサードの下部は石棺になっており、メディチ家の人々やドメニコ・ギルランダイオの墓を見る事ができる。 サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の目の前、徒歩3分というとても便利な場所…
ピッティ宮殿
6つの博物館・美術館のある宮殿
ピッティ宮殿は1457年にフィレンツェの銀行家ルカ・ピッティが着手したルネサンス様式の宮殿。現在はその広大な宮殿内に、パラティーナ美術館(別名:ピッティ美術館)、近代美術館、銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館、馬車博物館、そしてボーボリ庭園が位置している。 1番の見どころともいえるのがパラティーナ美術館。メディチ家を中心に歴代の主が収集した絵画を中心に10…
メディチ家礼拝堂
ミケランジェロが設計した、メディチ家の君主を祀る豪華絢爛な霊廟
メディチ家礼拝堂は、サン・ロレンツォ教会に付属して建てられている建造物である。 サン・ロレンツォ教会は4世紀末に建てられた、フィレンツェで最も古い教会の一つである。 15世紀にメディチ家のために改装され、そのときに教会に付属して作られたのが、「新聖具室」と「君主の礼拝堂」と呼ばれる2棟の建物、メディチ家礼拝堂である。
ジョットの鐘楼
フィレンツェの天空に託したジョットの夢
ジョットの鐘楼は、画家であり建築家でもあるジョットが設計を行い、死の直前である1334年に着工した鐘楼である。当時としては、天空まで届くような高さにも思えたであろうこの鐘楼を設計したジョットは、着工から3年後の1337年に亡くなっている。 ジョットの「遺作」であった鐘楼は、建築過程で幾度か設計図が変更されはしたものの、ジョットの意向をきちんと受け継ぎ造立され…
サンタ・クローチェ聖堂
世界最大のフランシスコ会の聖堂
フィレンツェを代表する観光スポットの一つであり、フランシスコ会という13世紀にイタリアでアッシジの聖フランチェスコによって創立されたカトリック教会の中で世界最大規模である聖堂。 16の礼拝堂があり、その多くがジェットとその弟子達によって装飾された。
サン・ロレンツォ教会
地味な外観から想像だにしない優雅さと美
フィレンツェ大聖堂の目と鼻の先に佇むサン・ロレンツォ教会は、フィレンツェ大聖堂に比べるとかなり地味な外観をしている。 しかし、一歩内部に足を踏み入れると、現代の洗練された美とルネサンス時代の空気感が同居した空間が広がり、見る者を魅了する教会として有名である。