バルセロナのピカソ美術館の観光情報(作品・料金・行き方・営業時間)

ピカソ美術館
Museu Picasso

2017/05/05 更新

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概要

バルセロナにもあるピカソ美術館

Museu Picasso

ピカソ美術館というと、パリにあるものを思い浮かべる人も多いだろう。
だが、実は「ピカソ美術館」という日本語名をもつ美術館はヨーロッパ中にあり、スペイン国内だけでも5箇所もある。
それだけパブロ・ピカソという芸術家が世界的な人気と評価を得ているという証拠だ。

そんな中でもバルセロナにあるピカソ美術館は、ピカソ自身が少年時代を過ごした土地とあって、パリのものと並び称されるほど充実した美術館になっている。

1963年に開館したこのピカソ美術館は、当初は市所蔵の作品と秘書だったサバルテスの個人蔵作品を中心に展示していたが、その後ピカソ自身や家族からの寄贈も受けて、現在では3,800点もの作品を展示するまでになった。
幼年期から老年期まで、作風の変遷を通じてピカソの人生をも俯瞰できる美術館である。

見どころ

①バルセロナ時代のピカソ作品

こちらのピカソ美術館では、ピカソのすべての時代の作品を満遍なく展示しているが、やはりバルセロナに来たからにはバルセロナ時代の作品を見ておきたいものだ。

ピカソがバルセロナで過ごしたのは、1895年から1897年、年齢にして13歳から16歳までだ。
この時期のピカソの作品は、多くの人がその名前からイメージするような前衛的な作風とはまったくかけ離れた、きわめて古典的な様式のものとなっている。

特に必見なのは、『科学と慈愛』と題された絵画だ。
これはマドリードの国展で佳作を受賞した作品で、ピカソ少年のデッサン力の高さを見ることができる。

②目玉は『女官たち』のアレンジ作品群

ピカソ美術館での最大の目玉といえるのは、実はピカソのオリジナル作品ではない。
ほかの作品群と比べてもひときわ大きなスペースをとって展示されているのが、ベラスケスの『女官たち(ラス・メニーナス)』をアレンジした作品群だ。

もっとも、アレンジといってもその実体は一見してオリジナルとはまったく似ても似つかないものとなっている。
1950年代後半、キュビズムの手法をすでに確立したあとのピカソによる作品であるため、こちらはまさしく「いかにもピカソ」というイメージ通りの作品だ。

同じ『女官たち』を題材としていながら、同じタイトルで何パターンものピカソ流アレンジを見ることができるので、どこをどのように解釈しているのか見比べるのも楽しいだろう。

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