【マニラのホテル】避けるべき危険地区の解説・お勧めホテル紹介

Ermita（エルミタ）

マニラ最大の歓楽街であり、以前に比べると治安は良くなってきているものの、オートバイによる強盗や客引きによるスリ、ショッピングモールやデパート、レストラン等の混み合っている場所での置引き、このエリアから乗車したタクシー内での強盗が頻発している。バーやナイトクラブ等の飲食店での睡眠薬強盗及び強姦、拳銃による脅しも多く発生している。

また、身代金目的の誘拐もあり、昼夜問わず単独での行動は危険を伴う。中には、警察官を装って近づくケースもある少なくない。

Malate（マラテ）

外国人をターゲットとしたスリが頻発しているエリア。特に、露天商のしつこい客引きに気を取られている間に置き引きやスリに遭うというケースや、子供が集まってきて気をそらしている間に貴重品を盗まれるというケースが多発している。少年のギャンググループも多数存在しており、反抗できなくするためにナイフや拳銃を使った凶悪な手口で襲ってくることがある。

また、飲食店やデパート内で売春婦による客引きも頻発しており、関わると後に慰謝料を請求されるというケースも少なくないので、昼夜問わず単独での行動は控えたほうが良い。

Makati（マカティ）

マニラ南東部に位置するマカティエリアは、高層ビルが立ち並び外資系企業のオフィスが点在するマニラのビジネスの中枢を担う金融街として知られている。

多くの外国人が居住しておりフィリピン有数の高級住宅エリアとしても知られているほか、西部にはリトル東京、高級ホテルをはじめ、パシッグ川沿いに位置する大型複合施設ロックウェルやエリアの中心部に位置するアラヤセンター、グリーンベルト等の複数の大型ショッピングモールが立ち並び観光の拠点としても最適なエリア。また、マカティの中心に位置する緑豊かなアラヤトライアングルパークは、ビジネスマンや観光客の憩いの場として人気を集めている。

外国人が多いエリアのため治安は比較的良い。ただし、混み合っている場所ではスリや置引きには注意する必要があり、また夜間の単独行動は避ける方が良い。

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Pasay（パサイ）

マニラ南部のマニラ湾に面したパサイエリアは、アメリカ統治時代に発展しマニラ市内でも有数の商業エリア。ニノイ・アキノ国際空港を有し、マニラ・ライトレール及びマニラ・メトロレールの発着駅があるほか、フィリピン国内各地への高速バスが多数発着するなど地方へのアクセスの要としても知られる。

アジア最大級のショッピングモールであるSMモール・オブ・アジア、カジノを含む大型商業施設リゾート・ワールド・マニラ、スター・シティ遊園地、フィリピン・インターナショナル・コンベンションセンター等がある。また、マニラの台所と呼ばれ多くの料理人が通うというカルティマール市場と新鮮な魚介類を扱うシーフード市場があり、現地の雰囲気を楽しむこともできる。

日本大使館があるのもパサイエリアで治安は比較的安定しているが、地方への移動の玄関口となっているため常に多くの人で溢れており、混雑している場所ではスリや置き引きには注意が必要だ。
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