概要
特徴
西本願寺は日本統治時代の明治29年(1896年)に浄土真宗本願寺派が布教の為に建てた、当時台湾で最も大きな日本式寺院だ。1975年に大きな火災に見舞われ、本堂を始めほとんどの建物が焼失してしまった。近年になって台北市の開発が進み、日本統治時代に建てられた建物を保護しようという意見が増えている。ここも同様に、台北市政府が一部を市定古跡に指定して跡地を修復、整備して公園として開放した。園内随所にある説明板は日本語、英語、中国語で記載されている。
原宿や渋谷のような街と表現されることが多い、台湾の情報や文化の発信基地である西門町エリアにある。同エリアには100年以上前に建てられた西門紅楼(シーメンホンロウ)もあり、古い文化と新しい流行が融合された地域である。
見どころ
小高い丘の上にある鐘楼は、奇跡的に残っており復元された。南側にある「樹心会館」と呼ばれるレンガ積みの建物は、当時の総督・児玉源太郎から贈呈された扁額に書かれた「樹心佛地」から名付けられたもの。大部分が焼失していた為、杉や檜等の原木で修復された。住職宿舎を再現した「輪番所」は、和小屋の構造や竹を編んで土を塗った壁等が見られる日本建築で、現在はお茶を楽しめるスペースとなっている。
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(Photo by Fcuk1203 Fcuk1203 )
西本願寺広場へのアクセス
メトロ板南、小南門線西門駅出口1から南へ徒歩約5分。