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台中旅行のおすすめ観光スポット5選!

2018/01/16 更新

台湾中西部に位置する台湾第三の都市、台中。周りを山々に囲まれて、豊かな自然が残る中、碁盤上に整備された街並み、一年を通して温暖な気候が続く台中は、台湾人が住みたい街の1位にあげられることが多い。台湾高速鉄道の開通により、台北・高雄両都市まで1時間足らずとアクセスしやすく、日帰り旅行が可能だ。近年、めまぐるしい発展を遂げ、近代的な都市へと生まれ変わった台中を訪れる際におすすめ観光名所を5つ紹介する。

台中公園

  • 日本統治時代に作られた公園として知られる、台中公園。広大な敷地内には、人工の湖や曲橋などをはじめとする中華庭園、子供が遊べる遊具、野外ステージなどがあり、多くの市民の憩いの場として親しまれている。中でも、日本統治時代の1908年に建てられて以降、台中のシンボルとして知られるヨーロッパ風建築「湖心亭」は、1999年に市の旧跡に選定されている。園内には、かつての写真や解説がところどころに飾られており、台中が歴史を垣間見ることができる。

  • 新光三越台中中港店

  • 台湾の大型デパートとして知られる、新光三越。台湾の新光グループと日本の三越伊勢丹ホールディングスが共同出資している。台湾全土に18店舗を持つ。高級ブランドをはじめ、日本でもお馴染みの東急ハンズや無印良品、ファッションブランドや日用品まで何でも揃う。また多くの日本外食チェーンが入ることから親日家が多いことで知られる台湾で人気のデパートだ。台中市中心エリアに位置しアクセスもよく、中港路のシンボルとして親しまれている。

  • 国立自然科学博物館

  • 台中の自然、科学、文化を体験しながら学習できる、国立自然科学博物館。台湾最大の規模を誇り、「生命科学」「中国科学」「地球環境」の3つのホールに分かれている。同敷地内には、台湾原産の植物を約750種類以上も集めた、植物園を併設している。巨大な温室には熱帯雨林の環境が再現されており、ドリアンや中国では高級家具に使われている紫壇などの珍しい植物を見ることができる。生命の起源や天文、科学と技術が詰まった博物館だ。

  • 逢甲夜市

  • 台中一の人気を誇る、逢甲夜市。逢甲大学前から西屯路交差点周辺の広域にわたって約1500以上もの商店や露店が並び、毎夜多くの人で賑わう。大学前に位置する商店街がはじまりの夜市で台湾夜市の名物である、胡椒餅や麺線、臭豆腐などの屋台グルメをはじめ、雑貨や衣類など様々な品物が揃う。中には行列のできる人気店も多く、逢甲大学の大学生をはじめ、地元の人や観光客まで誰もが一度は訪れる台中を代表する人気スポットだ。

  • 寶覺禅寺

  • 金色に輝く高さ33メートルの弥勒大仏が鎮座する、寶覺禅寺。「台中大仏」として地元の人に愛されている。七福神の布袋さんとして親しまれている弥勒大仏の内部は民族資料館になっており、へそ部分から外が見える構造になっている。弥勒大仏の耳に触れると幸せが訪れ、へそに触れるとへそくりが増えるといわれているが、実際はその大きさのため触れることができない。代わりに近くに佇む小さな弥勒大仏に触れる人が多い。境内には、太平洋戦争で亡くなった日本人を葬った碑もある。

  • (Photo by 象心力 Vick the Viking Jerry Lai)