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香港のメトロ(地下鉄)の料金、乗り方 、路線図、注意点

香港のメトロ(地下鉄)

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

概要


香港のメトロは「MTR」と呼ばれ、観光客でも安全で利用しやすい交通手段の一つである。メトロは香港鉄路有限公司が運営しており、香港市内から旧市街地までを網羅。現在、10路線と新界の元朗・屯門エリアを走行する軽鉄からなっている。運賃が安価で路線数も多く、早朝から深夜まで運行しており、渋滞もない為、多くの地元の人々や観光客に役立っている。プリペイド式の交通ICカード「オクトパスカード」を使用すればいちいち運賃を支払う必要もなく便利だ。

路線図ホームページ
http://www.mtr.com.hk/en/customer/services/system_map.html

乗車券の種類

オクトパスカード(八達通卡)

メトロの乗車券には1回券を始め「オクトパスカード(八達通卡)」と呼ばれる日本のSuicaやICOCAのようなプリペイド式のICカードもある。駅のチャージ機、カスタマーサービスセンター等で料金をチャージして使用できるので毎回切符を購入する必要もなく、運賃が割引になる特典もあるので大変便利。メトロ・トラム空港バス等の公共交通機関(タクシーと赤ミニバスは除く)やコンビニやスーパーでの支払いにも利用できる、香港市民にとって欠かせないカードだ。

料金:HK$150(デポジット料HK$50を含む)

1日券

1日乗り放題になるチケット。1か月間有効でHK$55。

1回券

片道切符。距離によって料金は異なるり、初乗りHK$4.5。

乗車券の購入場所

乗車券は以下の場所で購入可能。

・駅窓口
・自動発券機
・ホームページ

また、オクトパスカードは空港のエアポートエクスプレス駅の窓口でも購入できる。

自動券売機での購入方法

①画面上に描かれている路線図から目的地の駅を探す。

②目的地の駅名を直接タッチする。

③画面に大人1枚分の料金が表示される。子どもと高齢者の場合は、「特恵」をタッチする。複数枚購入する場合は、「多張」を選ぶ。

④お金を入れると、画面下の左側から乗車券が出てくる。お釣りがある場合は、右側から出てくる。

香港のメトロの乗り方

①改札を通る
香港の改札は自動改札になっている。1回券の場合は差し込み口に乗車券をいれる。オクトパスカードは、センサーに軽くかざすと「ピッ」と音がし、センサーの上にある画面にカードの残高が表示される。

②ホームに降りる
ホームへ降りたら、乗車する電車の行き先を確認する。ホームでは電車が到着するアナウンスなどは流れないが、電光掲示板にて電車の到着を案内してくれるので、確認する。

③乗車する
目的地に向かう電車が到着したら乗車する。メトロにはスクリーンドアが設置されていて、電車が到着したら、スクリーンドアと電車のドアが自動で同時に開く。

降り方

①車内放送を確認
車内では次の停車駅名をアナウンスで案内してくれる。アナウンスは広東語・北京語・英語で流れる。また、ドアの上には路線図があり、現在地を点滅で表示されるのでわかりやすい。

②下車
目的地の駅に到着したら降りる。乗り越し精算はカスタマーサービスセンサーで取り扱ってくれる。

その他注意点

■エスカレーターのマナー
香港のメトロにはエスカレーターがあるが、日本のスカレーターに比べると速度が早いため注意。香港では右側に立ち、急いでいる人のためには、左側を開けるというマナーがある。

■トイレのある駅はほとんどない
メトロのほとんどの駅にトイレはないので注意。利用したい場合は駅構内に設置されている、コントロールセンターの呼び出しボタンを押そう。
分からない時は駅員に聞けば教えてくれる。

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