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フランクフルト空港と市内へのアクセス方法

フランクフルト空港と市内へのアクセス

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

概要

特徴

フランクフルト空港は、フランクフルト・アム・マイン(Frankfurt am Main)の中心から南西におよそ12キロメートルのところに位置するドイツ最大の空港だ。2015年の総旅客数は6000万人を超え、ヨーロッパ全体で見てもロンドンのヒースロー空港やパリのシャルル・ド・ゴール空港に次いで3番目、世界で12番目の旅客数を誇る。ルフトハンザ航空とそのグループのハブ空港。日本においても、羽田空港、成田空港、関西国際空港、中部国際空港からの直行便が運航されている。

2つのターミナルがあり、ターミナル1は主にルフトハンザ航空とそのグループ、スターアライアンス加盟の航空会社が利用。ターミナル2は主にワンワールド加盟の航空会社が利用している。

・フランクフルト空港公式ホームページ
http://www.frankfurt-airport.com/content/frankfurt_airport/en.html

各ターミナルの航空会社

フランクフルト空港には2つのターミナルがあり、ターミナル1にはA-Cの3つのコンコース、ターミナル2にはD、Eの2つのコンコースがある。

スターアライアンス系列の航空会社の飛行機は全てターミナル1に発着。日本人の利用者が多いルフトハンザ航空はターミナル1のコンコースA、ANAはターミナル1のコンコースB、またJALはターミナル2のコンコースDを使用している。ターミナル間は無料のシャトルバスや、新交通システム「スカイライン/Skyline」で移動が可能だ。

■ターミナル1
・コンコースA
ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、オーストリアン・アローズ他

・コンコースB
全日本空輸(ANA)、エチオピア航空、中国国際航空、エジプト航空、シンガポール航空他

・コンコースC
エア・インディア、アシアナ航空、タイ国際航空、USエアウェイズ他

■ターミナル2
・コンコースD
エアリンガス、アエロフロート、チャイナエアライン(中華航空)、中国東方航空、日本航空(JAL)、大韓航空他

・コンコースE
エア・ベルリン、アメリカン航空、アルマヴィア、ブリティッシュ・エアウェイズ他

・各ターミナルのマップ
http://www.frankfurt-airport.com/content/frankfurt_airport/en/misc/container/Uebersichtsplan-T1-und-T2-Sep-2014/jcr:content.file/t1t2_0914.pdf

Wi-Fi、SIMカード

フランクフルト空港内では無料のWi-Fiを利用可能だ。〈Telekom HotSpot〉のネットワークに接続して簡単な登録をすると、24時間無料でインターネットに接続することができる。

また、空港の到着ゲート付近には旅行者向けのプリペイド式SIMカードを販売しているブースがいくつかある。料金はやや割高だが、カードの装着までやってくれるので便利だ。また、SIMカードを販売している自販機もいくつか存在する。

乗り継ぎ

ドイツ最大規模であるフランクフルト空港は、増改築を繰り返してきた事もあって広大で複雑な作りになっている。乗り継ぎが不安に思う人も多いだろう。乗り継ぎで失敗しない最前の方法は、空港内の至るところに表示されているゲートナンバーを見失わない事だ。また、発着する飛行機の数も多く、出発時にはゲートナンバーが決まっていない事や、ゲートナンバーの急な変更も多いが、慌てずに電光掲示板を確認しよう。また、ドイツのルフトハンザ航空日本の航空会社を利用する場合には、到着時に日本人スタッフが待機している事もある。

免税店、お土産

フランクフルト空港はドイツ観光の要であるのはもちろん、他国へ向かう途中の乗り継ぎ(トランジット)で訪れる人も多い場所だ。各ターミナルは免税店が充実しており、軽食やお菓子、グッチやブルガリなどの高級ブランド品までほとんどのものが手に入る。日本でも有名なWeleda等の化粧品も、日本よりはるかに低価格で購入できるのが魅力。ドイツの人気グミ「ハリボー」のショップやドイツで一番人気のチョコレート「リッタースポーツ」等、甘いもの好きにはたまらない。お土産探しはもちろん、時間つぶしにもなるので、あちこち散策してみよう。

