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サン・フランシスコ・エル・グランデ教会の見所、料金、営業時間、アクセス・行き方等の観光情報

サン・フランシスコ・エル・グランデ教会
Real Basilica de San Francisco El Grande

2016/12/13 更新

Real Basilica de San Francisco El Grande

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概要

巨大なドームが印象的な教会

Real Basilica de San Francisco El Grande

サン・フランシスコ・エル・グランデ教会は直径33mの巨大な円蓋を持つ。
現在の建物は4代目で、18世紀にカルロス3世の命によって建てられた。
大きな円蓋の下には中心円堂があり、その周りに6つのそれぞれ円蓋を持つ礼拝堂が接している。
教会の建物は国の管理下に置かれているが、隣接する修道院は修道会が管理をしている。

教会の名前は聖人フランシスコに由来する。
彼は13世紀初めにイタリアのアッシジから巡礼に来た際、ここに小さな礼拝小屋を作ってマドリードの人々を礼拝に誘った。
彼のいなくなった後もここでは礼拝が続けられ、現在に至る。
内部のいたるところにエルサレムクロスと呼ばれる十字架を見ることができる。
これは十字の四隅に4つの十字が描かれるモチーフで、かつてカトリックの聖地エルサレムから十字軍の戦利品が贈られた由緒ある場所を意味する。

現在はゴヤやスルバランの宗教画が見られることで有名な教会となっているが、これまでの歴史の中では美術品倉庫や博物館、さらには病院や弾薬庫としても使用された記録が残っている。
また、約400年前の1614年、仙台藩伊達政宗の命によって日本人初のスペイン外交使節団が訪れた際、宿泊所として用意されたのもこの教会だった。
彼らが泊まった建物は現在のものではないが、まだ国交のない土地へ渡った祖先たちの冒険を想うと感慨深い。

見どころ

①巨大な円蓋に描かれる美しいフラスコ画

Real Basilica de San Francisco El Grande

この教会の特徴は大きな円蓋。バチカンのサンピエトロ寺院、ローマのパンテオン、フィレンツェの大聖堂に次いで世界で4番目の大きさだ。
これを上回る3つの建造物からすると知名度は低いが、それでもこの大きさの円蓋を持つということがサン・フランシスコ・エル・グランデ教会の建築的な価値を表している。

内側から見ると、美しいフラスコ画が天井を埋め尽くしている。
ドーム型の天井に絵を描く技術は、遠近法を理解した高度な技術が求められる。
下から見上げた時にバランス良く見えるようにするには、平面にすると歪んだような絵を描く必要があるのだ。

描かれているのは天上界だ。
多くの聖人たちが描かれている中に、このアッシジの聖フランシスコも見ることができる。
空に浮かぶ雲と美しい天使たちは今にも動き出しそうな雰囲気である。
これには浮き絵の技法や、立体的な彫刻を絵画に組み合わせる技法が用いられている。

②ゴヤとスルバラン

Real Basilica de San Francisco El Grande

この教会を訪れる人々の多くは、ゴヤとスルバランの作品が目的

6つある礼拝室のうち、入って一番左にある礼拝室でゴヤの宗教画「サン・ベルナルディーノ・ダ・シエナ」を見ることができる。
描かれているのはアッシジの聖フランシスコが説教をする光景。
多くの騎士たちが彼を向いて話に聞き入っている。
その中で一人だけ、こちらを見ている人物がいる。
この黄色い服の人物はゴヤ自身で、作品の中に自画像を描くというエル・グレコやベラスケスの手法を真似たのだ。

主祭壇の裏には通路があり、その先には修道院の一部屋が公開されている。
ここに飾られているアッシジの聖フランシスコの絵が、スルバランによるものである。

(Photo by ctj71081)

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