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マレーシアの通貨・免税、チップの慣習、両替所の場所や営業時間

マレーシアの通貨・両替・免税

2017/05/05 更新

データガイド
データガイド

チェック

通貨

通貨の種類

マレーシアの通貨単位はリンギット(MYR)で、補助単位はセン(¢)。MYR1=¢100である。紙幣はMYR100、MYR50、MYR20、MYR10、MYR5、MYR1の6種類。コインは¢50、¢20、¢10、¢5、¢1の5種類だが、¢1コインは使われていない為ほぼ見かけることはない。

チップの習慣

マレーシアでは基本的にチップの習慣がない為不要である。ホテルでベルボーイに重い荷物を運んでもらった時等、観光地で何か気持ちの良いサービスを受けた場合はMYR1-MYR2程度支払うと喜ばれる。

両替

両替の場所、大まかな営業時間と注意点

手数料を安くしたいなら、マレーシアでの両替がおすすめ。空港、ホテル、銀行、ショッピングモール等で両替することができる。空港内の両替所は24時間営業しており心強い。窓口で「リンギ」(リンギットの現地での発音)と伝えて日本円を差し出そう。一度に高額な両替をしなくても、主要都市には複数の両替所があるので問題ない。店頭の電光掲示板に千円単位のレートが表示されているので、他店との比較も容易だ。

銀行の営業時間は月曜-金曜9:30-15:00、土曜9:30-11:30、日曜祝日は休み(いずれも店舗による)。両替レートはホテルや銀行より街の両替所の方が良い場合が多い。両替時には身分証明としてパスポートを見せる必要があるので注意。また、街中にいる両替商に依頼すると手数料が安く済む場合も多いので、こちらも活用していきたい。

大まかな目安として、マレーシアの物価は日本の3分の1程度。現地に着いたらひとまず1万円程度両替しておけば問題ない。

免税

免税を受けられる金額

マレーシアのGST(消費税)は6パーセント。基本的には内税で、商品価格に含まれている。マレーシアでショッピングをしたら、出国時に免税手続きを取りたいところだ。

免税を受けるには、免税システム(TRS)登録販売店でMYR300以上(GST含む)買い物をすることが前提である。TRS登録販売店は、店頭に「TRS」のタグや看板があるのでショッピング前に確認しておこう。免税の対象となるのは、出国前2ヶ月以内に購入した未開封・未消費の商品。ただし、酒類・タバコ・宝石・貴金属類は対象外なので注意したい。

免税を受ける為の手続き

①TRS登録販売店で買い物をする。

②会計時に、購入した商品の「Tax Invoiceの原本(または領収書)」と「GST払戻請求用紙の原本」が必要と店員に伝え、パスポートを提示する。

③GST払戻請求用紙に必要事項を記してもらう。

④③の原本(領収書)を持って、空港のGST税関払戻申請カウンターで免税手続きを行う。

免税の申請ができるのは、クアラルンプール国際空港、KILA、KLIA2、ペナン国際空港、コタキナバル国際空港、クチン国際空港、セナイ国際空港、スバン国際空港、パハン国際空港のみなので注意。

GST税関払戻申請カウンターは、一般区域(チェックイン前―チェックインで預ける荷物用)と、制限区域(チェックイン後―機内持ち込む荷物用)の2ヶ所ある。係員に、Tax Invoiceと入済払戻請求用紙の原本、航空券、該当の購入品を提示しよう。その後、払い戻しカウンターで還付金を受け取ることができる。返金はクレジットカード振り込みで、還付金がMYR300以下の場合は現金で直接受け取ることも可能。払い戻しカウンターで受け取る払戻請求用紙に、希望の返金方法を記入することができる。なお、時間がない場合等状況によっては銀行小切手になることもある。

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