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フィリピンの鉄道の料金、乗り方 、路線図、注意点

フィリピンの鉄道

2017/10/18 更新

データガイド
データガイド

路線説明

フィリピンの鉄道は地元の人々にとっては欠かせない交通手段であるが、路線図がない路線も多く、観光客にとっては分かり辛い。利用する際は事前に調べておく必要があるだろう。

■国鉄
フィリピンにはフィリピン国鉄が運営する南方線があり、トゥトゥバン-レガスピ間を走行している(北方線は運休中)。

・メトロコミューター(コメックス)
首都マニラ近郊を走っている通勤列車。トゥトゥバン-アラバン間を走行しており、30分-1時間間隔で走行している。

・ビコール・エクスプレス
マニラ-ナガ間を結ぶ夜行列車。1日1便運行している。

・ピコール・コミューター
ビコール地方を走る通勤列車。

フィリピン国鉄公式ホームページ
http://www.pnr.gov.ph/

■都市鉄道(LRT、MRT)
首都マニラでは、都市鉄道としてLRT(マニラ・ライトレール)、MRT(マニラ・メトロレール)が走行している。近代的な設計であり、治安も比較的良い。

ライトレール公式ホームページ
http://www.lrta.gov.ph/

メトロレール公式ホームページ
http://mrt3.com/

乗車券の種類

乗車券の種類と料金

■PNR
普通乗車券の事。非磁気式乗車券。日付・区間がスタンプで押される。初乗り₱8。
マニラ-アラバン:₱25、マニラ-カランバ:₱45

■ストライド・バリュー・チケット
日本のオレンジカードのようなもの。3ヶ月間有効。₱100。最後の利用時に残高が足りなくても、追加料金なしで乗車可能。

乗車券の購入場所

■駅の窓口

鉄道の乗り方


①列車の到着を待つ
駅のホームには手書きの時刻表があるので、目的地に向かう列車の時刻、列車番号を確認する。列車番号は、CX-101のようにアルファベットの後の数字が奇数の場合は、下りの南行きを表し、数字が偶数の場合は、上りの北行きになる。

②改札を通る
改札では、簡単なセキュリティ・チェックがあるので受ける。改札を通ってホームで列車を待とう。

③乗車する
フィリピンの列車には、全てではないが女性・子供専用車両がある。日本と異なり、老人男性であれば女性専用車両に乗車しても構わない。

降り方


車内には路線図があり車両もあり、停車駅が書かれている為、分かりやすい。検札はほとんどくる事はないが、まったく来ないわけではない為、チケットはすぐに取り出せるようにしておいた方が良い。

目的地に到着したら、列車を降りる。降りる時は改札がないので、そのまま出口を出る。乗換える場合は、乗換え案内の表示に従って進むと良いだろう。

その他注意点

■子供グループのスリに注意
フィリピンは貧困の差が大きく、治安もあまり良くない。鉄道の車内においてもスリが多発している。特に日本人はお金を持っていると思われがちで、狙われる事が多いので要注意だ。子供グループを巻き込んだスリも発生しており、子供たちに囲まれ小銭をせがまれている隙を狙って、鞄から財布を抜き取るといった犯罪である。鞄は必ずからだの前に抱きかかえるように持ち、目を離さない事である。

■置き引きに注意
列車で長距離を移動する時は、スーツケースやボストンバッグ等、大きな荷物をもっての移動も多くなる。乗車券を購入する時や、電車を待っている時に、置き引きに遭う被害が多発している。荷物からは決して目を離さずに、行動する事が大切である。

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