ピッティ宮殿の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

ピッティ宮殿
Palazzo Pitti

2017/05/05 更新

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概要

6つの博物館・美術館のある宮殿

Palazzo Pitti

ピッティ宮殿は1457年にフィレンツェの銀行家ルカ・ピッティが着手したルネサンス様式の宮殿。現在はその広大な宮殿内に、パラティーナ美術館(別名:ピッティ美術館)、近代美術館銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館、馬車博物館、そしてボーボリ庭園が位置している。

1番の見どころともいえるのがパラティーナ美術館。メディチ家を中心に歴代の主が収集した絵画を中心に1000点以上のコレクションが展示されている。

チケットはパラティーナ美術館近代美術館の共通チケット、銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館ボーボリ庭園の共通チケットに分かれており、開閉時間はそれぞれ異なるので訪れる際には注意したい。

歴史

1472年ピッティの死後、完成前の宮殿建設は中断されたが、1549年にピッティ家のライバルであったメディチ家に買い取られ建設再開。メディチ家は多数の芸術家を支援しており美術品の収集にも熱心で、名画や装飾品が次々とこの宮殿に集められた。

その後、宮殿の所有者が移り変わり400年に渡り宮殿の増改築が繰り返されたが、メディチ家の美術コレクションは管理され受け継がれ、更なる美術品の収集が続いた。イタリア統一後は王家所有の宮殿となり、フェレンツェ首都時代には王家の住居としても使用された。1919年、ヴィットリオ・エマヌエーレ3世によってピッティ宮殿全体が国家に寄付され美術館等が一般公開される。

チェック

①パラティーナ美術館

Palazzo Pitti

ラファエロやティツィアーノの傑作が揃う

パラティーナ美術館は、1500年-1600年の絵画1000点以上が収蔵される大規模な絵画館。内装はピエトロ・ダ・コルトーナによって手がけられた。ピッティ宮殿の2階に位置し、豪華に装飾された28の展示室からなる。

ラファエロやティツィアーノの作品が展示されており、ラファエロ作の「椅子の聖母」「大公の聖母」「ヴェールを被る婦人の肖像」、ティツィアーノ作の「悔悛するマグダラのマリア」は中でも必見だ。

これらはメディチ家のコジモ2世によって築かれた莫大な美術コレクションで、後任のメディチ家の大公やロレーナ家によって更にコレクションが増やされた。1828年から一般公開されている。

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②ボーボリ庭園

Palazzo Pitti

世界遺産指定された芸術と自然の庭園
ピッティ宮殿の南側に広がる約45,000平方メートルの庭園がボーボリ庭園だ。典型的なイタリア式庭園で、噴水、野外劇場、人工洞窟等があり、2013年に世界文化遺産に登録された。ピッティ宮殿は1982年に世界文化遺産として登録されていたが、その時の指定にはボーボリ庭園は含まれていなかった。

芸術と自然が共存している庭園で、広大な緑の敷地内に芸術作品が点在している。ヴァレリオ・チョーリのバッカスの噴水、ストルド・ロレンツィによるネプチューンの噴水、馬の蹄鉄の形をした半円劇場等イタリア彫刻や建築が楽しめる。ヴァザーリの回廊から隣接するブオンタレンティのグロッタ・グランデ(洞窟)の内部にはギリシャ神話を題材とした複数の芸術家による彫刻があり、天井のベルナルディーノ・ポッチェッティのフレスコ画も素晴らしい。

なお、ボーボリ庭園内は階段や坂道が多いのでスニーカーで訪れる事をお勧めする。

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