西湖府の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

西湖府
Phủ Tây Hồ (フー タイ ホー)

2017/05/05 更新

Tay Ho Temple

データガイド

アクセス・入場

概要

ベトナム独自の信仰の場

Tay Ho Temple

タイ湖東北湖畔から湖につきだした半島の先端に位置する神社。
ベトナムの民間信仰である「聖母道」の女神「柳杏聖母」を祀っている、聖母信仰の三大聖地のうちのひとつ。
ちなみに「聖母道」とは、中国から伝わった道教とアニミズムをもとに発展したベトナム独自の信仰である。
また、西湖府の「府」とは、柳杏聖母を祀る神社を指す言葉。
1598年から1607年に建立されたといわれている。

神社の由来については諸説あるが、そのうちの1つが以下のようなものである。
後黎朝期(1428年から1789まで続いたベトナムの王朝)、戸部尚書などを歴任した文人官僚の馮克寛(1523-1613)は友人二人と西湖で船に乗り遊んでいた際、小舟を操る娘に出会い詩の連吟を楽しんだ。
しかし、連吟を終えると娘の姿は霧の中へと消えてしまう。
不思議に思いつつも陸にあがった馮克寛らの前に、1枚の紙が飛んできた。
そこには「雲を衣装とし、風を車とする。朝には兜率(仏教の世界観における天上界のひとつ)に遊び、暮れては霞の中へと帰る。世の人よ、わたしの名前を知りたいか。私は一大山人、玉瓊華。」という詩が記されていた。
末句の「山」と「人」を組み合わせると「仙」という字ができる。
つまり彼女は、「大仙瓊華聖母」、柳杏聖母であったのだ。
湖で出会った娘が聖母であることを知った馮克寛は、この出来事を記念して西湖府を建造したという。

1947年はにフランス軍により燃やされるが、1952年から1957年にかけて修復。
その後、何度かの改修を経て現在にいたる。

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