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ソフィア王妃芸術センターの見所、料金、営業時間、アクセス・行き方等の観光情報

ソフィア王妃芸術センター
Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia

2016/12/13 更新

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia

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概要

近代アートを浴びる美術館

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia

1990年にオープンした比較的新しい美術館で、19世紀末からの作品を展示している。
建物は18世紀建造のサバティーニ館と、2005年に増築された新館から成る。
サバティーニ館は病院だった建物を18世紀に改築したもので、カルロス3世の命によりイタリア人の建築家フランチェスコ・サバティーニがデザインしたため、彼の名が付けられた。
新館はフランス人建築家のジャン・ヌーヴェルが設計を担当し、美術館の名前はファン・カルロス1世の王妃であったソフィア妃に由来する。

芸術に精通していなくとも必ず名前を聞いたことのある世界的な芸術家の作品がこれでもかと言うほど並べられた空間。
特に1992年から展示されているピカソの「ゲルニカ」を目当てに世界中から見物客を集めている。

入り口横にある背の高い彫刻はアルベルト・サンチェス作の彫刻で、パリ万博の際にスペイン館の入り口に展示されたもののレプリカ。
「スペイン国民には、星へ続く道がある」という題名の彫刻で、実物は万博が終わってから見つかっていないというミステリアスな作品だ。

見どころ

①ピカソ作「ゲルニカ」

世界中から人々を呼び寄せているのがピカソの「ゲルニカ」だ。
この作品が描かれた1937年にはピカソはパリにいて、母国であるスペインで起きた悲劇の知らせを受けた。
バスク地方のゲルニカという街が、ドイツ空軍の爆撃を受けたのだ。
さらに悪いことには、その爆撃は当時スペインを独裁していたフランコの指示であった。

ひどく怒り、悲しんだピカソは、巨大なキャンパスの前に立つことになった。
実際に見てみるとこの作品の大きさに驚くが、着手から1カ月後には完成していたという。
戦争に巻き込まれた人々や動物の姿をモノトーンで描くことで、その感情を表現している。

作品と一緒に、最初に描かれたデッサンや制作過程を撮影した写真も見ることができる。

②ダリの初期の作品

サルバトドール・ダリといえば、シュールレアリスム。
歪んだような奇妙な世界観のイメージが強いが、ここで見られる彼の作品はそれだけではない。
1925年、21歳のダリが自身の妹であるアナ・マリアを描いた2枚の絵画に注目してほしい。
2枚とも後ろ姿を描いており、目に見える少女を実に写実的に捉え、人間の息遣いを感じられる。
ダリの真骨頂とも言える非現実的でシュールな絵画が多く展示される中で、若かりしダリの筆遣いを知ることができる貴重な作品だ。

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③近代建築の極み

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia

コレクションだけではなく、美術館の建築も見ごたえがある。
特に新館は、高級ショッピングセンターであるギャラリーラファイエットのドイツ・ベルリン支店や、パリのセーヌ河岸の再開発、日本では東京汐留の電通本社ビルの設計を手掛けたフランス人建築家、ジャン・ヌーベルによるもの。
彼の作品を見るためにこの美術館を訪れる建築ファンも少なくない。

現代的というよりも未来的なデザインの新館は、従来の展示スペースを約6割も広げ、実に€9億以上、日本円で1000億円以上の資金を投じて建てられた。
サバティーニ館と新館の間には広場を設計し、18世紀と現在をつなぐ空間となっている。

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