ハロン湾クルーズの観光情報（料金・行き方・営業時間）

概要

特徴

ハロン湾とは、ベトナム北部のトンキン湾北西部にある湾の事。1994年にユネスコの世界遺産に登録された場所で、カットバ島をはじめとする大小3000もの奇岩、島々が存在する。「海の桂林」とも呼ばれ、水墨画に描かれるような風景が海上に広がっている。そんな世界遺産ハロン湾を巡るハロン湾クルーズは、ベドナム観光の目玉となる事請け合いだ。

ハロン湾クルーズには日帰りのプランと宿泊プランとがある。ハロン湾をたっぷり味わいたい人にはクルーズ船に宿泊するプランがお勧め。料金は船やツアーによって異なるが、巡る場所は大差なく、違いは客室や食事の内容、アクティビティの数等に現れる。アクティビティの例としては、鍾乳洞の観光やシーカヤック、漁村訪問、ベトナム料理教室、太極拳が挙げられる。また、船上で新鮮な魚介類やベトナムならではの料理を味わう事ができるのも魅力のひとつだ。

■ツアー例
・日帰りプラン

・ハロン湾に浮かぶ客船で宿泊

シーズン

訪れるのに適した季節は旅行の目的により異なる。晴天時のハロン湾を満喫したい人なら、雨の少ない乾季（11月-4月）に出かけると良いだろう。12月-3月は気温が低いため、防寒具が必要だ。5月-9月は雨季にあたるが、6月-8月は水遊びに適した季節といえるので、海水浴など楽しみたい人にはこの季節がお勧めだ。9月中旬-10月は台風の季節。台風で船が欠航となる事も多いため注意が必要となる。

チェック

①漁村訪問、鍾乳洞探検

ハロン湾ならではの光景に出会う

ハロン湾クルーズには、ハロン湾の漁村を訪問するアクティビティが織り込まれている。クルーズ船から一旦下船し、手漕ぎのボートに乗り換え漁村を巡るというものだ。水上に家や学校、村の集会所などが浮かぶ光景や、そこで生活する人々の姿を見る事ができる。私達とは異なる生活様式を持つ人々に出会える貴重な機会だ。

また、鍾乳洞探検にもぜひ参加したい。ハロン湾にはいくつもの鍾乳洞が存在し、ツアーではその内の立ち入りが許可されている鍾乳洞を見学する。鍾乳洞の中は人工の灯りでライトアップされており、不思議な形をした鍾乳洞の岩壁が浮かび上がって何とも言えない光景だ。自然の神秘を体感したい。

②シーカヤック体験

自然の中を大冒険！

ハロン湾クルーズに参加する際に挑戦してみたいのがシーカヤック。カヤックに乗り、自由にハロン湾を散策する事ができるアクティビティだ。島が削られてできたトンネルをくぐったり、トンネルを抜けた先にある断崖絶壁に囲まれた空間を探索したりと、自然が作り出す光景に驚かされつつ自由に海上散歩を楽しめるのが魅力。ただ、下水道等のインフラが整っていないためにハロン湾の水質は年々悪化しており、カヤックを行う場所によっては水が汚れている場合がある。転覆しないよう、また転覆した際には水を飲まないよう注意が必要だ。

季節やツアーによっては、海水浴を楽しむ時間も設けられている。海水浴ができる場所の水はあまり汚れていないので安心して泳ぐ事ができる。

編集部一押しの観光プラン

世界遺産ハロン湾を堪能する、幻想的な贅沢クルーズ

【ハノイ発・日帰り】世界遺産ハロン湾クルーズ

ベトナムきっての景勝地、世界遺産のハロン湾を日帰りで観光する超人気プラン。エメラルドグリーンの海から奇岩が突き出す様子は非常に幻想的だ。ホテル送迎付きで移動がスムーズ、風を浴びながらのクルーズランチもうれしい。

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