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セビリアの世界遺産

2017/10/10 更新

ヨーロッパの中でも屈指の歴史を持つ、「情熱の国」、スペイン。そのスペイン観光といえばやはりみな、その歴史的町並み、ことに「世界遺産」を一目見ようと足を運ぶ。そのスペインを代表する観光都市セビリアには、かつて隆盛を誇ったスペイン王国の遺産が多く存在する。中世ヨーロッパを代表する豪華絢爛な建築物や装飾の数々には思わず感嘆の声を上げてしまうほどだ。スペイン最大の世界遺産であるセビリア大聖堂を中心とした、旧市街を、どこまでも続くような青い空のもと、練り歩きながら、その歴史を直に肌で感じる。セビリアで心を踊らせるような歴史巡りをしてみてはいかがだろうか。

セビリアの世界遺産

セビリアの世界遺産として、「セビリア大聖堂」「アルカサル」「インディアス古文書館」がある。
また少し距離は離れるが、AVE(スペイン高速鉄道)を利用して、約50分でコルドバ歴史地区に足を運ぶことができる。

セビリアの世界遺産

  • セビリア大聖堂 文化遺産

    718年から1492年までに行われた、イベリア半島をイスラム教徒からキリスト教徒の手に奪回する運動である「レコンキスタ」以前、巨大なモスク(イスラム教寺院)が建てられていたため、その名残が多く残存する。イスラム教文化とキリスト教文化の融合が見られ、歴史的価値が高いとして1987年に第11回世界遺産委員会(パリ)で文化遺産として登録された。

    正式名称はCatedral de Santa María de la Sede de Sevilla(カテドラル・デ・サンタ・マリア・デ・ラ・セデ・デ・セビリア)で、ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ、世界第3位、スペイン国内では最大の大聖堂。

    内部には、新大陸を発見した「クリストファー・コロンブスの棺」や、「セビリアの象徴」であり地元の人々には「ヒラルディーヨ」(Giraldillo)と呼ばれる、モスクのミナレットを改装して作られた「ヒラルダの塔」、黄金色に輝く「木製祭壇」などがある。また、礼拝堂を多く有し、サン・アントニオ礼拝堂の、ムリーリョ「聖アントニウスの幻視」「サン・アントニオの礼拝」、サン・ペドロ礼拝堂の、スルバラン「無原罪の御宿り」聖具室の、ゴヤ「聖フスタと聖ルフィナ」など、有名な作品が数多く展示されている。
    コロンブスの棺などの有名なスポットでは人が混むことが多いので注意が必要。

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    ヒラルダの塔入場!不朽の都市セビリア市内観光ツアー<セビリア発>
    ・費用:5400円-
    ・時間:5時間

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  • アルカサル 文化遺産

    セビリア大聖堂から徒歩5分。セビリア大聖堂と同様、世界文化遺産に登録されており、セビリアを代表する建築物である。

    アルハンブラ宮殿から招かれた工匠によって建て始められた。グラナダのアルハンブラ宮殿を意識した作りで、スペインとアラブの融合も感じられる。イスラム教徒の建築様式とキリスト教の建築様式が融合したものであるスペインの建築様式「ムデハル様式」で14世紀頃に建て始められたが、15-16世紀にも増築された際にゴシックやルネサンスの様式も混在することとなった。

    均整のとれた構成で、繊細な透し彫りが施されている「人形の中庭」、漆喰細工が駆使されている「乙女の中庭」、アルハンブラ宮殿にも見られる「大使の間」など、結婚記念の写真用としても多く使われるような綺麗に手入れされた庭がいくつもある。

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    世界遺産アルカサル入場!セビリアの歴史を辿る市内観光ツアー<セビリア発>
    ・費用:5100円-
    ・時間:3.5時間

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  • インディアス古文書館 文化遺産

    セビリア大聖堂から徒歩1分の場所にある世界文化遺産。セビリアの旧商品取引所に置かれている公文所館で、フェリペ2世の命によって建築家ファン・デ・エレーラにより建てられた。築物そのものの価値も非常に高い。

    1785年、新大陸におけるスペインの植民地(インディアス)のための機関が商品取引所内に設置され、アメリカ大陸の植民地支配やフィリピン統治に関するスペイン帝国の歴史が記された文書や資料が集められて、インディアス古文書館となった。

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    イスラム文化が残る街 世界遺産都市コルドバ1日観光ツアー<セビリア発>
    ・費用:12,500円-
    ・時間:10.5時間

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  • セビリアから行ける世界遺産

    セビリアからAVE(スペイン高速鉄道)で約50分のところに位置しているコルドバ歴史地区には、メスキータやローマ橋やユダヤ人街などが世界遺産として登録されている。

  • メスキータ 文化遺産

    1984年に世界文化遺産に登録されたコルドバ歴史地区は、セビリアのような華やかさとは違った、クラシックな趣きを持った地区。

    メスキータはスペイン語で「モスク」という意味を持ち、スペインに現存する唯一の大モスク。「塔」「中庭」「礼拝の間」からなり、馬蹄形アーチの連続する大空間の回廊が多くの人々を魅了する。やはりここでもキリスト教とイスラム教の混在が見られ、エキゾチックな雰囲気を味わうことができる。

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    イスラム文化が残る街 世界遺産都市コルドバ1日観光ツアー<セビリア発>
    ・費用:12500円-
    ・時間:10.5時間

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  • ユダヤ人街 文化遺産

    メスキータの北に位置し、かつてユダヤ人たちが暮らした街。両側の白壁に赤やピンクなど色とりどりの花が飾ってあり、春から秋にかけて小径が彩られる、「花の小径」を有する街。これぞスペインというような街並みで歩いているだけでも楽しめる。

    ただ写真撮影などで、順番待ちになる可能性もあるので注意が必要。

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    イスラム文化が残る街 世界遺産都市コルドバ1日観光ツアー<セビリア発>
    ・費用:2300円-
    ・時間:60-80分

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