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建築物
20件
南大門(崇礼門)
韓国の国宝第1号 城郭の門
南大門はソウルのシンボルのひとつで、韓国で初めて国宝に指定された建造物だ。正式名称は「崇礼門」(スンネムン)と言い、もともとはソウルの街を外敵から守るための城郭の門として築かれたものだった。南大門は常に東大門とペアでソウルのランドマークとして機能してきた。それにも関わらずこちらだけが国宝となっているのは、東大門が何度も再建されているためだとされる。
景福宮
李氏朝鮮時代の正宮
ソウルで最も人気の観光スポットといえば、この景福宮だろう。1395年の創建からずっとソウルのシンボル的存在であった景福宮は、日本統治時代に一度破壊されたが、戦後から復元工事が施されている。この工事は現在も続いており、2025年には完全復元が実現する予定だ。 また、敷地内には国立古宮博物館や国立民俗博物館といった施設も併設されているため、ソウルに来てすぐにそれ…
Nソウルタワー
ソウルのランドマークタワー
東京スカイツリーやエッフェル塔のように、大きな都市には必ずランドマークとなるタワーがそびえ立ってているものだ。ソウルにおいては、南山頂上付近にあるこのNソウルタワーが都市の象徴的役割を担ってくれている。 高さは236.7メートルと世界的に見ればそこまで背が高いわけでもないのだが、山の頂上にある為に海抜で換算すると479.7メートルにもおよぶ。その為展望台から…
光化門
幾度も復元されている景福宮の正門
光化門は、韓国最大の観光スポットである景福宮の本来の正門だった。最初に建設されたのは1394年と600年以上も昔のことで、非常に長い歴史を持っている。同時に、これまでたびたび失われてきた門でもあり、その度に復元工事が繰り返されてきた。 面白いのはその復元のアプローチだ。幾度も失われてきたという事情から、より丈夫に再建しようという意向のもと、1968年以降、光…
昌徳宮
庭園の美しい離宮
昌徳宮は、朝鮮王朝時代に王族に親しまれていた離宮だ。世界のあらゆる王室がそうであるように、離宮には安らぎや癒しを求められる。この昌徳宮にも、見るものの心を和ませる広大で美しい庭園が広がっている。「秘苑」と呼ばれるこの庭園は、韓国における造園技術の最高峰ともされており、庭園ファンでなくとも必見のスポットとなっている。
徳寿宮
5大王宮のひとつ 長寿を願う宮殿
徳寿宮はソウルの5大王宮のうちのひとつだ。西洋様式を取り入れた美しい建築と和洋折衷の庭園が美しく、確かに5大王宮に数えるのに相応しい威厳を備えている。 しかしそれとは裏腹に、実はこの宮殿は家主がほとんど安定する事のなかった悲劇の宮殿でもある。その歴史は、波瀾万丈な大韓帝国の歴史そのものだともいえる。
宗廟
歴代王たちの安置された霊廟
宗廟は、朝鮮時代の歴代王や王妃たちの位牌を安置している霊廟だ。ここに祀られている王と王族関係者の位牌は、実に全部で163にものぼる。 ユネスコ世界遺産にも登録されているスポットであり、毎年多くの観光客を集めている。韓国の歴史の礎を築いた人々を祀る場所であるという事から非常に神聖な場所であり、歴史と伝統を重んじる韓国国民にとっての聖地と呼んでもいいだろう。日本…
昌慶宮
600年の歴史をもつ古宮
昌慶宮は、ソウル中心部に位置する李氏朝鮮時代の宮殿だ。1419年建築と、実に600年近い歴史をもつ古宮で、1483年の修繕以降から現在の名前で呼ばれるようになっている。昌慶宮がかつての美しい姿を取り戻したのは、1980年代の事。韓国政府が主導して大々的な復元工事が実施され、今では季節を問わず多くの観光客を集める人気スポットとなっている。
明洞聖堂
韓国で最も格式の高いカトリック教会
明洞聖堂は、ソウル市内にあるカトリック教会だ。ゴシック様式の威厳ある佇まいをしているが、それもそのはず、この聖堂は韓国で最も古いカトリック教会にあたる。こちらの聖堂が建設されたのは19世紀末のこと。以来、今日まで韓国国内のカトリック教徒からは信仰の拠り所として親しまれ続けている。韓国というと仏教徒の多い国というイメージがあるが、実はその次に多いのがクリスチャ…
奉恩寺
1,200年の歴史をもつ仏教寺院
奉恩寺は、ソウル随一の都市エリアである江南に位置する寺院だ。 1,200年以上もの伝統を誇る代表的な仏教寺院で、古い建築物やカラフルに彩られた参道など、日本のお寺とはまた違った形の仏教に触れることができるスポットとなっている。