路線説明
ナポリには、メトロが7路線、ケーブルカーが4路線走っており、ナポリ市内を網羅している。
メトロの7路線は、様々な
鉄道会社が参入しており、1号線と6号線は、メトロナポリが運営している。
2号線は
トレニタリア、3号線、4号線はチルクムヴェズヴィアーナ、5号線、7号線は、SEPSAが運営している。
1号線は、市内中心部とヴォーメロ地区や医療地区、ピシノーラ地区の山手地区までをつないでおり、将来環状線となる予定だ。
ナポリのメトロの乗車券は、時間制でメトロ・バス・トラムと共通で乗り放題だ。
路線図HP
http://www.worldmapfinder.com/Map_Earth.php?ID=/Jp/Europe/Italy/Naples/Naples_Metro
乗車券の種類
乗車券の種類と料金
■1回券
€1.0。
■90分券
90分以内であれば乗り放題。
ただし、メトロとメトロ、バスとバスなど同じ交通機関を利用することはできない。€1.5。
■1日券(ジョルナリエーロ)
打刻してから24時間ではなく、打刻した日の深夜24時まで有効。€3.5。
乗車券の購入場所
■駅の窓口
■自動券売機
■タバッキ
メトロの乗り方
メトロの乗車券を購入したら、いよいよ乗車だ。
自動改札口に乗車券を挿入し、日時を印字する。
目的地に行くメトロの行き先と番号を確認し、ホームへ向かう。
メトロは比較的わかりやすいが、進行方向を間違えないように、終点駅を確認して乗車したほうがよい。
メトロはスリが多いため、混雑時は特に気を付ける。
乗車するときに混みあっている場合は、見送って次の電車に乗る方がよい。
また、途中で混みあってきた場合も十分気をつける。
メトロの降り方
ナポリのメトロは、車内でアナウンスがされないため、降りる駅が何番目の駅か、前後の駅名を確認しておいた方がよい。
また、事前に路線地図を用意しておくと良いだろう。
目的に着いたらそのまま出口に向かう。
ナポリのメトロは、日本のように降りるときに改札口を通らなくてもよい。
切符は回収しないため、そのまま降りて出口を出ることができる。
その他注意点
■スリに注意
メトロにはスリが多く、その手口は様々である。
例えば、二人組がやってきて、そのうちの一人から時間を尋ねられ、説明している間に、もう一人が鞄から財布を盗むなどの被害もある。
鞄から目を離すと危険なので、必ず鞄は抱えるようにもっておく。
また、話しかけられても無視することが一番だ。
■荷物は最小限に
スリはあらゆる手段を使って犯行を行うため、常に気をつけなければならない。
メトロで、バッグを脇に抱えるようにして注意を払っていたにも関わらず、気が付けばカッターのような物で、鞄が切られていて中身が盗られたというケースもある。
メトロに乗るときは、鞄は持たないようにするか、必要最小限の小さい鞄にするのが良いだろう。
旅のプロ直伝 メトロ利用のポイント
旅工房トラベル・コンシェルジュ
イタリア担当
伊藤 智康
提携パートナー
ナポリ内の移動であれば、地下鉄ライン1は比較的利便性が高いので事前に調べてから利用してみてくださいね。また、時々販売機が壊れていてチケットが買えないこともありますのでご注意を。タバッコまで行けば買えるのでご安心くださいね。
編集部一押しの観光プラン
青の洞窟が見たいならこれ!カプリ島を満喫する1日
定番スポット青の洞窟へ!カプリ島日帰り観光ツアー
神秘的な
青の洞窟を観賞する、カプリ島日帰り観光プラン。日本語ガイド同行でナポリ島からのアクセスもスムーズ。定番スポット散策や見晴らしの良いレストランでの地方料理のランチなど、混雑必至のカプリ島も安心して楽しめる。
➡ 詳細はこちら
ナポリ旅行者の必読記事
(Photo by Finizio jimmyweee)