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パラティーノの丘の見所、料金、営業時間、アクセス・行き方等の観光情報

パラティーノの丘
Monte Palatino

2016/12/13 更新

Monte Palatino in Rome

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概要

ローマ人が憧れた高級住宅パラティーノの丘

パラスティーノは西にテヴェレ川の流れを見下す切り立った丘である。
その名は牧畜の守護神パレスに由来し、彼女を祝う大古の祭日パリリアにあたる4月21日はローマの建国記念日となっている。

古代ローマの政治経済の中核となったフォロ・ロマーノの南側に位置するパラティーノの丘は共和制時代から帝政時代にかけて貴族や有力者の住む住宅地であった。
フォロ・ロマーノに比べると緑が多いパラティーノの丘は、季節によって色とりどりの花が咲き誇り、古代ローマのノーブルな人たちにとって憧れの住宅地であった。

帝政時代に入ると、皇帝たちもこの丘に邸宅を造った。
ルネッサンス期以降はくまなく宝探しが行われ、出土品は各地に分散し、石材は建築に再利用され、遺構の大半は基礎部を残すのみである。一部では現在も発掘作業が行われている。

見どころ

①世界最初の植物園ファルネジーアニ庭園に遊ぶ

Monte Palatino in Rome

パラティーノの丘はフォロ・ロマーノから続いている。
ティトゥスの凱旋門からクリウス・パラティヌスの坂を登って丘に上ると、ファルネジーアニ庭園が眺められる。
パラティーノの丘の観覧料ははコロッセオフォロ・ロマーノと共通になっているので、便利だ。

ファルネジーアニ庭園の区画には、元はティベリウス宮殿があり、その邸宅跡にカリグラ、ネロ、ドミティアヌス各皇帝がフォロに面した部分を拡張して宮殿を造った。
カリグラ帝が暗殺されたのもこの地である。

ファルネジーアニ庭園は16世紀にファルネーゼが造った庭園で、世界で最初の植物園でもあり、ここから眺めるフォロ・ロマーノの全景は素晴らしい。
植物園の下がった一角には小アジアから入ったティベリオ神の神殿跡が一部残る。

②初代元首アウグストゥスの家とアポロ宮殿 

初代元首のアウグストゥスが40年間、質素に暮らした邸宅跡で現存する。
私邸部分と公邸部分に分けられ、「質素で堅実な」皇帝を偲ばせる。
2階の書斎は窓越しに、1階部分は間近に見ることができる。古喜劇を好んだアウグストゥスは書斎の壁面に演劇の仮面を架空の建築空間に描き込んだポンペイスタイルの色鮮やかなフレスコ画を描かせた。
他の部屋も赤、黒、黄を基調とした鮮やかな色調の装飾がなされていて、洗練された感覚に驚く。

その東側にはアウグストゥスが自宅と直結させて建てたアポロ神殿の基礎部が残る。
シュビラの巫女の神託を納めた神殿は、トスカーナのカッラーラに近いルーニ産の白大理石で造られた列柱廊で囲まれていたが、大理石は可燃材なので、その後の大火で焼失した。

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