なお、日本でも人気が高いRIMOWA(リモワ)のスーツケースは空港内の「WorldShop」で購入可能。ルフトハンザ航空のオリジナルモデルが手に入る。

カフェ、レストラン

フランクフルト空港は食事ができる場所も充実している。ドイツのグルメはもちろん、日本料理を始め世界中の料理も楽しめる。出国前やトランジット時に、ご当地グルメやビールを存分に味わおう。お勧めはターミナル1にある「Connection Cafe & Diner」。ドイツビールとおつまみが気軽に味わえる。スターバックスやマクドナルドといった世界的チェーンのカフェやファストフードの店舗も多い。

両替所、ATM

両替所とATMは空港各所に、手荷物預かり所はターミナル1の到着階(Level/Ebene 1)のコンコースB、出発階(Level 2)のコンコースBとCの間、ターミナル2の到着階(Level 2)のコンコースDにある。

ラウンジ

巨大ハブ空港であるフランクフルト空港内には実にさまざまなラウンジが入っている。プライオリティパス(年会費を支払う事で世界中900ヵ所以上の空港ラウンジに無料で入場できるパス)を使って入場可能なラウンジは以下の2ヶ所。いずれも軽食やシャワー等のサービスがあるくつろげる空間となっている。その他のラウンジの利用条件は各航空会社やカード会社で確認を。

■ターミナル1
LuxxLounge(営業時間は6:00-21:30)

■ターミナル2
Sky Lounge(営業時間は6:45-21:00)

>>ラウンジが利用できるクレジットカードはこちら<<

フランクフルト空港から市内へのアクセス

空港からの乗り換え


ターミナル1は4階、ターミナル2は3階が到着階。入国審査後に荷物を受け取り、税関を通過して出口を出たら、空港内の標識にしたがって各交通機関の乗り場まで向かおう。

フランクフルト近郊では地下鉄Uバーン)、Sバーン(都市近郊鉄道)、トラム、路線バス等のさまざまな公共交通機関が運行していて、MVVやRMVと呼ばれるネットワークが管理している。チケットはゾーン制になっており、乗り物ごとではなく、自分が移動するゾーンの数で料金が決定する。同じゾーン内であれば何駅移動しても料金は同じだ。

1回券は移動するゾーンの数を、1日券は有効エリアを選んで購入する。日本語対応のタッチパネル式券売機もあるので心強い。適正なルートであれば、MVVの他の交通機関へ乗り継ぎも可。また、1日券は日付指定で事前に購入することもできる。

また、チケットには有効期限があるのも気を付けたい。フランクフルトでは、1回券にも購入した日時や有効時間が記載されているのでチケットの有効化は必要ないが、バス車内などで日付を指定していないチケット(「Hier Entwerten」と書いてあるはず)を購入した場合には、車内等にある打刻機でチケットを有効化することを忘れないようにしよう。

フランクフルト空港は「ゾーン5090(空港ゾーン)」、市内は「ゾーン50(Frankfurt am Main)」に該当する。券売機でチケットを購入する際に目的地を選択すると、移動するゾーン数に応じた料金が表示される。

Sバーンで市内へ

Sバーンとは、フランクフルト空港とフランクフルト市内中心部を結ぶドイツ鉄道(DB)の、都市近郊電車Sバーン8号線とSバーン9号線を指す。フランクフルト中央駅(Frankfurt (Main) Hauptbahnhof)からSバーンの全路線、地下鉄UバーンUバーン4号、Uバーン5号線またはトラムに乗り継ぐことができる。

■所要時間
フランクフルト中央駅まで12分。15分おきの運行。

■料金
RMV大人1回券(Einzelfahrkarte)は、€4.55(空港「ゾーン5090」-市内「50」の料金)。

※チケットの目的地まで/有効時間内で適正なルートであれば、他の交通機関への乗り継ぎも可。

■乗り場
ターミナル1の地下にあるS-Bahnの駅(Frankfurt(Main)Flughafen Regionalbahnhof)へ。ターミナル2からは無料のシャトルバスまたはスカイラインでターミナル1へ移動。

