ローマのパンテオンの観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

パンテオン
Pantheon

2017/05/05 更新

Pantheon in Rome

データガイド

アクセス・入場

概要

ミケランジェロが「天使の設計」と賛賞した万神殿

Pantheon in Rome

「パンテオンを見ずしてローマを去る者は愚かなり」という言葉があるほどローマの街、歴史、市民にとって重要な建築物。
パンテオンには「万神殿(あらゆる神々を祭る神殿)」という意味があり、313年にキリスト教が公認されるまでは、その名の通り民衆各々が信じる神を祈りにこのパンテオンに集まっていた。

ミケランジェロが天使の設計と賞賛した初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによる紀元前25年建設のパンテオンは、約100年後火事で焼失した。
2代目としてハドリアヌス帝により118年から128年にかけて再建されたのが現在のパンテオンである。
約2000年近く完全な状態で保存されていること、丸天井の独特な設計、ラファエロやエマヌエーレII世が埋葬されていることなどからパンテオンの評価は高い。

スペイン広場トレヴィの泉から徒歩圏内で周囲にカフェやレストランも多いので立ち寄りやすい。入場無料であるが土曜の17:00、日曜の10:30からはミサが行われる時間は入場禁止なので注意。

見どころ

①直径9メートルの「目」

Pantheon in Rome

高さ43.2メートルの天井には直径9メートルの穴があいており、「目」またはラテン語の「Oclusオクルス」と呼ばれている。
この穴はパンテオンの内部空間に大きな影響を与えている。内部に光を注ぐだけでなく、差し込む太陽の光を利用した日時計もあり、なんとも神秘的だ。

また雨が激しく降ってもこの穴からは比較的水滴が入ってこないようになっている。
というのも、穴があると堂内の空気は上昇するように流れていくので、上昇気流により降り注ぐ雨は細かく砕かれ外側へ跳ね返るのだ。
2000年前ローマ帝国の建築工学の巧みさには驚かされるばかりだ。

②19世紀万神殿の復活

Pantheon in Rome

建設当時の万神殿「民衆各自が信じる神を祈る」というローマ神への信仰は次第に薄まっていき、キリスト教が広まり始めた。
信仰に反する建築物は取り壊されるというのが通常だが、このパンテオンはその美しさ故608年にはキリスト教の聖堂に成った。
今日ここでこのパンテオンを目に出来るのは奇跡的だとも言える。

19世紀の後半から各界の重要人物がこのパンテオンに埋葬されるようになり、万神殿の面影を取り戻している。
ラファエロ、エマヌエーレII世、ウンベントI世が内部に安置されている他、著名画家の作品集もここに保管されている。

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