グラナダ洞窟フラメンコ・ショー
フラメンコ発祥の地とも言われるグラナダ。世界遺産サクロモンテ地区にある洞窟型のタブラオで、情熱の舞台を観賞しよう。演者と観客席の距離は非常に近く、手を伸ばせば届きそうな位置で大迫力のダンスを見ることができる。住所
Calle Albayzin, 18630 Otura, Granada
料金
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営業時間
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休業日
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目次
スペインがイスラム支配下にあった時代にはムスリムの居住区であり、白壁と石畳が特徴的な景観をもっている。
城塞都市としての側面もあったため、迷路のように入り組んだ路地も特徴だ。
漫然と歩いていると、中東の都市に迷い込んだような気分になるかもしれない。
アルバイシン地域ではいたるところからアルハンブラ宮殿を見渡すこともできるので、宮殿のさまざまな表情を見るにも最適のビュースポットといえるだろう。
世界各地の旧市街を歩くのが好きという人にはうってつけの街だ。
城塞都市でもあったアルバイシンに入るためには、ルートが限られている。
世界各地の城塞都市がそうであるように、アルバイシンにも入口に大きな門が設置されているのだ。
古い街並みを歩く場合、こういった門は物理的にも心理的にも「ここからだ」という昂揚感を与えてくれるものだが、アルバイシンの門も例外ではない。
焦茶色の大きな門には半円形のアーチがあしらわれており、いかにもイスラムの街だという空気を伝えてくれる。
できることならば、ゆっくりと門を見上げながら、当時の人々の気持ちになってくぐりたいものだ。
アルバイシンは歴史ある街並みだが、あくまでも現在進行形で人々が生活している街だということを忘れてはいけない。
アルバイシン地区の中心にあるラルガ広場では常に露店が出ており、果物や野菜を買うことができる。
また、広場に面してたくさんのバルもあるため、休憩するにもちょうどいいだろう。
今でも人々の交流の場としてこの広場は機能しているわけだ。
景観の面では歴史を保存しつつも、生活は絶えず更新されているのが街という生き物なのだ。
グラナダの過去と未来を繋いでいるのがこのラルガ広場だといえるだろう。
アルバイシン地区特有の構造物としては、アルヒベスを挙げることができるだろう。
実に28も存在しているので、アルバイシンを散策していれば幾度となく出会うはずだ。
ロールケーキのようなトンネル状の形状をした石の構造物だが、実はこれはアラブの貯水槽なのだ。
壁伝いに落ちてくる雨水を貯めるだけというシンプルな構造だが、なんと現在でも大半が使用されているというのだから、当時のアラブ人たちの技術力には恐れ入ってしまう。
アラブ人にとって水がいかに大事だったかが窺えるだろう。
グラナダ洞窟フラメンコ・ショー
フラメンコ発祥の地とも言われるグラナダ。世界遺産サクロモンテ地区にある洞窟型のタブラオで、情熱の舞台を観賞しよう。演者と観客席の距離は非常に近く、手を伸ばせば届きそうな位置で大迫力のダンスを見ることができる。グラナダは公共交通網がさほど充実しているとはいえない都市だが、世界遺産にも登録されているアルバイシンへは比較的簡単にアクセスすることができる。
もし迷ったとしても、地元の人に尋ねれば確実に行き方を教えてもらえるはずなので、さほど心配する必要はないだろう。
ただし、あまり治安の良いエリアではないので、あまり夜遅くまで出歩くことは避けるようにしよう。
【マイクロバスの場合】
グラナダ観光の基点であるヌエバ広場からは、アルバイシンまで一本で来ることのできるマイクロバスが出ている。
「El Albayzin」行のバスに乗って終点まで行けばよい。
バスの料金は€1.10だ。
【徒歩の場合】
ヌエバ広場からであれば、アルバイシンまでは徒歩圏内にある。
道に迷わなければわずか5分程度で到着するので、散策好きの人であればこちらもオススメだ。
ただし、城塞都市特有のわかりづらさもあるので、足に自信のない人はもしものことを考えて避けておくほうが賢明かもしれない。
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