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チェンマイの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

タイ北部最大の都市であるチェンマイ。「北方のバラ」と呼ばれる美しい古都で、歴史的建造物を数多く見ることができる。水かけ祭りや花祭り等といった伝統的な祭りも数多くあり、ディズニー映画「塔の上のラプンチェル」のモデルとなったと言われているコムローイ祭りは特にオススメだ。ランタンを一斉に空へ舞い揚げる光景は、息をのむ美しさである。また、山々に囲まれた高原の中心に位置することから、ゾウに乗って散歩に出かけるツアーや、山岳民族の村に滞在し、その暮らしを体験出来るツアー等ユニークなツアーも次々と企画され、ひそかに今注目を集めている。

カオソーイ(ເຂົ້າສອຍ)

  • カオソーイの1番の特徴は、太めの卵麺の上に揚げ麺が乗っているところだ。スープは、ココナッツミルクの風味豊かなカレー味で、各お店によってそのスパイスの配合は様々である。トッピングとして高菜漬けやレモン(マナオ)、紫玉ネギや唐辛子を乗せて頂く。カレーベースのスープはココナッツミルクでまろやかな味わいになっており、辛みは少なく日本人にも食べやすい味だ。もっちりとした太麺と、パリパリの揚げ麺の触感が楽しく、1度食べたら病みつきになる美味しさである。

  • チェンマイソーセージ(ไส้อั่ว)

  • サイウアと呼ばれるチェンマイのソーセジ。程よく脂ののった豚肉に、玉ネギ、こぶみかんの葉、ニンニク、唐辛子、レモングラス、ターメリック等スパイスがたっぷりと入った香り豊かなソーセージである。屋台やレストランなど、様々なところで売られており、レストランで食べる時は、ナッツや、パクチー等の野菜も添えられる。日本で食べるソーセージとは違い、どちらかと言うとサラミに近いイメージ。しっかりとした肉感のある噛み応えがあり、噛みしめると豚肉の旨味と、タイカレーのようなスパイシーな味わいが口いっぱいに広がる。アルコールのお供にピッタリの逸品である。

  • ひき肉とハーブのサラダ(ລາບ) 

  • 300年以上も前からタイで愛されている伝統料理で、ラーブと呼ばれる。日本でお馴染みのプリッツが、タイの限定味としてラーブ味を販売しており、タイ定番のお土産にもなっている。一般的に鶏、豚、牛のひき肉と、たっぷりのハーブや野菜が使われているのが特徴。魚のミンチが使われることもある。トウガラシとライム、魚醤で味付けされていて、もち米と一緒に食べる。サラダに米?と思うかもしれないが、肉の辛みをもち米が上手く調和してくれ、食べると納得の組み合わせである。トウガラシがしっかりと効いたスパイシーな味わいで、そこにライムの酸味とハーブの味が混ざり合い、これぞタイ料理!といった味になっている。

  • ミヤンカム(เมี่ยงคำ)

  • 「ミヤンカム」は「1口で色々なものを食べる」という意味で、少量ずつ数種類盛られている具材を、葉に包んで食べる料理だ。市場では、葉で三角に包まれた状態でよく売られている。主な具材はエシャロット、唐辛子、ショウガ、ニンニク、ライム、ナッツ類、干しエビで、具を包む葉は、チャップルーと呼ばれる少し後味のピリッとするハーブが使われることが多い。エビみそや魚醤で作った甘みの強いタレをつけて頂く。香ばしいナッツの味わいと旨味のギュッとつまった干しエビ、そしてハーブといった様々な味が噛むごとに口の中で調和し、何とも言えないハーモニーを生み出してくれる。1度は味わってほしい味だ。

  • ゲーンハンレー(แกงฮังเล)

  • ゲーン・ハンレーは、ミャンマーの影響を強く受けたカレーで、タイの北部チェンマイらしいカレーと言える。しかし、その味はどこか懐かしさを感じるような日本のカレーを連想させるものがあり、日本人にも食べやすい味わいになっている。具材は主に豚バラ肉と千切りのショウガで、玉ネギ、豆、ニンニクを加えることもある。タイのカレーには珍しく、ココナッツは使用されない。じっくりと煮込まれたカレーは、肉がトロトロと柔らかく、生姜の風味が心地いい仕上がりになっている。

  • (Photo by Panupong RoopyaiTakeaway Takeaway Takeaway Takeaway Takeaway)