エルコラーノの遺跡の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

エルコラーノの遺跡
Scavi di Ercolano

2017/10/31 更新

基本情報

住所

Corso Resina 6, Ercolano, Italy
Ercolano駅(エルコラーノ駅)

料金

€11

営業時間

4/1-10/31は8:30-19:30(入場は18:00まで)
11/1-3/31は8:30-17:00(入場は15:30まで)

休業日

1/1、5/1、12/25

HP

http://www.pompeiisites.org/
イタリア語、英語

Scavi di Ercolano
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概要

ローマの富裕層が暮らした古代の遺跡

Scavi di Ercolano

エルコラーノは、カンパニア州ナポリ県にある街。
79年、ヴェスヴィオ火山の噴火でローマの都市は甚大な被害を受けた。
噴火に見舞われたのは商業都市であるポンペイが有名だが、ここエルコラーノは大量の火山泥流にのみ込まれて、街としての機能を完全に失い消滅してしまった。

しかしながら当時の建築物は炭化したまま保存されており、観光地として不動の人気を誇っている。
噴火当時は大量の灰と水に街中を密閉されたが、それが不幸中の幸いとなり保存状態は非常に良好であった。
住居や浴場、壁画、ブロンズ像が至る所に現状のまま保存されており、当時の生活を垣間見ることができる。
特に遺跡はユネスコの世界遺産に指定され、国内外から多くの人が見物に訪れるスポットだ。

エルコラーノはポンペイに比べると小規模な街だが、富裕層のリゾート地として豪奢な雰囲気を残している。
街を歩けば、当時の豪奢な雰囲気を存分に堪能できることだろう。
遺跡内は、夏期になると非常に日差しが強くなる。
また日陰のある場所が限られているため、訪れる際は帽子やサングラス、飲み物を用意するなどの暑さ対策をおすすめする。

見どころ

①古代の面影を残した街並み

Scavi di Ercolano

エルコラーノの街は、十字路で仕切られた4つのブロックで構成されている。
まさに碁盤の目のような造りとなっており、綿密な計算で建築された街であることが見て取れる。
石畳や壁、住居などは一部が朽ちているものの、そのままの形で保存されている。
富裕層が暮らしていた地域とあって住居はどれも広々としており、当時の贅沢な暮らしぶりが伺える。

エルコラーノは一歩足を踏み入れると、まるで古代ローマ時代にタイムスリップしたような気分を味わえるのが特徴だ。
2000年前の状態が綺麗に残っているのは大変貴重であり、当時の情景がリアルに想像できることだろう。
発掘は現在も続いており、街の端では地道な発掘作業、および修復作業がおこなわれている。

②海の神々に見守られて

Scavi di Ercolano

エルコラーノは、ローマの富裕層がこぞって物件を建てていた高級住宅地。ネプトゥーヌスとアムピトリーテーの家(22番の家)はその一角にある。
食堂にある壁画は、海神ネプトゥーヌス(ポセイドン)、その妃であるアムピトリーテーを描いたもの。
注目すべきはその見事なモザイクによる装飾だ。2000年前のものとは思えない鮮やかな色彩と緻密な装飾は、思わず目を見張るものがある。
青を貴重とした色使いが美しく、海の神にふさわしい透明感も魅力だ。
食堂という生活スペースの一つでありながら、内装のこだわりには少しも余念がない。
当時の人々の贅沢な暮らしぶりと、美的感覚の高さがうかがい知れる。

③美しい装飾の大衆浴場

Scavi di Ercolano

古代ローマ人は、とにかく風呂に入るのが好きだったようだ。
特にヴェスヴィオ火山の周辺には多くのテピダリウム(温浴場)が存在し、当時の人々の拠り所となっていた。
ここエルコラーノも例外ではなく、人々は疲れた体を休め、命の洗濯を楽しんでいたそうだ。

浴場は男性用・女性用と分かれており、脱衣所も別に用意されている。
浴槽も広々としており、湯を張ればすぐに浸かれそうだ。
同じ風呂好きの日本人なら、ここに湯を張って思い切りくつろぐ想像をしてしまうことだろう。

また風呂の床にも緻密な装飾が施されている。
タコやモザイク模様、卍のデザインが敷き詰められ、訪れる人の目を楽しませてくれる。

旅のプロ直伝 エルコラーノ観光のポイント

執筆者の旅工房コンシェルジュ、岩子侑矢さん
旅工房トラベル・コンシェルジュ
イタリア担当
岩子 侑矢
提携パートナー
ヴェスヴィオ火山の噴火によって壊滅した街といえば「ポンペイ」が有名ですが、この「エルコラーノ」も同じ運命を辿った悲しい歴史を持つ街です。

皮肉なことに、街を壊滅させた噴火のおかげで、今なお昔の姿が美しく残されています。今や誰もいない街の通りに佇んでみると、当時の人々の生活する様子が目の前にありありと浮かんできます。2000年も前に、このように計算された街や美しい装飾がなされていたというのは本当に驚きですよね。観光客が多すぎない穴場の遺跡スポットです。

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    アクセス・入場

    エルコラーノの遺跡へのアクセス

    エルコラーノの遺跡は、ナポリ中央駅(Stazione di Napoli Centrale)からヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)に乗り、エルコラーノ駅(Ercolano)で下車。
    遺跡までは徒歩で7分程度とアクセスは極めて良好。
    ただしトイレや飲み物は遺跡の入口付近にしかなく、遺跡内はかなり広いため、手洗いや飲み物の確保は入園前に済ませておくのがよい。

    ナポリ中央駅(Stazione di Napoli Centrale)からヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)-エルコラーノ駅(Ercolano)

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