ホロコースト記念碑の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

ホロコースト記念碑
Denkmal für die ermordeten Juden Europas

2017/05/05 更新

Denkmal fur die ermordeten Juden Europas

データガイド

アクセス・入場

概要

2711本の無機質な石碑群に、21世紀の平和を考える

Denkmal fur die ermordeten Juden Europas

厚み95センチ、横幅23.8メートル、高さ4.5メートルの石碑が一面に広がる無機質な広場。
その広さ、1万9073平方メートル、石碑の数は2711本。

ニューヨークの作家ピーター、アイゼマンによって作られたこのモニュメントは、触ると不思議な弾力がある。
まるで迷路のようにグリッド上に張り巡らされた空間を歩くと、いかに多くの、そして大人から子供まで様々な命が奪われたかを思い知る。

ヨーロッパ随一の都市の賑やかさと喧騒の中にあって、どこまでも静かで厳粛な異様な雰囲気のする場所である。

この石碑群を巡っては提案当初から実に様々な論争を呼んできた。
克服すべき過去をいくつか持つドイツにおいて、それをどうやって後世に伝えていくべきかは正面から対峙すべき問題だろう。

見どころ

記念碑を巡る論争と、今後のドイツの形

Denkmal fur die ermordeten Juden Europas

2003年の世論調査では「いまだにホロコーストで悩まされていることに不快を感じる」と答えたドイツ人は約70%にもおよんだ。
戦後多額(1059億マルク)の補償金を支払っており、2000年には「記憶、責任、未来」補償基金が成立しているドイツに対しては、それでもなお責任が問われ続けている。

その中でも有名なのがゴールドハーゲン論争だ。
ダニエル、ゴールドハーゲンはナチスに加担してきた「普通の人々」を描き、「普通のドイツ人の責任」は問われるべきかという論争を引き起こした。

ベルリンの壁崩壊後も東西に見えない壁と言われる格差が存在し続け、90年代にはこの種の議論の末に2005年にこの場所は成立した。

この記念碑は、その物理的な意味合いだけでなく、その周辺の論争そのものに大きな意味を持っているのだろう。

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