Sバーンについての詳細はこちら

バスで市内へ


フランクフルト空港とフランクフルト市内中心部を結ぶ路線バス。チケットはRMVの券売機または車内でドライバーから購入することができる。他の交通機関への乗り継ぎも可能だ。

61番線はフランクフルト南駅(S¨udbahnhof)行き、ナイトバスn7番線は南駅経由コンスタブラーヴァッヘ(Konstablerwache)駅行き、n81番線はコンスタブラーヴァッヘ駅行き。南駅、コンスタブラーヴァッヘ駅ともSバーンUバーントラムの複数路線が乗り入れているので乗り継ぎにも便利だ。

■所要時間
南駅までおよそ35分。コンスタブラーヴァッヘ駅までn7番線でおよそ45分、n81番線で25分。
61番線は、およそ15分おきの運行(深夜、早朝、土日祝日はおよそ30分おき)。
n7番線は、30分おきの運行(1:36-3:36)。
n81番線は、2:00と3:00の2本。

■料金
RMV大人1回券(Einzelfahrkarte)は、€4.55(空港「ゾーン5090」-市内「50」の料金)。

■乗り場
61番線は、ターミナル1の16番線乗り場。ターミナル2はコンコースE、出口8近くのバス乗り場。
n7番線は、ターミナル1の18番線乗り場。
n81番線は、ターミナル1の21番線乗り場。

バスについての詳細はこちら

タクシーで市内へ


ドイツの公認のタクシーは車体がクリーム色で、屋根の上に「TAXI」のサインがある。空港内で客引きをしている非公認のドライバーもいるが、安全の為にもタクシー乗り場から公認のタクシーに乗るようにしよう。乗車したらメーターがきちんと動いているのを確認するように。

■所要時間
市内中心まで20-30分。

■料金
市内中心までおよそ€40。

※料金はメーター制、夜間(22:00-6:00)割増料金あり。

■乗り場
各ターミナル到着エリアを出た所にタクシー乗り場がある。

タクシーについての詳細はこちら

送迎で市内へ

言語に自信がない場合や、到着が深夜や早朝になってしまう場合、荷物が多い場合などには空港とホテルを直接結んでいる送迎が楽ちんでお勧めだ。日本語ドライバーによるラグジュアリーな送迎から、現地語ドライバーによるお得な送迎などがあるため、自分に最適な手段を選ぼう。現地語ドライバーでも、到着時間や目的地は日本語で事前入力なので安心だ。

➡ 送迎予約はこちら

(Photo by kenward Cristian Bortes warpr PIVISO bizmac Cristian Bortes Benjamin Forrest TravelingOtter)

日本-フランクフルト間のフライトで得られるマイル

  • 出発地 貯まるマイル数
    東京/成田 1万1652マイル
    東京/羽田 1万1652マイル
    大阪/関西 1万1522マイル
    名古屋/中部 1万1564マイル
    参考として、1万マイルで東京-大阪間の航空券に、2万マイルで東京-グアム間の航空券に換えることができる。

    ※マイル数は往復分を表記
    ※航空会社や利用する時期、割引によってマイル数は変動する

    ➡ 【貯めなきゃ損】マイルの貯め方・使い方の徹底解説はこちら

  • 編集部一押しの観光プラン

    3泊5日でたっぷり観光、フランクフルト弾丸ツアー

  • フランクフルト5日間
    160,000円-

    フランクフルトに3泊する全5日間の旅。羽田を午前に発って現地の夕方着、帰国の際は現地の夜出発と短い旅程ながら現地での滞在時間を出来るだけ長く取ってあるのが嬉しいポイント。困った際はH.I.Sの現地スタッフが日本語でサポートしてくれるので安心だ。
    ➡ 詳細はこちら
  • ➡ その他のフランクフルトツアーはこちら

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