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【スペイン】バルセロナの治安・危険情報、犯罪の手口や、危険なエリア

【スペイン】バルセロナの治安・危険情報

2018/03/09 更新

データガイド
データガイド

スペイン・カタルーニャ州に位置する文化と芸術の街バルセロナ。世界的に有名なサグラダ・ファミリアやFCバルセロナのホームスタジアムであるカンプ・ノウを始め、たくさんの観光名所があり、年中非常に多くの観光客が訪れる。しかし、そんな人気観光地だからこそ観光客をターゲットにした軽犯罪が多発している。バルセロナを楽しく安全に観光するために、事前に犯罪の手口と対策を把握しておこう。また、最新のスペインの情勢については外務省のホームページ等を参照にしてほしい。

■外務省 海外安全ホームページ(スペイン)

スペインの犯罪データ

世界治安ランキング26位(162ヶ国中)

殺人は0.6件(人口10万人あたり)
強盗は2.8件(人口10万人あたり)
(2013年度 国連薬物犯罪事務所の調査による)

バルセロナの犯罪と危険


  • スリ・ひったくり・置き引き

    ■手口
    サグラダ・ファミリアをはじめとして観光スポットが多いバルセロナだが、そんな観光スポットでのスリや置き引きがとにかく多い。人混みの中でポケットやカバンから巧みに貴重品を盗んだり、観光客が建築物や街並みに見とれている隙に荷物を奪ったりする。また、夜間には人気のない薄暗い通りでグループ数人で囲み、持ち物をひったくるなどのケースもまれにある。

    ■対策
    どこの国においても言えることだが、とにかくポケットにスマホや財布などの貴重品を絶対に入れない。また、リュクサックは背後からチャックを開けて中の物を盗まれる可能性があるため南京錠をつけておくか、前にかけれるショルダーバッグを利用する。そして、建築物などを見物する際も自分の荷物からは決して目を離さないこと。また、夜間にひとりで出歩くことはできるだけ避けよう。

  • ニセ警官

    ■手口
    警察から職務質問や取り調べをされ、身分証明書の提示を求められる。しかし、それは警察を装ったスリ師で、身分証明書を出そうとした瞬間に財布から現金やクレジットカードを抜き取られるという巧妙な手口。

    ■対策
    本物の警官は紋章のついた番号入りの警察証を持っており、何らかの取調べを行うときはきちんと提示するため、その紋章を確認してから取り調べに応じよう。

  • バルセロナで犯罪が発生しやすい場所

  • ゴシック地区

    バルセロナの旧市街。古いヨーロッパの街並みにお洒落なカフェやレストランが軒を連ねる人気の観光エリアだ。しかし、一方では、観光客をターゲットにしたスリや置き引きが多発している地域でもある。特に、レイアール広場周辺や人気の少ない裏路地などには要注意。
  • ラバル地区

    ランブラス通りを挟んで、ゴシック地区の反対側にあるのがラバル地区。昔から評判が悪く、バルセロナでもっとも治安が悪いとされているエリアだ。バルセロナの中心に位置するため、知らず知らずのうちに足を踏み入れてしまわないように注意しよう。ボケリア市場やグエル邸などの観光スポットがあり、お洒落なカフェやレストランも多いが、薄暗く細い道が多いため、スリやひったくりなどがしばしば起こる。夜間の訪問は絶対に避けよう。

  • 海外旅行保険には入るべき?

    海外旅行保険には傷害治療費用や賠償責任など様々な補償がついているが、必要以上の補償や保険金が設定されているケースが多々ある。そこでHowTravel編集部では、どのような補償が実際に使われ、どのくらいの保険金が支払われたかを調査し、各社の海外旅行保険を比較し、保険選びのポイントをまとめた。

    特に、ツアーやホテルのネット予約時に勧められた保険や、空港のカウンターで保険に申込んでいる人は、割高な保険に加入している可能性が高い。以下の記事内では無料の海外旅行保険も紹介しているので、是非ご一読頂きたい。

    ➡ 海外旅行保険選びのポイント記事はこちら

    もしもバルセロナで犯罪あってしまったら

    細心の注意を払いながら観光することでほとんどの犯罪からは逃れられるが、不幸にも犯罪にあってしまった場合は、被害を最小にとどめるためにも迅速な行動が必要だ。



    盗難の場合

    貴重品等を盗まれた場合は、すぐに警察に被害届けを出そう。バルセロナは区ごとに警察署があるので、最寄りの警察署へ。下記の紛失・盗難被害ダイヤルから最寄りの警察署の場所を訪ねられる。



    スペイン警察、紛失・盗難被害相談ダイヤル
    電話番号:902 102 112(英語対応可 ※9:00-21:00)



    パスポートが盗まれた場合

    まずは警察に出向いて盗難を報告し、パスポートが盗まれたという証明書(ポリスレポート)を発行してもらおう。その証明書を持って最寄りの日本大使館に行き、旅券の失効手続きに入る。ナポリには総領事館がないため、ローマの日本大使館が窓口となる。また、手続きをスムーズに行うためにも、予めパスポートの番号を控えておくと良いだろう。



    在バルセロナ日本国総領事館
    ■住所:Avinguda Diagonal, 638, 08017 Barcelona
    電話番号: +34 932 80 34 33

    暴行の場合

    警察に行き、暴行を受けた旨と検査を受けたい意志を伝えよう。バルセロナでは下記の病院がお勧め。日本語が話せる医師がいるので安心して治療を受けられる。



    Clínica Corachan
    ■住所:Carrer de Buïgas, 19, 08017 Barcelona
    電話番号:+39 06 63 81 924

    (CayetanoOh-Barcelona.com)

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