ザグレブで食べられるクロアチアの名物料理5選!お勧めグルメ旅

ザグレブの街並み

2018/01/16 更新

ザグレブはクロアチアの内陸部に位置する首都である。イタリア、ハンガリーなどの様々な国に囲まれ、歴史的にも様々な国の影響を受けてきたため、一言でクロアチア料理を説明することは難しい。クロアチア国内でもアドリア海に面している地域では魚介類を使ったイタリア料理に似たものが、またザグレブなどの内陸では肉料理が中心でハンガリーやオーストリアなどの食文化の影響がある。今回はその内陸部に位置するザグレブの名物料理を中心に紹介する。

ザグレバツィキ オドレザック(Zagrebački Odrezak)

  • ハムカツに似ている、ザグレバツィキオドレザック
    ザグレバツィキオドレザックは叩いて伸ばした薄い豚肉(七面鳥、仔牛を使うこともある)を、チーズやハムで巻いて揚げたものだ。日本のハムチーズカツレツのようなものである。オーストリアでシュニッツェルと呼ばれる似た料理があるが、中にハムやチーズを挟まない。できたての熱いうちに食べれば、中に入っているチーズが切った瞬間に溢れ、サクサクととろけた食感を楽しむことができる。観光客にも地元の人にも人気のピザ屋「Vagabund(ヴァガブンド)」では、美味しいザグレバツィキオドレザックが食べれる店として長年愛され続けている。

  • サルマ(Sarma)

  • ロールキャベツのような料理、サルマ
    サルマとは、日本のロールキャベツのようなものだが、肉団子は豚と牛の合挽き肉と米が混ざっていて、キセリクプスと呼ばれる塩に漬けて発酵させたキャベツの葉(ピクルスのようなもの)を使用するのが特徴だ。キセリクプスは、サルマにだけでなく肉料理の付け合わせや、そのままパンと一緒に食べたりもする。サルマは冬の料理であるため、夏にはなかなか食べることはできないが、伝統的な家庭料理なので是非試しておきたい一品だ。

  • プニェナ・パプリカ(Punjena Paprika)

  • プニェナパプリカ、いわゆる肉詰めピーマン
    プニェナパプリカはピーマンの肉詰めをトマトソースとスパイスで煮込んだもので、中に入っている肉団子はサルマに入っている肉団子と同様、牛と豚の合挽き肉と米を混ぜたものが使われ、またサルマではキャベツを使うのに対し、こちらはパプリカを使用する。ザゴリエというザグレブの周辺の地方が有名で、ハンガリーの食文化の影響を受けた料理である。サルマは冬しか食べられないのに対し、こちらは夏限定の料理である。

  • シュトゥルクリ(Štruklji)

  • ザグレブ風ラザニアと呼ばれるシュトルクリ
    シュトルクリはザグレブ風ラザニアと呼ばれ、特にザグレブではユネスコの無形文化財になるほど伝統的な家庭料理である。小麦粉を薄く伸ばしたパスタのような生地と、カッテージチーズなどのチーズとパイ生地を何層にも重ね、上からサワークリームをかけてオーブンで焼いたものである。香ばしいチーズの風味とモチモチとした食感が特徴で、前菜、メイン料理、デザートのどの場面にもぴったりの一品である。

  • クレームシュニッタ(Kremšnita)

  • クレームシュニッタはふわふわの食感
    クレームシュニッタとは、パイ生地にバニラ風味のカスタードクリームを挟んだケーキである。スロベニアにもカスタードとクリームを二層にした似た様なケーキがあるが、クロアチアのものはメレンゲを含むため、フワフワとした食感とパイ生地のサクッとした食感が楽しめるのが特徴である。また見た目は結構大きいが、甘さも控えめであり、メレンゲの軽い感じがあるため、甘いものが苦手な人でも食べることができる。ザグレブから20分ほど車で行ったサモボルという町にある「ウ・プロラズ(U Prolazu)」という店が特に有名であり、ザグレブを訪れた際には是非おさえておきたいデザートである。

  • (Photo by Mario FajtVernon Chan labormikro Mic of orion Marcel F_A)