オランジュリー美術館の観光情報(作品・料金・行き方・営業時間)

オランジュリー美術館
Musée de l'Orangerie

2017/11/07 更新

基本情報

住所

Jardin des Tuileries 75001 Paris チュイルリー公園内

メトロ1号、8号、12号線 Concorde駅

料金

一般は€9
18歳-25歳は€6.5
17時以降の入場は全員6.5€
※特別展示開催中は€2加算

18歳未満は無料
毎月第1日曜は無料開放

オルセー美術館とのコンビチケットは€16
日本語オーディオガイドは€5
パリ・ミュージアム・パス使用可

営業時間

9:00-18:00(最終入場は17:15)
※17:45から退館準備開始

休館日

毎週火曜、5/1、7/14の午前中、12/25

HP

http://www.musee-orangerie.fr/
英語、フランス語

オランジュリー美術館の睡蓮の間
データガイド
アクセス・入場
プラン相談

データガイド

概要

特徴

オランジュリー美術館の外観

オランジュリー美術館は、印象派を代表する画家クロード・モネの8枚の連作「睡蓮」を、最良の状態で鑑賞する為に建てられた特別な美術館である。

オランジュリー美術館の入っている建物は、元々ナポレオン3世が建築したもの。1927年、当時首相であったクレマンソーが友人であるモネの睡蓮を展示する為に美術館として生まれ変わらせた。モネは自身の作品をクレマンソーに渡す際、「装飾のない白い壁に、自然光の元で展示する」、「連作を飾る部屋には他の作品を展示しない」等、展示にあたっていくつもの約束をさせたのだ。とはいえ、実は本当にその展示法が実現したのは最近の事。2001年から6年にも及ぶ大工事の末に、天井から自然光が降り注ぐ明るい空間に生まれ変わった。

所蔵数は約150点と規模はそれほど大きくなく、所要時間は1時間-2時間程度。その分一つ一つの作品をじっくり鑑賞する事ができる。日本語ガイドもあるので作品のバックグラウンドもよく分かる。静けさと自然光の元で様々な角度から絵を眺めれば、自分の中に新たな発見や感動が生まれるだろう。

館内ではモネの他にもセザンヌやマティス、モディリアーニ、ピカソ、ルノワール、シスレー等の19世紀後半-20世紀初頭を代表する画家の作品を展示。他の美術館や観光スポットとはしごするにも便が良く、敷地内のチュイルリー公園の散策もできるお勧めのスポットだ。

クロード・モネ

クロード・モネ

クロード・モネが睡蓮を描き始めたのは晩年の事。パリ近郊の村に居を構えた際、庭に作った池に睡蓮を植えたのがきっかけだ。彼は季節の移り変わりに応じて変化する睡蓮を描き続け、生涯に渡って200点以上もの作品を残した。同じくパリにあるオルセー美術館にも、点数は多くないがモネによる睡蓮の絵が飾られている。

戸外での制作を積極的に行い、光が織りなす複雑な色彩をキャンバスに落とし込む事を重視した印象派。特にモネの色彩感覚は他を抜いており、後期印象派を代表する画家ポール・セザンヌは彼を評して「モネはひとつの目に過ぎない。だが、なんという目だろう!」という言葉を残している。睡蓮の連作の厳しい展示条件は、光と色彩を誰よりも繊細に捉えたモネだからこそと言える。

チェック

①館内構成

オランジュリー美術館の館内構造

「睡蓮」を見るならまずは1階へ

オランジュリー美術館は1階と地下階に分かており、モネの「睡蓮」は1階の「睡蓮の間」で展示されている。また、地下階にはフランス有名な画商であったポール・ギヨームおよびマダム・ウォルターのコレクションが展示されている。ルノワールやモディリアーニといったフランスを代表する巨匠の名作が並ぶ。

②睡蓮の間

オランジュリー美術館の睡蓮の間

光と静けさに満ちたモネの庭へ

オランジュリー美術館を代表するのが、モネが描き上げた8枚の連作「睡蓮」だ。これは第1次世界大戦の勝利を記念してモネがフランスに寄贈した物で、当時80歳近いモネは、この大作を完成させる為に白内障の手術を受け、亡くなる直前まで筆を入れ続けた。

連作は「睡蓮の間」と呼ばれる、ふたつの楕円形をつなげた大広間の壁いっぱいに展示されている。陽光が差し込む明るい空間をぐるりと一周すれば、晩年を暮らしたジヴェルニーの庭に入りこんだような不思議な高揚を感じられる。「作品と観客の間にガラス等の仕切りを作らない」というのも展示におけるモネの注文のひとつで、印象派の巨匠の傑作を驚く程間近で鑑賞できるまたとない機会だ。広間の中央には絵をゆっくり眺められるようベンチも設置されている。

③その他の代表的な所蔵品

オランジュリー美術館の展示作品

印象派を中心に有名な作品が多く揃う

オランジュリー美術館ではモネの作品だけではなく、モネと同時代を生きた印象派、ポスト印象派の作品も展示されている。

セザンヌの「セザンヌ夫人の肖像」や、ルノワール「風景の中の裸婦」、「ピアノを弾く少女」、パブロ・ピカソ「水浴の女」等の傑作が揃い、特に「ピアノを弾く少女」は円熟期のルノワールの傑作。同タイトルで構図も同じ作品がオルセー美術館にも所蔵されているので、美術館巡りをする時には2枚を見比べてみてほしい。

旅のプロ直伝 オランジュリー美術館観光のポイント

執筆者の旅工房コンシェルジュ、川畑志織さん
旅工房トラベル・コンシェルジュ
フランス担当
川畑 志織
提携パートナー
美術館の名前は、元々この建物が柑橘類(オレンジなど)を栽培する温室だったことに由来します。規模は小さいながらも、世界的に有名で口コミも高い美術館です。特にルノワールの「ピアノを弾く少女たち」は、オルセー美術館やニューヨークのメトロポリタン美術館にある同テーマの絵より、評価が高いといわれています。

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    (Photo by Nadar LWYang Adrian Scottow Adrian Scottow Chris Clifford)

    アクセス・入場

    オランジュリー美術館へのアクセス

    メトロ

    メトロ1号、8号、12号線Concorde駅から徒歩7分程度。

    バス

    24番、42番、52番、72番、73番、84番、94番線のConcorde停留所が最寄り。

    オランジュリー美術館への入場方法

    Musee de Orangerie

    オランジュリー美術館の小さな入口を入り、荷物検査を済ませてすぐにチケット売り場がある。パリ・ミュージアム・パスを持っている人は購入する必要はないので、そのまま館内に入っていこう。

    スーツケース等の大きめの荷物は持ち込みができないので、入り口そばにある無料の荷物預け所に預ける事。館内はシンプルな構造なので迷う事はないだろう。

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