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グアムの治安・危険情報、犯罪の手口や、危険なエリア

グアムの治安・危険情報

2018/03/09 更新

データガイド
データガイド

日本から約3時間の場所にある海外旅行の定番グアム。グアムへの観光客のうち約90%が日本人という、日本人から大変人気の高い南国リゾート地だ。

しかし、そんな日本人にとって馴染み深いグアムであるが、日本と比較すると治安は決して良いとは言えない。実際に日本人を狙ったスリや車上荒らしなどの軽犯罪は数多く発生している。楽しく安全にグアムを観光するためにも、事前に犯罪の手口と対応策を把握しておこう。また、最新のグアムの情勢については外務省のホームページ等を参照にしてほしい。

■外務省 海外安全ホームページ(グアム)

グアムの犯罪データ

世界治安ランキング103位(163ヶ国中)

殺人は7件(人口10万人あたり)
強盗は77件(人口10万人あたり)
(2013年度 グアム警察の調査による)

グアムの犯罪と危険

先述した通り、今や大人気のグアムだが、観光客が多い分、スリや詐欺をはじめとした軽犯罪は非常に多い。特に、ビーチや繁華街などで多発しており、グアムの南国ムードに気を緩めず、どんな時でも注意を怠らないことが大切だ。ここで手口と対策を事前にきちんと把握し、楽しいグアム旅行にしよう。


  • 車上荒らし

    ■手口
    グアムではレンタカーを借りてビーチなどの観光スポットに訪れる観光客が多いが、その際に気をつけなければならないのがレンタカーを狙った車上荒らしだ。外から窓ガラスを割られ、車内の荷物を盗まれる。特に、レンタカーの保険では、盗難によるガラスの破損などは保証されないことがあるため、弁償代として大金を支払わなければいけなくなる場合もある。

    ■対策
    絶対に車内に荷物を置いていかない。

  • 置き引き

    ■手口
    ビーチやレストラン、ホテルのロビーなどで、ほんの少し荷物から目を離した隙に、置き引きに遭う事例が多発している。個室トイレの扉にバッグをかけて用を足していた時に、扉の向こうから手が伸びてきてバッグを持ち去られたなどというケースも報告されている。

    ■対策
    いかなる場合でも荷物から目を離さない。面倒だが、少し離れる場合でも荷物を持っていくか、友人か家族に荷物を見といてもらおう。

  • タクシーでの犯罪

    ■手口
    通常より高い料金を請求されたり、偽ブランド品を売る店や、ぼったくりの店などへ連れて行かれる。また、夜に女性が一人でタクシーに乗るのは非常に危険。近道だと言われ、人影の少ない場所に連れて行かれ、性犯罪に巻き込まれるケースも少なくない。

    ■対策
    タクシーに乗る際は、ホテルのフロントに頼んで呼んでもらうおう。また、事前に目的地までの道のりをある程度地図で把握し、目的地以外の場所へ連れて行かれそうになった場合は、きちんと拒否すること。そして、女性は一人でタクシーに乗ることは絶対に避けよう。


  • ホテルを選ぶ際に気を付けた方がいいこと

    以下の記事内で、グアムでホテル選びをする際に気を付けるべきことと、観光の拠点に最適な地区をご紹介している。ホテル探しが終わっている人でも危険地域を把握するのに役立つ内容となっている。グアムの危険地域を把握して安全に旅行を楽しもう。

    ➡ 【グアムのホテル】気を付けるべきことの解説記事はこちら


    海外旅行保険には入るべき?

    海外旅行保険には傷害治療費用や賠償責任など様々な補償がついているが、必要以上の補償や保険金が設定されているケースが多々ある。そこでHowTravel編集部では、どのような補償が実際に使われ、どのくらいの保険金が支払われたかを調査し、各社の海外旅行保険を比較し、保険選びのポイントをまとめた。

    特に、ツアーやホテルのネット予約時に勧められた保険や、空港のカウンターで保険に申込んでいる人は、割高な保険に加入している可能性が高い。以下の記事内では無料の海外旅行保険も紹介しているので、是非ご一読頂きたい。

    ➡ 海外旅行保険選びのポイント記事はこちら

    グアムで犯罪が発生しやすい場所

  • タモンビーチ

    グアムの中でも人気の高いビーチ。そのため観光客は多いが、それに伴って、置きっぱなしにした荷物の置き引き被害が多数報告されている。事前にできるだけ手荷物を減らしておくのが得策だろう。
  • リティディアンビーチ

    グアムの数あるビーチの中でも特に透明度が高く、星の砂が拾えるビーチとして大変人気のあるビーチ。レンタカーを狙った車上荒らしが多発しており、他にも銃を押し付けられて強盗されるなどの物騒な事件もしばしば。また、潮の流れも強いため、一人やカップルなどで海に足を踏み入れるのは危険。ツアーでの参加がお勧め。
  • もしもグアムで犯罪あってしまったら

    細心の注意を払いながら観光することでほとんどの犯罪からは逃れられるが、不幸にも犯罪にあってしまった場合は、被害を最小にとどめるためにも迅速な行動が必要だ。



    盗難の場合

    貴重品等を盗まれた場合は、すぐさまマイクロネシア・アシスタンス・インク(MAI)に被害届けを出そう。グアムの旅行会社が共同出資して設立した会社で、24時間体制で、旅行中の病気やケガ・盗難など、観光客のあらゆるトラブルに日本語で対応してくれる。



    マイクロネシア・アシスタンス・インク(MAI)
    ■住所:590 South Marine Corps Drive, Suite 312, Tamuning, GU 96931
    ■電話番号:+1 671 649 8147



    パスポートが盗まれた場合

    まずは警察に出向いて盗難を報告し、パスポートが盗まれたという証明書(ポリスレポート)を発行してもらおう。その証明書を持って最寄りの日本大使館に行き、旅券の失効手続きに入る。また、手続きをスムーズに行うためにも、予めパスポートの番号を控えておくと良いだろう。



    在ハガッニャ日本国総領事館(Consulate-General of Japan in Hagatna)
    ■住所:590 South Marine Corps Drive, Suite 312, Tamuning, GU 96931
    ■電話番号:+1 671 646 1290

    暴行の場合

    警察に行き、暴行を受けた旨と検査を受けたい意志を伝えよう。また、グアムなら下記の病院に行くのがお勧めだ。日本人旅行者の不意の疾病や怪我に日本語で対応でき、日本人医師による観光客専用のクリニック。



    グアム旅行者クリニック(Guam Tourist Clinic)
    ■住所:1051 Pale San Vitores Rd., Suite 106, Tamuning, Guam 96913
    ■電話番号:+1 671647 7771

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    (Photo byMichael GilAaron HeadlyHajime NAKANOhappyfish70)

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