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オーストリア政府観光局からHowTravel利用者へのメッセージ

2017/12/21 更新

ヨーロッパの伝統や歴史が、今も街を支配するオーストリア。ヨーロッパ通から根強い人気を誇る国です。オーストリアの魅力や、我々旅行客が知っておきたいことなどを、オーストリア政府観光局の広報担当青山マリア氏にインタビューしてきました。


オーストリア政府観光局 広報担当
青山 マリア 氏

難民問題が旅行客に及ぼす影響に関して教えてください。

難民は観光客に影響を与えていません。2015年秋頃に問題になった難民ですが、2年が経過した現在では既に対策が進められているので、町に難民があふれている、というような状況ではなく、観光する上では気にしなくても大丈夫です。


テロの危険性や対策はいかがでしょうか。

オーストリア政府としてはテロの脅威をしっかり認識していて、対策を行っています。例えば、クリスマスマーケットには車が侵入できないようなバリケードを作っていたり、旧市街などで警察が多く出るなどしています。このような対策のおかげで、幸いなことに、今のところオーストリアではテロを未然に防ぐことに成功していて、大きなテロ事件にまで発展したことはありません。

また、2017年10月から「覆面禁止法」という法律が施行されました。この法律によって、マスクやマフラーなどで過度に顔を覆っていると、警察に注意されたり、罰金を取られる可能性があります。既に、日本人もこの法律に基づいて罰金を課せられてしまったケースがあるので、注意なさってください。
※覆面禁止法とは、「公共の場での顔を覆うベールの着用を禁止する」法律。

オーストリアの日本人への印象はどのようなものなのでしょうか

日本人へは良いイメージを持っていますよ。騒いで周りに迷惑をかけるということもなく、とても親切な国民というイメージがあるので、オーストリアのどこでも歓迎されると思います。

2018年1月よりオーストリア政府観光局とウィーン在日代表部が統合されます。どんな風に変わりますか?

これまでオーストリア政府観光局は、ウィーンを含めてオーストリアの様々な都市をアピールしてきました。ここに、日本人から人気の都市「ウィーン」のエキスパートであるウィーン在日代表部が一緒になることで、より日本人旅行者のニーズに合った提案を充実させることができると思います。


オーストリアの特徴とは?

文化面に大きな特徴があります。オーストリアには洗練された高い質の文化が数多くあり、いくつかは無形文化遺産に登録されているんです。例えば、ウィーン少年合唱団などの音楽文化、舞踏会、カフェ文化等です。

100年以上の歴史を持つカフェは至るところにあります。カフェで提供される昔ながらの本場のコーヒーや、スイーツはもちろん、現地人がカフェでのんびりと思い思いに過ごすスタイル自体がヨーロッパの古くからの文化で、オーストリアには今なお息づいています。

また、オーストリアの街は音楽で溢れています。地方に行けばその土地特有の音楽がありますし、首都ウィーンではオーストリア・ハンガリー帝国皇帝が聞いていたような壮大な音楽を楽しむことができます。ウィーンの街だけであっても、質の高い国立歌劇場で行われるオペラや、気楽なミュージカル、合唱団など多様な音楽に出会えます。

日本と比べると音楽を楽しむ方法がたくさんあり、予算や時間など、自分にあったスタイルで気楽に音楽を楽しむことができますよ。例えば、会場の後ろの立ち見席などで良ければ、300-500円程度で本物のオペラを楽しむことだってできます。ストリートでは無料で質の高いパフォーマンスが行われていることも多いですし、夏頃には劇場の前のスクリーンでオペラが放映されることもあります。現地の人も、自分たちの気分やお財布と相談しながら自分にあった方法で音楽を楽しんでいますよ。

また、ウィーンには、もともと巨大な帝国「オーストリア・ハンガリー帝国」の首都だったこともあり、世界各地から美味しい食材が集まっています。意外と知られていませんが、「ウィーン料理」という都市名を冠した料理のジャンルがあるほど、ウィーンは食の都でもあるんです。

オーストリアを楽しむコツを教えてください。

ゆったりと街を散歩することだと思います。

オーストリアは、首都のウィーンが8年連続で「住みやすい都市ランキング」で1位に輝いているほど、居心地の良い国です。他のヨーロッパの観光都市と比べると観光客が少ないですし、オーストリア人の国民性である、せかせかしないゆったりとした雰囲気が街全体に溢れているので、とても気持ち良くのんびり散策できます。また、歩ける距離に世界遺産などの見所がギュッと詰まっているので、散策していて楽しいです。少し疲れたら伝統的な本場のカフェで休憩できますし、たぶんウィーンは世界で一番散歩が楽しい街だと思いますよ。

オーストリアの雰囲気に合わせて、是非のんびりと街を散策してほしいなと思います。

■QUALITY OF LIVING CITY RANKINGS (住みやすい都市ランキング)
国名 2017年ランキング
ウィーン(オーストリア) 1位
チューリッヒ(スイス) 2位
オークランド(ニュージーランド) 3位
ミュンヘン(ドイツ) 4位
バンクーバー(カナダ) 5位
デュッセルドルフ(ドイツ) 6位
フランクフルト(ドイツ) 7位
ジュネーブ(スイス) 8位
コペンハーゲン(デンマーク) 9位
シドニー(オーストラリア) 10位
(データ参照元:Mercer公式HP(英語のみ)


オーストリアは、どんな人におすすめですか?

伝統的なヨーロッパを感じたい方におすすめです。

また、親孝行したい方、親を連れて旅行に行きたい方には最適な場所だと思います。街がコンパクトで歩きやすいですし、いたるところにカフェがあるので、ゆったりできますよ。高齢者にも優しい街だと思います。

女子旅にも良いと思います。街がお洒落でかわいくてSNS映えしますし、イメージはないかもしれませんが、食がとても美味しいんです。

ハネムーンにもおすすめですよ。北欧のようなシンプルなデザインではなく、ゴージャスなテイストの国なので、お姫様気分になりたいハネムーンにはぴったりです!



HowTravel読者へのメッセージ

2度目のヨーロッパや、ヨーロッパ周遊旅行の行先きを検討中であれば、是非オーストリアにおいでください。

オーストリアは、ヨーロッパの歴史や伝統に簡単に触れることができる国です。ヨーロッパの他の観光都市だと、どうしても観光地化されていますし、人で混雑しています。一方、オーストリアでは、ヨーロッパの現地人の暮らしだったり、生活の中に生きている伝統だったりといった、本物のヨーロッパを簡単に感じることができます。ゆったりと本物を味わう旅がしたいと思った時、オーストリアのことを思い出していただけたら嬉しいです。

いくらでも深堀りができて、満足度も高い国なので、リピーターになる方も多いですよ。お待ちしております。

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