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ミュンヘン空港と市内へのアクセス方法

ミュンヘン空港と市内へのアクセス

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

概要

特徴

ミュンヘン空港は、ミュンヘンの中心から北東におよそ28.5キロメートルのところに位置する空港で、フランクフルト空港に次いでドイツ国内で2番目に大きい空港だ。2014年の総旅客数は3970万人を超え、ヨーロッパ全体でも7番目に忙しい空港であった。2015年3月現在、66かヶ国228都市とミュンヘンをつなぐバイエルン州の玄関口。日本からの直行便は主にターミナル2に到着する。

ドイツの政治家で、バイエルン州の首相として長く活躍したフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス(Franz Josef Strauß)にちなんで、フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港とも呼ばれている。

2006年にはイギリスの調査会社によってヨーロッパ1の空港に選ばれた事もあるミュンヘン空港。1日では回りきれない程のバラエティ豊かな施設が営業しており、空港自体がひとつの観光地と言っても良い程だ。冬にはクリスマスマーケットやスケートイベントを開催、夏には期間限定で特設ウェイブプールを設置してサーフィンもできるというのだから驚きだ。トランジットで訪れる場合にも存分に楽しむ事ができるだろう。

ターミナル

ミュンヘン空港には、空港ができた当初から使用されている「ターミナル1」と2003年に完成した「ターミナル2」の2つのターミナルがある。
ターミナル1には、AからEまでの5つのエリア(モジュール/Modul)とセキュリティ強化されたホールFの合計6つのエリアがあり、主にスターアライアンス以外の航空会社68社が利用している。

ターミナル2はルフトハンザ航空とスターアライアンス加盟航空会社が利用。ルフトハンザ航空と全日空(ANA)は日本からの直行便を運行しており、どちらもターミナル2に到着する。

また、ターミナル1とターミナル2をつなぐエリアは中央エリアと呼ばれ、チェックインカウンターやショッピングモール、ホテル等が入っている。地下にはSバーン線のホームもある。

ターミナル2と中央エリアとの間には巨大商業施設であるミュンヘン・エアポートセンター(MAC)があり、MACを中心に空港内には150以上のショップと50ほどの飲食店が営業中だ。

・ミュンヘン空港公式ホームページ
http://www.munich-airport.de/en/consumer/index.jsp

・各ターミナルのマップ
http://www.munich-airport.de/en/consumer/plaene/index.jsp

Wi-Fi

空港内では無料のWi-Fiが利用可能のも嬉しいところ。〈Deutsche Telekom〉に接続し簡単な登録をすると、24時間まで無料でインターネットに接続することができる。積極的に活用していこう。

免税店

ミュンヘン空港内のショッピングエリアは広大だ。観光中にお土産を買い忘れた場合でも、ここででほとんどのものは手に入る。ヒューゴ・ボスやモンブランといったドイツ内の有名ブランドはもちろんの事、バーバリーやエルメス等の世界を代表する高級ブランドも勢揃い。ばら撒き用のお菓子や小物を購入できるドラッグストアやスーパーもある。ドイツの強豪サッカーチーム、FCバイエルンのファンショップ「FC BAYERN MÜNCHEN」があるのもミュンヘン空港ならではだろう。

日本でも人気の高い「リモワ(RIMOWA)」のスーツケースは、ターミナル2の3階「Sand Baggage Service」(営業時間は7:30-21:00)や4階の「Lufthansa WorldShop」(営業時間は7:00-21:00)で購入可能。特に「Lufthansa WorldShop」は空港限定モデルを購入できるとあって人気が高い。

カフェ、レストラン

ミュンヘン空港の魅力のひとつに、カフェやレストランのバラエティの豊富さと、それぞれの店舗の質の高さが挙げられる。ビールやソーセージといったドイツの特産品はもちろん、世界中のグルメが揃う。予算や好みに応じて気になる店を覗いてみよう。

■MAC
・Airbräu(エアブロイ)
MACの3階(Level 03)にあるパブ。世界で唯一空港内に自家醸造所を持っており、樽から注がれたできたてのドイツビールを味わう事ができる。自家醸造とあって価格もリーズナブルで、ソーセージや煮込み料理等のおつまみもおいしい。ドイツ国内の有名なビールも揃う。緑の多い開放的なビアガーデンも併設している。8:00から翌1:00まで毎日営業中。

■ターミナル2
・Bistro Organic
オーガニック素材を使用した食事やデザートが楽しめるビストロ。ナチュラルで落ち着いた内装が旅の疲れを癒してくれる。5:00から22:00まで、最終便出航時刻に合わせて営業中。

・Dallmayr
ドイツの伝統ある高級デリカテッセン。値段はやや高めだが、本格的なバイエルン料理を堪能できる。紅茶やチョコレートは持ち帰りも可能で、お土産にもぴったり。5:00から21:00まで営業中。

また、ターミナル2にはコーヒーやジュースを無料で飲む事のできる、ルフトハンザ航空提供のドリンクマシーンもある。出発までの時間をゆっくりくつろごう。

両替所、ATM

両替所とATMは空港各所に、手荷物預かり所はMACの3階とターミナル2の3階のサービスセンター(Serbice Center)にある。

ラウンジ

プライオリティパス(年会費を支払う事で世界中900ヵ所以上の空港ラウンジに無料で入場できるパス)を使って入場可能なラウンジは以下通り。その他のラウンジの利用条件は各航空会社やカード会社で確認を。

