ベルリンの壁記録センターの観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

ベルリンの壁記録センター
Gedenkstätte Berliner Mauer

2017/05/05 更新

Gedenkstatte Berliner Mauer

データガイド

アクセス・入場

概要

東西分断の歴史を保存する「記憶の場所」

Gedenkstatte Berliner Mauer

東西の分断を象徴する場所の一つであるベルナウアー通りにあるこのベルリンの壁記念センターは、通り全体のほぼ半分を「記憶の場所」として保存している。

当時の形のまま残された壁、質素な監視塔。
それらが並ぶ道の向かい側に位置する記録センターには当時の写真や映像などが貯蔵されている。

今見ると壁の高さ自体は異様に高いものではない。
しかし、当時「私たち東ベルリンの人間にとって、西ベルリンは月よりも遠い」と言わしめたように、どうしても乗り越えることのできない文字通りの壁だったのだろう。

壁の上部を見ると丸くなっている。
人が手をかけて登りづらくするためだ。
発展したベルリンの中にあって、そういった生々しさが感じ取れる貴重な場所である。

見どころ

十字架、銃を突きつけられた作業員、飛び降りる女性

Gedenkstatte Berliner Mauer

壁の近くには十字架がひっそりと佇んでいる。
当時壁を越えた人間もいなかったわけではない。
しかし彼らを待ち受けていたのは銃殺だった。
この付近に墓地もあるが、そこに足を運ぶ人は今も絶えない。

壁がある、ということは誰かがつくったのである。
その作っている様子も写真で残されている。
背中に銃をあてられ、自分の意志とは無関係に、歴史の意志とでも言うのだろうか、壁をつくり、多くの人を断絶することに加担してしまった人の表情。

建物の窓から飛び降りて西側に移ろうとする高齢の女性。
それを連れ戻そうとする東側の監視兵。
彼女を受け止めようとする人。
落ちる女性。

ひとつの国が分断される苦しみを日本人が想像するのは難しいのかもしれない。
しかし、想像することはできるし、二度とそれが繰り返されないためにも、事実を自身の目で見て、考えることは重要だろう。

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(Photo by Paul VanDerWerf Igor Sovilj Mark Healey)

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