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ナポリの建築物人気ランキング

建築

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Scavi di Pompeii

ポンペイ遺跡

1700年の時が止まった街

ポンペイはイタリア・ナポリに面した古代都市だ。当時ローマで栄華を極めていたこの街は、火山の噴火により一瞬で姿を消した。ポンペイに降り積もった大量の灰は、皮肉なことに当時の街の様子をそのまま保管する役割を果たし、古代ローマ人の息遣いが随所に残る希有な遺跡となった。 ローマ人の自由で享楽的な生活が垣間見えるポンペイはローマでも屈指の観光地であり、ユネスコの世界遺…

Reggia di Caserta

カゼルタ宮殿

ナポリ王国の繁栄を表す巨大宮殿

カンパニア州にあるカゼルタ宮殿は、ナポリ王・カルロ7世によって建設された、ナポリ王国の繁栄を表す巨大宮殿だ。247メートル×184メートルの長方形の形をした宮殿は、18世紀のヨーロッパで最も巨大な建物。フランスのヴェルサイユ宮殿をモデルとしており、劇場・礼拝堂・博物館と1200もの部屋を持つ。 また庭園にはギリシャ彫刻の噴水と滝があり、まさに王の居城にふさわ…

Castel dell'Ovo

卵城

サンタルチア港に浮かぶ巨大な要塞

卵城は、ナポリ・サンタルチアの港に突き出した城塞である。 卵城と呼ばれる由来は、築城の際に魔術師が基礎部分へ卵を置き、「この卵が割れる時、ナポリの町も終わりを告げるだろう」と予言したことに起因している。

Palazzo Reale di Napoli

ナポリ王宮

ナポリ屈指の観光名所

ナポリを代表する観光スポットといえば、ブルボン家の王宮である。ブルボン家はナポリ王や両シチリア王として政治的手腕をふるった王家。 ドメニコ・フォンターナを建築家に招き、17世紀初頭から工事が始まった。 完成後はブルボン家出身のカルロス7世が暮らしていた居城だが、18世紀に半ばの大火災で大幅な補修が必要となった。

Castel Nuovo

ヌオーヴォ城(アンジュー家の城)

ナポリにそびえる、重厚かつ華やかな要塞

ヌォーヴォ城はナポリの海際にある城。 13世紀に建てられ、同じく海際にある要塞・卵城と区別するためにヌォーヴォ(nuovo=新しい)城と名付けられた。

Scavi di Ercolano

エルコラーノの遺跡

ローマの富裕層が暮らした古代の遺跡

エルコラーノは、カンパニア州ナポリ県にある街。 79年、ヴェスヴィオ火山の噴火でローマの都市は甚大な被害を受けた。 噴火に見舞われたのは商業都市であるポンペイが有名だが、ここエルコラーノは大量の火山泥流にのみ込まれて、街としての機能を完全に失い消滅してしまった。

Castel Sant Elmo

サンテルモ城

石造りの古めかしい外観が、歴史の重みを現代に伝える

ナポリ市街中心部から少し離れ、サン・マルティーノ修道院と隣り合うようにそびえているのが、サンテルモ城である。 サンテルモ城はナポリ市内の「ヴェロメの丘」にあり、14世紀に建造されて以来、永きにわたってナポリ市街を見下ろし続けている。

ローマ円形劇場

古代ローマの大劇場

1世紀後半から2世紀初頭にハドリアヌス帝により作られた古代ローマの建物で、カルド・マクシムス(都市の中心を南北に貫く主要道路)の近くに位置している。 後にカラカラ帝により修復された。

Chiesa di San Michele

サン・ミケーレ教会

マヨルカ焼きのタイルで覆われた床が圧巻

アナカプリの聖ニコラ広場にあるこの教会は、1698年から1719年にかけて建てられた。 カプリ島で最も素晴らしいバロック様式の建物のひとつで、イタリアの著名な建築史専門家であるロベルト・パーネに「18世紀初期のナポリ建築で最も価値のある作品である」と言わしめた。 島がイギリスに占領されていた時期には、島の教会は抑圧され、弾薬庫として使われていた。

Complesso Monumentale di Santa Chiara

サンタ・キアーラ教会

神聖な教会の上部から見渡せる、ナポリ市街の大パノラマ

サンタ・キアーラ教会は、ナポリの市街地のほぼ中心部に位置している教会である。 その外観は、少し薄汚れている印象すらあるほどに地味であり、前情報なしに訪れると素通りしてしまいそうなほどに悪い意味で景観に埋もれている。

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