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ベネチア旅行の費用、予算とモデルプラン

2018/08/09 更新

旅行をする際に気になるのは費用ですよね。ベネチアに旅行をするのなら、だいたいどのくらいのお金があればよいでしょうか?今回はベネチア旅行にかかる費用やそのサービスレベル、気をつけておきたいことなどをまとめてご紹介します!

ベネチア旅行にかかる費用を徹底解説!

日本と同じくらいの物価水準のイタリア。相場金額とサービスのレベルを知ったうえで、自分にあった旅行を楽しみたい。

①飛行機代ってどのくらい?


直行便

せっかくの休暇だし、現地で長く遊びたい!移動時間を短縮したい!という人は、直行便を選ぶとよいだろう。ベネチアまでの所要時間はおよそ13時間。2014年4月から、イタリアのアリタリア航空より、成田国際空港-ベネチア(マルコポーロ空港)間の直行便が出ている。便数は少ないが、乗れれば時間を有効に使えるのが魅力。

大まかな値段

通常期は¥50,000-¥80,000程度
繁忙期は¥90,000程度
※航空会社や時期によって変動あり。

経由便

日本からベネチアへ行く場合、多くの人は経由便を使うことになるだろう。経由便だと最短でも17時間程、長い場合だと1日以上かかることも。チケットを取る際には必ずどのくらい時間がかかるのか確認しよう。経由地はロシア、カタール、UAE、トルコ、上海、パリなど。

時期ごとの大まかな値段

通常期は¥50,000-¥80,000程度
繁忙期は¥90,000程度
※航空会社や時期によって変動あり。

代表的な航空会社

・KLMオランダ
・アエロフロート・ロシア
・アリタリア航空
・エア・ベルリン
・エティハド航空
・エミレーツ航空
・エールフランス
・オーストリア航空
・カタ-ル航空
・スイスインターナショナルエアラインズ
・ターキッシュ エアラインズ
・ルフトハンザドイツ
・中国南方航空
・中国国際航空
・中国東方航空
・全日空
・大韓航空
など

②ベネチアの物価解説


ベネチアの物価は日本と同じくらいの水準だ。スーパーなどで販売されている食料品やお酒は日本よりも安い場合が多い。ただし、嗜好品に税金がかかる国のため、外食など贅沢をすると日本よりも高くなる場合が多いだろう。


日本よりも安いもの
--------------------
・食料
・衣料、洋服
・国産ビールやワイン
・イタリア発ブランド
・その他イタリア産商品
など


日本と同額、もしくは高いもの
--------------------
・ホテルの宿泊
・外食
など

③宿泊費解説!


観光の中心エリアにあるホテルは、観光に便利だが高くなりがちだ。基本的には、自分の行きたい観光スポットへのアクセスと、ホテルに自分が求めるサービスは何なのかを検討しつつ決めるのが良いだろう。ユースホステルなどに宿泊する場合は、他の旅行者と一緒に泊まることになるので、貴重品の管理に注意したい。また、イタリアでは基本的には水道水が飲めるようになっているが、「硬水」で石灰分(カルキ)が多く含まれているため、飲み慣れていない場合は、お腹を壊すこともあるかもしれない。敏感な人はコンビニやスーパーなどでボトルウォーターを買うのが良いだろう。また、イタリア全土において、トイレにウォシュレットはついていないので、気になる人は携帯型のウォシュレットを持って行こう。

ホテルのレベルごとの大まかな費用

5つ星ホテル (平均費用 およそ¥15000-¥50000/泊)

ベネチアの5つ星ホテルは、豪華なインテリア、多彩なレストラン、Free Wifi、スイミングプール、スパやマッサージ、サウナなどが併設されていることがほとんどだ。また、ホテルによっては専属のタクシードライバーや空港への送迎サービスがあり、安心/安全に目的地に到着できるのも魅力的。多くの5つ星ホテルが都心部や観光に便利な場所にホテルを構えていることがほとんどで、観光及び商用利用にも役立つ。


  • The Gritti Palace(ホテル グリッティ パレス)

    世界の著名人も御用達のベネチア最高級のホテル。大運河沿いに構えるこのホテルは、清潔で豪華な内装を整えており、ロマンチックなベネチアの観光を楽しむにはピッタリ。宿泊すれば優雅なひとときを過ごせるだろう。ホテルのスタッフの評判も良く、各国語堪能で高いホスピタリティを感じることができる。

