ロンドン5日間 86,800円-
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イギリスは北海道よりも北に位置しているが、西側を暖流が流れている為比較的過ごしやすい日が多い(西岸海洋性気候)。日本と同じく四季があり、7月-8月の夏期には30度を超える一方、10月-3月の冬期は厳しい寒さになる。日中と夜に温度差があるり、日中暖かくても朝晩にぐっと冷え込むこともある。
また、ロンドンと言えば雨雲が街全体を覆うどんよりしたイメージを抱く人もいるが多いだろう。確かに年間を通して雨の降る回数は多く、1ヶ月のうち半分は雨が降っている。ただし回数は多くてもすぐ止む場合が多く、降水量全体では日本の方が多いくらいだ。1日の内でころころ天気が変わる事に留意したい。
急な気温と天気の変化にいかに対応できるかが、ロンドン観光の肝だ。
時差を計算する上は、イギリスはサマータイムを導入していることにも注意したい。サマータイムとは、ヨーロッパを始め日照時間の長い国々で導入されている、明るい時間を有効に使う為の制度の事。適用期間は3月最終日曜の1:00から10月最終日曜の1:00までで、この期間は通常より時間が1時間進む。例えば3月最終日曜の1:00になった瞬間、2:00に切り替わるのだ。これによって、日本との時差も-8時間となる。
平均気温を参考にするよりも、旅行中に天気予報をこまめにチェックするのが無難だ。薄手の上着を何枚か重ね着し、状況に応じてはおったり脱いだりすれば冷房対策にもなり、快適な旅行ができるだろう。女性なら大きめのストールを1枚持っていると心強い。観光シーズンである春や秋も肌寒く感じることはあるので油断は禁物。風邪をひかないように十分考慮したい。
また、イギリスは年間を通じて突発的な雨がよく降る。すぐに止むのであまり心配する必要はないが、日本から折りたたみ傘を持って行くと良いだろう(一方でロンドン住む人々は、小雨程度なら傘をささずにそのまま歩いていることも多い)。衣類や持ち物も、突発的な雨で濡れても困らないものを選ぼう。キャリーバックも布製よりはアタッシュケース製のものが良い。
日本-ロンドン間の搭乗時間は約12時間半。20:00に日本の空港を出ると同日23:30にロンドン着となるが、日本時間ではすでに翌日の8:00だ。このずれが時差ぼけを引き起こす原因となる。
対策としては、飛行機に搭乗したらすぐに手持ちの時計を現地時間に調整し、体内時計の狂いを最小限に抑えるのが重要だ。上記のように夜に日本を発つ場合、ロンドンの現地時間に合わせてフライト中もなるべく起きていた方が、到着後にホテルで眠れなくなるリスクは低いだろう。逆に昼に日本を発つ場合には、すぐ眠ってしまうのが望ましい。また、機内食は現地時間に合わせて提供される場合が多いので、少しでも食べておくと体内時計を調整するのにひと役買ってくれる。ただし、アルコールやカフェインの取り過ぎは要注意だ。
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