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国立故宮博物院の見所、料金、営業時間、アクセス・行き方等の観光情報

国立故宮博物院 (コウリツコキュウハクブツイン)
國立故宮博物院 (グォリーグーゴンボーウーユェン)

2017/03/01 更新

National Palace Museum

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概要

特徴

National Palace Museum

台北の故宮博物院は世界4大美術・博物館(メトロポリタン・英、ルーブル・仏、エルミタージュ・露)のひとつに数えられている。約70万点有ると言われているコレクションは宋、元、明、清の歴代皇帝が収蔵してきた超一級品の宝物で構成されている。尚、館内は撮影禁止だ。

また、台北の故宮博物院は、展示以外も充実している。ミュージアムショップには所蔵品の精巧なレプリカのほか、アレッシィやフランツと提携して作ったオリジナルの雑貨や、関連書籍を集めたブックストアがある。レストランはコレクションを料理で再現し目でも楽しめる料理を堪能できる。

名称

「故宮」とは、中国の北京市にある明・清朝時代の宮殿「紫禁城」の別称。元々紫禁城にあった清朝の収集した書画・工芸品等収蔵文物を台湾に移して、収蔵・展示している事からこの名が付けられた。紫禁城内にある「故宮博物院」との混同を避ける為、地名を冠して台北故宮等とも呼ばれる事がある。

チェック

①由来

National Palace Museum

移送された収蔵品

1925年、清朝が崩壊した後に残された紫禁城の宮廷にあった文物を当時の中華民国政府が継承し、管理する為北京に故宮博物院を設立、一般公開をした。所蔵品総数は117万件を超えており、古物館・図書館・文献館にわけ整理された。

蒋介石の国民政府は戦火や日本軍から所蔵品を守るべく南京に移送、故宮博物院南京分院を設立した。しかし1937年にまた楽山等3か所に分散して避難、第二次世界大戦後に南京・北京に戻された。

その後1948年国共内戦が激化し、中華民国政府の形勢が不利になった為、故宮博物院から優れた文物を2,972箱に及ぶ約3割の所蔵品を精選して台北へ移す事を決定、翌年までに海路により基隆に第3陣にわけ運んだ。

これにより現在故宮博物院の所蔵品は、北京と台北に展示され、一部が南京博物院に保管されている。

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②鑑賞

National Palace Museum

効率的に回るのがポイント

約70万点有ると言われているコレクションだが、常時展示されているのは6000-8000点のみ。一部の宝物数百点を除き3ヶ月-6ヶ月おきに展示を入れ替えているので、全てのコレクションを見終わるには10年以上かかると言われている。

コレクションは隋・唐・宋・元・明・清の歴代宮廷の収蔵文物を継承しており、8000年前の玉器、5500年前の新石器時代の翡翠の彫り物、4400年前の陶器、3300年前の青銅器や象形文字等豊富な内容になっている。

展示構成は書画、図書文献、器物(常設と特設展示がある)に分かれており、時間が無い方は案内カウンターでパンフレットをもらい、興味あるルートを選ぼう。より詳しく知りたい場合はガイドツアーに申し込むか、音声ガイド機(中国語、英語、日本語、韓国語)のレンタルを申し込もう。

③展示

National Palace Museum

国立故宮博物院チェック!

故宮博物院で最も有名なのは「翠玉白菜」だろう。天然の翡翠と玉(ギョク)の混ざり具合を巧みに利用し、繊細な彫刻が施されている。白菜の上にはキリギリスとイナゴが留まっている。これは明代初期からよく見られる題材で、白菜は純潔、2種類の虫は子孫繁栄を表し、吉祥を象徴している。

もう一つは「肉形石」。豚の角煮に似たメノウ。職人の素晴らしい技術がうかがい知れる。この2点は門外不出だったが、2014年に日本で開催された展示会で限定公開された。

ほかにも「皇帝の玩具箱」と呼ばれている嵌玉石博古圖八方漆盒、繊細かつ精巧な象牙の彫刻である雕象牙龍舟、唐の時代の僧侶、懐素や北宋の政治家、蘇東坡の書等、どれをとっても素晴らしいコレクションの数々。

陶磁器等は、皇帝自らの指揮により技術や造形等官窯作品が制作され、時代によって優美なものから華美なものに変化していき、時の皇帝の性格を垣間見る事ができる。乾隆晩期になると民間の大衆化した趣も出てくる。

尚、北京の故宮博物院にも貴重な収蔵物が多いが、台北のそれよりも見劣りがすると言われ、「北京の故宮の価値は入れ物(=建物)にあり、台湾の故宮の価値は中身にある」等と揶揄されている。

国立故宮博物院の危険対策


(Photo by Soon Koon Brady Montz Jirka Matousek peellden Asiir)

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