    ■住所:Campo Santa Maria del Giglio 2467, 30124 Venice
    ■電話番号:+39 041 794611
    ■予算:50,000円-

  • 4つ星ホテル (平均費用 およそ¥14000-¥18000/泊)

    レストラン、サウナ、フィットネスセンター、バー、スパ、空港送迎サービスなどを取り揃え、子どものいる家族連れにも泊まりやすい。このランクのホテルで不満足する人はいないだろう。



  • Hotel Colombina(コロンビーナ ホテル)

    運河沿いにある、歴史的な外観が特徴のこじんまりとしたホテル。目の前が運河なので、水上タクシーで乗り付けることも可能。サンマルコ広場にも近く、観光にも便利な立地だ。

    ■住所:Calle del Remedio, 4416, Venezia
    ■電話番号:+39 041 277 0525
    ■予算:20,000円-

  • 3つ星ホテル (平均費用 およそ¥6000-¥13000/泊)

    そこそこの値段で、綺麗で、立地もある程度良いのが3つ星ホテルの特徴。基本的なアメニティも取り揃え、生活には何一つ困らない。


  • Hotel Antiche Figure(ホテル アンティーケ フィギューレ)

    伝統的なベネチアンスタイルの内装が施されたホテルで、豊富なビュッフェが特徴。サンマルコ広場へは徒歩20分ほど。カフェテラスもあるので、旅行に疲れたらゆっくりしても良いだろう。

    ■住所:Sestier Santa Croce, 687, 30135 Venezia
    ■電話番号:-
    ■予算:13,000円-

  • 2つ星ホテル (平均費用 およそ¥3000-¥8000/泊)

    1人旅やバックパッカーには便利な2つ星ホテル。昼は街で観光、夜はホテルで寝るだけといったスタイルの旅行ならこのクラスで十分だろう。


  • Hotel Il Moro di Venezia(ホテル イル モーロ ディ ヴェネツィア)

    電車の駅から徒歩5分圏内で、観光にも便利な抜群のロケーション。リーズナブルな価格ながら、フロントの対応や綺麗な内装など評判は上々。

    ■住所:Cannaregio, 30121 Venice
    ■電話番号:+39 041 098 5730
    ■予算:5000円-

  • ④食事の相場金額は?


    ベネチアでの食事には、レストランの他、ホテルのビュッフェ、パブやフードコートなどがある。チップについてはレストランやホテルの料金にはサービス料が含まれているので、基本的には必要ではない。

    レストランのレベルごとの大まかな費用

    高級レストラン (平均費用 ¥5000-)

    ベネチアの高級レストランのレベルは高く、基本的にどこで何を食べてみても美味しい。ドレスコードについては、服装が原因でレストランへの入店を拒否されることはないが、高級レストランに入る場合は、なるべくハーフパンツやサンダルの着用は避けたいところだ。


  • Restaurant Terrazza Danieli(レストラン テラッツア ダニエリ)

    最高級ホテル「ダニエリ」の最上階にあるレストラン。最上階にあるテラス席から一望できるベネチアの景色は絶景。本格的なコース料理が楽しめる。最高級だけあり、1人1万円以上を見ておいたほうが良いだろう。

    ■住所:Riva degli Schiavoni, 4196, 30122 Venezia
    ■電話番号:+39 041 522 6480
    ■予算:10000-20000円

  • 中級レストラン (平均費用 およそ¥2000-)

    旅行などで是非訪れたいのが中価格帯のレストランだ。都市部にあるレストランならどこを利用しても基本的には美味しい。


  • Osteria Bancogiro(オステリア バンコジーロ)

    新鮮な魚介類を使用した料理が味わえ、地元の人で賑わう人気店。運河沿いで、行き交う船を見ながら料理が楽しめる。オススメはチケッティと呼ばれるおつまみ。ワインなどと一緒に味わうのが良いだろう。

    ■住所:Campo San Giacometto, 122, 30125 Rialto, Venezia VE
    ■電話番号:+39 041 523 2061
    ■予算:2000円-

  • ⑤現地での移動費を知ろう


    ベネチア観光での移動手段は、水上バスやゴンドラがメインとなる。道が狭く、車は入れないので気をつけたい。現地での移動手段の詳細については、ベネチアの交通情報をご紹介!メトロ、鉄道、バスなどを乗りこなそうの記事を参照にして欲しい。

