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サンマルコ美術館の見所、料金、営業時間、アクセス・行き方等の観光情報

サンマルコ美術館
Museo San Marco

2016/12/13 更新

Museo San Marco

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概要

落ち着いた風合いを持つ雰囲気の美術館

Museo San Marco

ウフィツィ美術館やフィレンツェ大聖堂といった著名な建物がひしめくフィレンツェ中心部に、サンマルコ美術館は佇んでいる。
建物自体は非常に落ち着いた風合いを持っており、600年ほど前の時代の雰囲気を少しだけ感じ取ることが出来る。

館内の中庭は自然光が気持ちよく差し込み、中庭でゆったりと過ごすのも贅沢な時間だ。
中庭の回廊にもフレスコ画が描かれており、フラ・アンジェリコのフレスコ画など中には貴重な作品も紛れている。

サンマルコ美術館は別名「アンジェリコ美術館」と呼ばれている通り、先述したフラ・アンジェリコの作品を数多く所蔵している。
特に有名な「受胎告知」以外にも、「サン・マルコ祭壇画」や「アンナレーナ祭壇画」などの著名な作品を見ることが出来る。

見どころ

①宗教改革の最先端を走った修道院の長、ジロラモ・サヴォナローラ

Museo San Marco

著名な絵画を多数収蔵、展示しているサンマルコ美術館は、元は修道院であった。15世紀に修道院として産声を上げたこの施設は、長らくジロラモ・サヴォナローラが修道院長を務めていた。
サヴォナローラは政治顧問として15世紀末に神権政治を行い、その後の宗教改革の道筋を作った者として有名である。

サヴォナローラはフィレンツェの享楽的な風潮を激しく批判し、連日修道院の祭壇から激しい言葉で「神の意志に帰る」ことを説き、フィレンツェの市民から支持を集めていた。
その勢いを受け、1494年にサヴォナローラはフィレンツェの政治顧問に就いたのである。
しかし、サヴォナローラは次第に教皇をも批判するようになり、時の教皇アレクサンドル6世から破門されてしまう。これ以降、サヴォナローラに対しての反対勢力が力を持つようになり、1498年に火刑に処せられたことでサヴォナローラの神権政治はわずか4年で幕を閉じることとなった。

しかし、サヴォナローラの批判精神は国を超えてルターへと受け継がれ、後の宗教改革への道が開かれることとなったのである。

②繊細な色遣いと淡いタッチ。アンジェリコの「受胎告知」

Museo San Marco

この美術館で最も有名な収蔵画は、間違いなくアンジェリコの「受胎告知」であろう。
フレスコ画の「受胎告知」は、アンジェリコの作品に共通する淡いタッチが印象的な画風であり、また細部の繊細な色遣いが、敬虔な修道僧であったアンジェリコの深い信仰心を具現化しているようで、とても見ごたえのある作品となっている。

構図自体は非常にシンプルで、マリアとガブリエルが対峙する様子自体は非常に見慣れたものである。
しかし、細部にわたる色遣いのこだわりが、描き手のこの絵への思い入れを感ずることが出来、「受胎告知」をより特別なものへと昇華させている。

アンジェリコにとって、この修道院で「受胎告知」やその他の宗教画を描くことは非常に意味のある行為であっただろう。
キリストの磔の絵を描く際には、アンジェリコは涙を流しながら描いていたという逸話も残っている。

描き手の深い信仰心がもたらした「受胎告知」の放つ魅力は、時を超えて私たちに感動を与え続けていると言える。

サンマルコ美術館の危険対策


(Photo by Gerry Labrijn)

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