タナロット寺院の観光情報（歴史・料金・行き方・営業時間）

概要

特徴

タナロット寺院はバリ島中部、タバナン県に位置するバリの六大寺院の一つ。普段は海に浮かぶ岩の上に建っているので、干潮時しか渡る事ができない。浜辺から望む夕日の美しさはあまりにも有名だ。寺院の内部にはヒンドゥー教徒しか入る事ができず、その為特に服装の規定はない。入り口までは行く事が可能で、岩場近くの泉では観光客でも参拝ができる。

素晴らしいサンセットを一目見ようと、日没前には多くの観光客が押し寄せる、バリ島屈指の観光スポットだ。

歴史

16世紀頃、ジャワの高僧ダン・ヒャン・ニラルタがこの地の景観に心を奪われ、村人に寺院の建立を勧めたのがきっかけ。神が降臨するのにふさわしい地とされ、海の守護神が祀られている。また、海岸沿いにある洞窟では寺院の守り神とされている蛇が祀られ、有料で拝観が可能だ。

チェック

①夕日

17時には寺院に到着しておこう

タナロット寺院を訪れたからには美しい夕日を一目拝みたいところ。赤道近くに位置するバリは一年を通して日没の時間はあまり変わらず、毎日大体18:15前後には日が暮れ始める。混雑を避け、寺院を散策する時間も含めて17:00には到着しておきたい。また、異教徒は岩島に登れず、入口までしか入れないので注意。ごつごつした割れ門を下った先にあるビーチが絶好の鑑賞スポット。日没時には多くの観光客が訪れるので迷う事はないだろう。

②ケチャ

夕日を満喫した後は伝統舞踏を見学

バリの伝統的な音楽、舞踏であるケチャ。バリ島では特にウルワツ寺院で行われるケチャが有名であるが、タナロット寺院に隣接されている高台の公園「スリヤ・マンダラ・カルチュラル・パーク」でもケチャを観る事ができる。ケチャは夕日が沈んだ19:00から開始され、ウルワツ寺院に比べると迫力にやや欠けるが炎を使ったダイナミックな演出もあり見応えはある。ケチャをメインにするならウルワツ寺院、夕日をメインにするならタナロット寺院がお勧めだ。

③ショップ

食事や買い物も楽しめる

駐車場からタナロット寺院に向かうまでの参道には、カフェやレストラン、お土産屋等多数のショップが軒を連ねており常に賑やかだ。道すがらで小腹を満たしたりお土産を買うのもまた楽しい。

また、タナロット寺院近辺は、「クロポン」と呼ばれる伝統的なお菓子が有名だ。椰子のシロップが入った餅にココナッツのフレークをまぶしたもので、バナナの皮にくるんだ物を至る所で販売している。夕日を待ちながら軽くつまむにも打ってつけだ。

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