路線説明
エジンバラにはメトロが走っていないため、主な交通手段はバスになる。
エジンバラを走るバスは2社あるが、主にロジアンバス会社が運営しているバスである。
このバスは、市内の至るところを走り、地元の人々や観光客など多くの人々が利用している。
移動手段としてタクシーやレンタカーも便利ではあるが、料金も高いためバスの利用は欠かせないものである。
またイギリスの名物である2階建てバスに乗車することは、観光の思い出のひとつになるだろう。
路線図HP
http://lothianbuses.com/
乗車券の種類
乗車券の種類と料金
■Single ticket
片道切符。距離は無制限。£1.5
■Day ticket
1日乗り放題券。£4.0
■Airport day ticket
1日乗り放題+
空港行き。£9.0
■Ridacard
・SUICAのようなICカード。
カード代金は口座振替になる。
・1週間用と1か月用、年間用がある。
早割1週間:£18、早割1か月:£54、早割年間:£630
バス・トラム乗り放題。ナイトバスも乗車可能。
■Citysmart
SUICAのようなICカードのことで、チャージして使用する。£7.5
ロジアンバス会社、車内でチャージ可能。
日本のICカードと異なるのが、1枚のカードを家族や友人と共有しても良いのだ。
購入方法
■Single ticket
乗車時に車内で運転手から購入可能。
またはロジアンバス会社かオンラインショップ。
■Day ticket
券売機か乗車時に車内で運転手から購入可能。
またはロジアンバス会社かオンラインショップ。
■Airport day ticket
券売機か乗車時に車内で運転手から購入可能。
またはロジアンバス会社かオンラインショップ。
■Ridacard
オンラインショップから購入。
■Citysmart
ロジアンバス会社、またはオンラインショップ購入。
バスの乗り方
乗車券が用意できたら、いよいよ乗車だ。
①エジンバラのバスの乗り降りは、前からのみである
②切符を車内で購入する場合は、運転手に声をかけなければならない
「Single please」または「Day ticket please」で通じる。
注意したいのが、コインのみ使用可能だが、おつりをもらえないので事前に用意しておく必要がある。
RidacardやCitysmartのICカードは、カードリーダーにかざして乗車する。
③乗車ができれば、座席に座る。
1階の前面は優先座席である。
バスの降り方
エジンバラのバスは、停車駅を車内アナウンスしないため、目的の駅が近づいているのかわかりづらい。
前もって路線地図をもっておくか、携帯のWEBサイトなどで調べておくことをおすすめする。
停車駅に近づいたら、ブザーをならして降りることを知らせる。
特に2階席に座った場合は、ドアまで遠いため、降りる駅に着くまでに信号待ちになった時点で、出口のドア近くに移動しておいた方がよいだろう。
その他注意点
■列には並ぶ
海外では日本のように、きっちり列に並ぶ光景はあまり見かけないが、イギリスでは日本と同じように列に並ぶマナーがある。
列ができていたら、きっちり並んで待たなければいけない。
また、ベビーカーを押している人や体の不自由な人を手伝ってあげたり、優先して譲り合う習慣がある。
■時間変更やキャンセルもあり
エジンバラのバスの発着時間は、いつも時刻表通りいくとは限らない。
突然、時間が変更になったり、キャンセルになることさえある。
観光など目的地には時間の余裕をもって行くことだ。
旅のプロ直伝 バス利用のポイント
旅工房トラベル・コンシェルジュ
イギリス担当
手塚 梨紗
提携パートナー
市内中心部はほぼ徒歩で移動できますが、郊外にある
ブリタニア号や
エジンバラ動物園へ行くにはバスが便利です。車内アナウンスがないため、どこで降りるか不安な方は前もって行き先を運転手に伝えておくとよいでしょう。市内中心部でバスに乗ってみたい場合は2階建ての観光バスがお勧めです。
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