    ⑥ベネチア旅行のモデル費用

    ベネチアに旅行に行った場合に、実際に予算毎にどのような旅になるのかまとめました。

    最低予算約140,000円のモデルプラン

  • 飛行機代50,000円-80,000円

    多くの場合、飛行機は1回または2回乗継が必要となるので、アムステルダムとフィウミチーノ(ローマ近郊)やアムステルダムとパリ等を経由する。価格は安くても乗り継ぎ時間が長時間に及ぶ場合がある。また乗継便であっても直前予約となると200,000円を超すこともある。予算を抑えた場合、乗り継ぎ時間が短いものは本数が少ないため、早めの予約が必要。
    ※長期休暇シーズンには、飛行機代はオフシーズンの2倍近くになる。

    ホテル代30,000円-40,000円

    ホテルの最低料金は一泊5,000円というところ。ベネチア内は、鉄道が無く、車も禁止されているため基本的には徒歩か水上タクシーとなる。
    ※長期休暇シーズンには、飛行機代はオフシーズンの2倍近くになる。

    飲食代30,000円

    ベネチアの飲食代は日本より高く、三食外食で中級のレストランを回るとした場合、1日6,000円は見ておいた方が良い。安く美味しいものを食べたいのであれば、街のいろいろな所にあるサンドウィッチ店や、バーカロ(居酒屋)などを上手く利用し、夜にはいろいろなイタリア料理が食べられるインプロンタ・カフェや隠れ家のようなレストランのオステリア・アンティコ・ジャルディネットなどに行ってみよう。

  • 平均予算約230,000円のモデルプラン

  • 飛行機代50,000円-80,000円

    飛行機は多くの場合、モスクワやフィウミチーノ(ローマ近郊)、アムステルダム、イスタンブール等を経由する。また、価格は安くても乗り継ぎ時間が長時間に及ぶ場合がある。また乗継便であっても直前予約となると200,000円を超すこともある。
    またベネチアに着いた初日から活動したい場合、午前着を選択すると400,000円近くになる場合がある。
    ※長期休暇シーズンには、飛行機代はオフシーズンの2倍近くになる。

    ホテル代60,000円-100,000円

    観光名所はベネチア本島に多く、効率よく観光をすることができる。料金は一泊12,000円-20,000円と中心地外のホテルと比べると倍程度となる。
    ※長期休暇シーズンには、飛行機代はオフシーズンの2倍近くになる。

    飲食代50,000円

    料理はもちろん、ローケーションもサービスも大満足できるリヴィエラは、食事代だけでおよそ15,000円前後からとなる。もう少しお手頃にと言う人には、オステリアやピッツェリアを上手く利用し、たまには4つ星ホテル「I REALI」に併設するレストランリストランテ アッレ コロネや地元の人にも愛されているお店のオステリア・トレファンティ等に行ってみよう。但し、リストランテは予約が必要で、店によってはドレスコードがあるので注意。またリストランテはシェアが出来ない場合が多いので、お腹を空かせて行こう。

  • とりあえずホテルを予約してみては?

    後悔しないホテルの選び方

    少しでも旅行の可能性があるのであれば、とりあえずホテルを予約しておこう。飛行機は直前でも予約できる場合があるが、人気ホテルは半年前には埋まり始める。一部の例外を除いて、基本的に直前までキャンセルは無料なので仮押さえしておいて損はない。

    これまで70カ国以上を旅した経験を持つHowTravel編集部がお勧めする、ホテル選びにおける要チェックポイントは、「立地」と「口コミ」と「料金」の三つだ。

    まず第一に検討すべきはホテルの立地だ。ホテル自体の評価が悪くない場合でも周辺の治安や観光地へのアクセスが良いとは限らない。

    次にチェックすべきなのは口コミと価格だ。観光の拠点に最適なエリアで、自分の予算に合った口コミ高評価ホテルを見つけられれば、最高の旅行は半分約束されたようなものだ。

    なお、数あるホテル予約サイトの中でも、エリアにこだわるのであればBooking.comが圧倒的に探しやすい。地図上からホテルを探すことができるため、是非活用して欲しい。またBooking.comは世界最大のホテル予約サイトでもあるので、取扱件数・口コミ・信頼性どれもこれ以上はない。

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