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円明園の見所、料金、営業時間、アクセス・行き方等の観光情報

円明園 (エンメイエン)
圓明園 (ユエンミンユエン)

2016/12/13 更新

Yuan Ming Yuan Old Summer Palace Beijing

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概要

清王朝が作り上げた、東洋一美しい庭園

Yuan Ming Yuan Old Summer Palace Beijing

1636年に建国された清は、1912年まで栄えた中国最後の王朝である。その清の時代に150年かけて造園された円明園は、皇室のための庭園、つまり御苑であった。

北京の北西部に位置する広大な敷地に、人工の池や橋、島、回廊、庭園、様々な趣の何十もの景観が配され、西洋楼という西洋風の建物も作られた。中国風の庭園に西洋のデザインが融合し、完璧に調和していたという。

円明園のすばらしさはヨーロッパにも知れ渡り、「庭園の中の庭園」、「東洋のヴェルサイユ宮殿」と呼ばれ、そのことがヨーロッパ諸国の反感をかったともいわれている。

もとは広大な敷地の一部分だったところが次第に拡張されて、円明園となり、長春園、綺春園が増設、三つの園から成る広大な庭園となった。

見どころ

①噴水を彩る十二支の動物たちの銅像

Yuan Ming Yuan Old Summer Palace Beijing

円明園は庭園であると同時に、多くの美術品や書籍、すばらしい調度品などを備えた、皇帝のための博物館でもあった。

中でも、水時計であった噴水の周りに飾られた12体のブロンズ像は非常に優れた芸術品であった。イタリア人の宣教師、ジュゼッペ・カスティリオーネがデザインし、宮廷の職人が制作したという、十二支を象った12体の動物の像、十二生肖獣首銅像である。

戦争の混乱で姿を消し、後に、多くの尽力で牛、虎、馬、猿、豚が中国に戻った。北京保利芸術博物館に展示されているのを見ることができる。鼠と兔はフランス人が所有。龍、蛇、羊、鶏、犬の5体の行方はわかっていない。

映画スターのジャッキー・チェンが、2012年に円明園を題材にした映画を公開した。このとき、映画で使用した十二生肖獣首銅像のレプリカを、円明園に寄贈したことが知られている。

②戦争と略奪で破壊された庭園とその遺跡

Yuan Ming Yuan Old Summer Palace Beijing

1856年第二次アヘン戦争(アロー戦争)が勃発。イギリス軍とフランス軍が中国に侵攻、円明園は多くの美術品を略奪、破壊され、庭園は廃墟となった。

現在の円明園は、破壊された当時の状態を保ったまま、歴史的遺産として一般に公開されている。

中国政府は散逸した美術品の回収作業を進めているが、かつての庭園を復元すべきか、略奪と破壊の歴史を後世に伝え続けるべきかで、議論が続いている。

園内は少しずつ整備され、大がかりな復旧計画も建てられている。園内の大きな池ではボートも楽しめる。観光地として、また、憩いの場としても人気があり、多くの人が訪れる。

円明園を訪れるには、バス又は地下鉄で最寄駅で下車。広大な庭園には入口が複数あるので、どこから入るのか事前に確認しておくほうがよい。

(Photo by Gisling)

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