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ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港と市内へのアクセス方法

ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港と市内へのアクセス

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

概要

特徴

ジョン・F・ケネディ国際空港はニューヨークの東、ジャマイカ湾に面したアメリカを代表する国際空港。ラガーディア空港、ニューアーク・リバティー国際空港と並ぶニューヨークの主要3空港のひとつだ。成田国際空港の約2倍、約20平方キロメートルもの敷地面積を持つ。日本からニューヨークへの直行便を利用する人は、多くの場合この空港に到着する事になるだろう。

デルタ航空とジェットブルー航空がハブ空港として利用しており、その他100社にも及ぶ航空会社の定期便が就航。現在6つのターミナルが稼働しているが、それでも混雑は増す一方という世界的にも大変忙しい空港である。一般的に空港の頭文字を取って「JFK空港」、あるいは「ケネディ・エアポート」と呼ばれている。

・ジョン・F・ケネディ国際空港公式ホームページ
https://www.panynj.gov/airports/jfk.html

ターミナル

9つのターミナルが存在していたが、現在稼働しているのは第1ターミナル、第2ターミナル、第4ターミナル、第5ターミナル、第7ターミナル、第8ターミナルの合計6つ。そのうち日本からの直行便が就航するのは第1ターミナル(JAL)、第4ターミナル、第7ターミナル(ANA)だ。各ターミナル間は距離がある為徒歩での移動はできないが、ニューヨーク市の新交通システム「エアトレイン」を利用して無料で移動できる。

・各ターミナルのマップ
https://www.panynj.gov/airports/jfk-airport-map.html

乗り継ぎ

異なるターミナルで乗り継ぎを行う場合には、エアトレインを利用しての移動(15分程度)や再度のセキュリティチェックを受ける時間を考慮して早めの行動を心がけよう。国内線なら出発の1時間30分-2時間前、国際線なら2時間-3時間に到着するのが目安だ。また、ラガーディア空港やニューアーク・リバティー国際空港等を移動しての乗り継ぎを行う場合には、到着後に荷物を受け取ってからエアポートバスやタクシーを利用しよう。

なお、空港からマンハッタンまでは、スムーズに行けば片道1時間、往復2時間程度で移動できる。入国審査を1時間、3時間前に到着しておくとして、乗り継ぎ便の出発まで最低でも8時間以上あれば、ニューヨーク観光も視野に入れてみよう。第1ターミナル、第4ターミナル、第5ターミナルの到着ロビーには荷物預かりサービスがあり、乗り継ぎ便の航空券とパスポートを提示すれば利用できる。身軽に行動したい人にお勧めだ。

Wi-Fi、SIMカード

空港内では無料でWi-Fiが利用できる。〈Boingo Hotspot〉のネットワークを選択して「Get Online Now」をタップするだけと手続きは簡単だが、30分しか利用できないのが難点。こまめに接続しなおす事が面倒な場合は海外用Wi-Fiルータ等のレンタルを検討しよう。また、空港内にはSIMカードを販売する自販機も設置されている。

免税店、レストラン

ケネディ国際空港は広大な敷地面積を誇るが、1つ1つのターミナルはこじんまりとしている。免税店や飲食店はそれぞれのターミナル内に営業しているが、特に充実しているのは第4ターミナルと、次いで第1ターミナル。ニューヨークの人気ブランドが軒を連ねており、お土産を買い忘れた場合にも安心だ。

両替所、ATM

空港内には至る所に両替所やATMがあるので安心。ただし両替のレートは決して良くないので、あらかじめ日本で両替を済ませておくか、空港では最低限の両替のみ行って残りは市内で行うのが無難だ。

ラウンジ

プライオリティパス(年会費を支払う事で世界中900ヵ所以上の空港ラウンジに無料で入場できるパス)を使って入場可能なラウンジは以下の通り。シャワーを利用できるラウンジもあるので積極的に利用しよう。

・ターミナル1
Air France Lounge(6:00-17:30、23:00-02:00/シャワー設備あり)、KAL BUSINESS CLASS LOUNGE(14:00-20:30/シャワー設備あり)

・ターミナル4
WINGTIPS LOUNGE(24時間営業)

>>ラウンジが利用できるクレジットカードはこちら<<

ジョン・F・ケネディ国際空港から市内へのアクセス

到着後は、入国審査⇒預けた荷物の受け取り⇒税関を通過⇒出口という流れ。税関の審査を終えて出口を出たら、空港内の標識にしたがって各交通機関の乗り場へ向かおう。

エアトレインで市内へ

エアトレインは、ケネディ国際空港とニューヨーク都心部とを結ぶ新しい交通システム。空港内の各ターミナル間を始め、地下鉄Jamaica駅やHoward Beach駅へもアクセスが可能だ。運賃も$5とリーズナブルで、24時間運行しているのも嬉しいところ。

■所要時間
マンハッタンまで1時間。

■料金
$8.75(エアトレイン$5+地下鉄$2.75+メトロカード発行代$1)。

■運行間隔
日中は7分おき、20:00-28:00は15分置き。

■乗車方法
①エアトレインに乗車してJamaica駅あるいはHoward Beach駅で下車。※ミッドタウンやアップタウンに行く場合にはJamaica駅、ダウンタウンに行く場合にはHoward Beach駅で下車。

②改札手前のメトロカードの発券機でエアトレインの運賃と、地下鉄の乗車代分($7.75)のメトロカードを購入する。

③メトロカードを通して改札を抜け、案内に従って地下鉄の駅に乗り継ぐ。

エアポーターで市内へ

エアポーターは空港から都市部に向かうバスの中で最も大きいバス。乗り継ぐ必要がなくスムーズに市内まで迎えるので、バスの発着時刻とのタイミングが合えば利用してみよう。

<エアポーター>
■所要時間
1時間30分程度。

■運行時間
5:00-23:30(運行間隔は20分-30分程度)。

■料金
$17程度。料金は前払い制で、現金かクレジットカードが利用可能。「NYC Airporter」のロゴの入ったジャンパーを羽織った職員に自分の行き先を伝えよう。

■主な停留所
Port Authority Bus Terminal、Grand Central駅、Pennsylvania駅、Bryant Park

■乗り場
各ターミナルを出て、「Express Buses to NYC」の案内に従って進む。

・エアポーター公式ホームページ
http://www.nycairporter.com/x

タクシーで市内へ

待ち時間もなく、目的地に直接向かう事ができる。やや割高だがスムーズに移動したい人にお勧め。

■所要時間
50分-1時間程度(道路の混雑状況による)。

■料金
$55程度(チップ含む)。

■乗り場
タクシー(Taxi)のサインにしたがって、各ターミナル到着フロアを出たところの公認タクシー乗り場へ。

日本-ニューヨーク間のフライトで得られるマイル

  • 出発地 貯まるマイル数
    東京/成田 1万3474マイル
    東京/羽田 1万3508マイル
    参考として、1万マイルで東京-大阪間の航空券に、2万マイルで東京-グアム間の航空券に換えることができる。

    ※マイル数は往復分を表記
    ※航空会社や利用する時期、割引によってマイル数は変動する

    ➡ 【貯めなきゃ損】マイルの貯め方・使い方の徹底解説はこちら

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