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ティッセン・ボルネミッサ美術館の観光情報(作品・料金・行き方・営業時間)

ティッセン・ボルネミッサ美術館
Museo de Thyssen Bornemisza

2017/05/05 更新

Museo de Thyssen Bornemisza

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概要

膨大な個人コレクション

Museo de Thyssen Bornemisza

カノバス・デル・カスティーリョ広場の一角に建つ美術館。
ティッセン・ボルネミッサ男爵家のコレクションが展示されている。
個人のものとしては、イギリスのエリザベス女王に次ぐ世界第2位のコレクションを誇る。

親子2代の手で収集された絵画は約1000点にのぼり、父が好んだ古典絵画から息子が集めた近代絵画まで、13世紀から20世紀までの絵画が集められている。
個人のコレクションとはいえ、その内容は世界的に名を轟かせる巨匠たちの作品が多く含まれる貴重なもの。
19世紀のアメリカ絵画のコレクションは特に珍しい。
古典絵画が中心のプラド美術館と、現代絵画がメインのソフィア王妃芸術センターのコレクションにも見劣りせず、この2つを補うような内容だ。

男爵家はドイツとハンガリーに起源があるが、息子であるハンス・ハインリヒ・ティッセン・ボルネミッサ男爵がスペイン人と結婚したために現在マドリードで公開されている。
その夫人もまた芸術愛好家として知られ、コレクションに多大な協力をした一人である。当初スペイン政府がコレクションを借りる形で1992年にオープン。
翌年にはすべての作品を政府が買い取った。

見どころ

①ティッセン・ボルネミッサ男爵家


美術愛好家とはいえこれほどまでコレクションを大きくできたティッセン・ボルネミッサ男爵とは、一体何者なのだ、という疑問にぶつかるのは避けられないだろう。

ハインリヒ・ティッセン・ボルネミッサはドイツの鉱山関連財閥ティッセン社の創業者を父に持つ。
1906年にハンガリーの貴族ボルネミッサ家のマルギト嬢と結婚。
彼女の両親には息子がいなかったため、三男であったハインリヒは翌年に養子という形でボルネミッサ男爵の称号を得ることになった。
父親の会社だけではなく、自身でも投資や企業を取り仕切る実力派の実業家であった。

コレクションは当初、オーストリアのレヒニッツにあった彼の城にコレクションされており、彼が55歳であった1930年にはミュンヘンのノイエ・ピナコテークで公開が始まった。
その後、晩年を過ごしたスイスのルガーノに移された。

コレクションはハインリヒが亡くなった1947年、遺産分与の際に4人の兄弟姉妹で分割された。
コレクションが各地に散ってしまうことを避けるため、すべてのコレクションの実質的な管理は次男であるハンス・ハインリヒが引き継いだ。
彼はスイスの大学で学び、国籍をハンガリーからスイスに帰化させたため、父が残した男爵の称号を手放した。
父の血を引く実業家であった彼もまた、美術愛好家としてコレクションを増やしていく。
彼は人生で5度モデルや資産家令嬢と結婚した色男。
最後の妻となったのはスペイン人モデル、カルメン・セルベーラで、元ミス・スペインにもなった女性である。
彼女の故郷スペインに住んだことからスペインでコレクションを一般公開することになり、スペイン政府にコレクションを売却することとなった。
これには、実業家に付きものの遺産相続トラブルを避ける狙いがあったとも言われている。

②レンブラントの人生を見る自画像


レンブラントの自画像は必見だ。
2階への階段を上ってすぐ、17世紀のオランダ絵画のコーナーが目に入る。

レンブラントはその63年の人生の中で、60枚以上の自画像を残している。
画家として弟子を取り始めたころの20歳前後から最期の年まで、彼は自画像を描き続けた。
本人の手で、自らの変わりゆく姿をここまで忠実に描写し続けたということだけでも興味深い。
自画像を残した画家は多くいるが、彼ほど長期にわたって画家の生き様を描いた人はいないのだ。
彼の自画像はさまざまな場所で見られるが、鑑賞する際には外見が変化しているというだけでなく、人生のそれぞれの時期にどのような筆遣いをしていたのか、どのような感情が読み取れるのか、じっくりと見てみてほしい。

ここで公開されているのは彼が37歳の時の自画像だ。
彼の作品の中でも傑作と称される「夜襲」を発表した時期で、描かれた彼の姿からは勢いが伝わってくる。
世界各地にあるレンブラントの自画像の中でも最高傑作と言えるだろう。
彼の生涯における絶頂期に、彼が彼の筆でどのように自分を描いたのか注目だ。

マドリードの危険対策

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