■ターミナル1
ATLANTIC LOUNGE(営業時間は6:00-23:00、シャワーあり)、EUROPA LOUNGE(月曜-金曜は7:00-20:30、土曜は8:00-19:00、日曜は9:00-20:30)

➡ ラウンジが利用できるクレジットカードはこちら

空港から市内へのアクセス

乗り換え

ターミナル1は4階、ターミナル2は3階が到着階。到着後は入国審査⇒預けた荷物の受け取り⇒税関の流れ。出口を出たら、空港内の標識にしたがって各交通機関の乗り場まで向かおう。

ミュンヘン市にはMVV(ミュンヘン運輸交通連合)という公共交通機関(地下鉄Uバーン)、Sバーントラム、路線バス等)のネットワークがある。MVVエリア内のチケットは共通で、運賃は移動するエリア/ゾーンによって変わる。チケットの有効時間内/有効区間内で適正なルートであれば、MVVの他の交通機関へ乗り継ぎができるので便利だ。1回券は移動するゾーンの数、1日券は有効エリアを選んで購入でき、日本語対応のタッチパネル式券売機もある。

Sバーン

ミュンヘン空港とミュンヘン市内中心部を結ぶDB(ドイツ鉄道)の電車。Sバーン1号線は西回り、S号線は東回りで市内中心部へ向かう。チケット上部に「Hier Entwerten」と書いてある場合は、乗車前にチケットを有効化することを忘れないようにしよう。なお、Airport-City-Day-Ticketは購入と同時に有効化されるので有効化手続きの必要はない。

■所要時間
Hauptbahnhof駅までおよそ45分。

Sバーン1号線
20分おきに運行している。平日は4:31の1本以降5:51-0:11まで毎時11分、31分、51分の運行(土曜、日曜、祝日は5:31-0:11まで毎時11分、31分、51分の運行)。

Sバーン8号線
20分おきに運行している。4:04-翌1:44まで毎時4分、24分、44分の運行。

■料金
大人1回券(Einzelfahrkarten)は€11.2(4ゾーン以上の料金)。

MACの03階にあるMVV/DBのチケットカウンターまたはMACの03階/ターミナル2の03階/MAC地下駅にある券売機で購入。1日券はオンラインでも購入できる。

■乗り場
MAC地下(Floor 02)のFlughafen/Terminal 1 und 2駅。

Sバーンについての詳細はこちら

ルフトハンザ エアポートバス


ミュンヘン空港とミュンヘン市内中心部を結ぶバス。Schwabing Nord停留所とMünchen Zentrum停留所=München Hauptbahnhof駅(ミュンヘン中央駅)に停車。車内で無料のWi-Fiが利用できるのも嬉しい。

■所要時間
München Zentrum停留所までおよそ40分。およそ20分おきに運行している。

■料金
大人片道€10.5、往復€17。

■乗り場
ターミナル2→ターミナル1(Modul A)→エアポートセンター(MAC)→ターミナル1(Modul D)の順に停車。各ターミナル到着エリアを出たところのバス乗り場。

・ルフトハンザ エアポートバスのホームページ
http://www.airportbus-muenchen.de/en/home/

タクシー

ドイツの公認のタクシーは車体がクリーム色で屋根の上に「TAXI」のサインがある。空港内で客引きをしている非公認のドライバーもいるが、安全の為にもタクシーを利用する際はタクシー乗り場から公認のタクシーに乗るようにしよう。乗車したらメーターがきちんと動いているのを確認することをお勧めする。

■所要時間
市内中心までおよそ40分。

■料金
市内中心までおよそ€70。

■乗り場
ターミナル1は出発/到着階(Level 04)の各モジュールA-Eを出たところ。ターミナル2は到着階(Level 03)と出発階(Level 04)北側を出たところ。MACは3階北側のタクシー乗り場。

タクシーについての詳細はこちら

送迎

言語に自信がない場合や、到着が深夜や早朝になってしまう場合、荷物が多い場合などには空港とホテルを直接結んでいる送迎が楽ちんでお勧めだ。日本語ドライバーによるラグジュアリーな送迎から、現地語ドライバーによるお得な送迎などがあるため、自分に最適な手段を選ぼう。現地語ドライバーでも、到着時間や目的地は日本語で事前入力なので安心だ。

➡ 送迎予約はこちら

日本-ミュンヘン間のフライトで得られるマイル

  • 出発地 貯まるマイル数
    東京/成田 1万1732マイル
    東京/羽田 1万1732マイル
    参考として、1万マイルで東京-大阪間の航空券に、2万マイルで東京-グアム間の航空券に換えることができる。

    ※マイル数は往復分を表記
    ※航空会社や利用する時期、割引によってマイル数は変動する

    ➡ 【貯めなきゃ損】マイルの貯め方・使い方の徹底解説はこちら

  • 編集部一押しの観光プラン

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    (Photo by Hilton Munich Airport公式Facebookページ Andrey Belenko Andrey Belenko jwalsh Chung Lun Chiang Allie_Caulfield mr.g2003 Ed Webster)

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