アルハンブラ宮殿の観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

アルハンブラ宮殿
La Alhambra

2017/05/05 更新

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概要

特徴

アルハンブラ宮殿のアシンメトリーを使った建築様式

グラナダにはじめて観光にきた場合、誰もが絶対に訪れるのがこのアルハンブラ宮殿だろう。ユネスコ世界遺産にも登録されているこのアルハンブラ宮殿は、グラナダのみならずスペイン南部でも最大の観光地だ。イスラム王朝の王(スルタン)が代々生活した宮殿であり、最後の王はこのアルハンブラ宮殿を「地上の楽園」と呼んでいたほど。赤茶色のレンガ造りの建物は独特の美しさを湛えている。

なお、アルハンブラ全体では非常に大きな構造物なので、相応の所要時間がかかる。じっくり見るには丸一日かかることもあるので、時間と体力に余裕を持って訪れるようにしよう。ちなみに、クラシックギターの名手であるタレガがアルハンブラ宮殿への旅を経て作曲した「アルハンブラの思い出」も有名。宮殿を尋ねる前に試聴してみるのもお勧めだ。

歴史

この宮殿は、スペインがイスラム支配下にあった9世紀に建設されたもの。最初から宮殿として計画されていたわけではなく、当初は軍事施設としてのみの運用だった。その後増設を繰り返し、13世紀から15世紀末までイスラム王朝の王がここで生活した。

しかしその後、イベリア半島では奪われた土地を取り戻そうとキリスト教国が蜂起。レコンキスタ(国土奪還運動)が起こり、1492年グラナダのイスラム王朝は陥落する。ここアルハンブラ宮殿は、レコンキスタが完了した歴史ある場所なのだ。スペインを追い出されたイスラム王朝の遺物がスペイン屈指の観光地となっていることは、なかなかに皮肉な話だが、イスラムとキリストの文化が混ざり合った独特の美しさは今なお人を惹き付けて止まない。

チェック

①ナスル朝宮殿

ナスル朝宮殿と庭

イスラム建築の最高峰をこの目で

アルハンブラ宮殿を訪れたからには、絶対に見逃せないのが「ナスル朝宮殿」。アルハンブラ宮殿の中核をなす建物であり、実際に王たちが住んでいた場所だ。宮殿内には行政と司法が執り行われていたメスアールの間などもあり、王にとって政治と生活の両方の拠点だったことが窺える。

精巧な装飾を施された壁や張り巡らされたタイル等、内部には至る所にイスラム建築特有の空気が満ちているので、ヨーロッパ建築とはまた違った装飾美を堪能できる。なお、アルハンブラ宮殿全体の中でもこのナスル朝宮殿だけは入場制限があるため、スムーズに観光する為には事前予約をしておこう。

また、装飾美という観点からは、「二姉妹の間」も忘れてはならないだろう。ここで注目すべきは天井だ。幾何学的な八角形の鍾乳石装飾は、ほかに類を見ないほどの精巧さ。じっと眺めていると飲み込まれてしまいそうになる。

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②庭園

アルハンブラ宮殿でも人気のヘネラリフェ

歴代の王が愛した心洗われる庭園群

どこの王宮もそうであるように、アルハンブラ宮殿にも美しい庭園がいくつかある。いつの時代も権力者は美しい景観を欲していた。イスラム王たちの愛した庭園を満喫すれば、昔から人間の本質は変わらないのだと実感できるのではないだろうか。

特に有名なのは、「ヘネラリフェ」。アルハンブラ宮殿の敷地内にあるこの離宮は、イスラム王朝の時代には夏の別荘として使用されており、花壇と噴水に彩られた美しい中庭が魅力だ。現存する南スペインのイスラム建築では、最も美しいものだとされている。

また、負けず劣らず人気なのが「バルタル庭園」だ。こちらは大きな池が特徴で、水面にナスル朝宮殿をきれいに映し込むように設計されている。水と緑と人工物との調和は非常にモダンで、ヨーロッパ的な美のあり方にも影響を与えたことが窺える。

③アルカサバ

アルハンブラ宮殿の軍事拠点であるアルカサバ

アルハンブラの原点となる軍事施設

アルハンブラはもともとは軍事施設として計画されていた。その初期に建設された軍事施設の部分が「アルカサバ」と呼ばれている。

アルハンブラ宮殿を構成するほかの宮殿群や庭園群と比べると、アルカサバはどうしても無骨に映り、王宮特有の華やかさのようなものとは無縁だ。しかし、原点がここにあったということは、アルハンブラを語る上では見落としてはいけないポイントだろう。あくまでも城塞都市としての役割を持ちながら発展したという部分に、イスラム教とキリスト教が対立していたグラナダの歴史が象徴されているのだ。

また、アルカサバ内にある「ベラの塔」の頂上からはグラナダを一望することができるので、こちらはビュースポットとしても人気を博している。

④カルロス5世宮殿

アルハンブラ宮殿内のカルロス5世宮殿

グラナダ独特の文化の融合

宮殿建築を味わえるスポットとしては、カルロス5世宮殿も必見だ。ドーリス式とイオニア式の融合した建築物はミケランジェロの弟子マチューカによるもので、このグラナダの地ならではの独特の建築美を実現している。一階部分は宮殿の芸術作品等を集めて展示した博物館になっている。ナスル朝宮殿の入場時間を待つにも良いだろう。また、中庭は毎年夏に開催されているグラナダ国際舞踊音楽祭の会場にもなっている。

⑤パラドール

宿泊できる世界遺産のパラドール

世界遺産に宿泊してみよう!

スペインには、古城や宮殿等の由緒ある建物を宿泊施設に改修したパラドールと呼ばれる高級ホテルチェーンがある。その中でも特に人気なのが、アルハンブラ宮殿の敷地内にあるパラドール「パラドール デ グラナダ」だ。15世紀に建てられたサンフランシスコ修道院を改修したパラドールで、当時の面影が残る繊細な内装も要チェック。人気ホテルなので宿泊予定日の3ヶ月以上前から予約しておくのがお勧めだ。

⑥夜間入場

アルハンブラ宮殿のライトアップ

ライトアップされてよりロマンチックに

アルハンブラ宮殿は夜間にも限定で入場する事ができる。ライトアップされた宮殿や庭園は昼とはまた違ったムードが漂い、独特の趣がある。明かりは極力抑えられて神秘的な雰囲気を醸し出しているが、その分スリやひったくり等の被害に遭わないよう十分注意しよう。また、ライトアップされた宮殿全体を眺めたいのなら、サン・ニコラス展望台がお勧めだ。

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