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バルセロナで食べられるスペインの名物料理10選!お勧めグルメ旅

2017/10/20 更新

バルセロナはスペインの北東部、カタルーニャ州の州都で、地中海沿岸の港町。サンタ・エウラリア大聖堂や日本でもファンの多いサグラダ・ファミリアが有名で、多くの観光客が訪れる。そのためレストランやバルは人口に対して異様に多く、高級料理からカジュアルなタパス、B級グルメまで食べるものには困らない。魚を食べる文化だからか日本人の口に合うものが多い。せっかくのバルセロナ、ローカルに混じって郷土料理を楽しんでみてはどうだろうか。

エスカリバーダ(Escalivada)

  • 野菜をオーブンで焼いた後、オリーブオイルやワインビネガーに漬けたマリネ。野菜はパプリカやなすが一般的で、日本でいうところの煮びたしのようなもの。赤、黄、緑のパプリカを使えば見た目も鮮やか。野菜は焼くことで本来の甘味と旨みが増しておいしい。バルではそのままでお酒のつまみとして出されることが多い。肉料理の付け合わせにしたり、パンにのせたりとアレンジは豊富。

  • エスピナカス・ア・ラ・カタラナ(Espinacas a la Catarana)

  • ほうれん草の炒め物。カタルーニャ地方の郷土料理で、松の実やアーモンド、レーズンを入れて一緒に炒める。火を通した松の実やアーモンド香ばしい香りとレーズンの甘酸っぱい味が特徴。豚肉やベーコンを入れたものもある。ガーリックトーストによく合い、赤ワインのお供としておすすめ。家庭料理だが、バルでもおつまみとして食べられる。

  • エスケイシャーダ(Esqueixada)

  • たらと色とりどりの野菜のサラダ。カタルーニャの伝統的なサラダで、各家庭やレストラン、バルで広く親しまれている。味付けはシンプルにオリーブオイルとワインビネガーのみ。サラダに使うオリーブとたらは、エスケイシャーダ専用のものがある。たらは塩漬けにしてあるもので、そのままでは食べられないので、少なくとも丸一日は塩抜きする。

  • サルスエラ(Zarzuela)

  • トマトベースのブイヤベースのような煮込み料理。港町バルセロナらしい新鮮な海の幸が使われる。具材の組み合わせは自由で、レストランなどでは、その日採れたおすすめの食材をを使用してくれる。一般的にはムール貝やあんこう、エビが使われることが多い。見た目も豪華で、魚介の出汁が出て絶品。バルセロナに行ったらぜひ食べてほしい。

  • ブニュエロス・デ・バカラオ(Bunuelos de Bacalao)

  • たらのすり身をコロッケのように丸めて揚げたもの。たらはバルセロナでもポピュラーな魚で、煮込み料理や出汁によく使われている。ブニュエロス・デ・バカラオは、食べやすいサイズや形で、スナックとして親しまれているほか、バルではお酒のつまみとしてかかせない料理。塩味が効いたシンプルな味つけで、白ワインやビールによく合う。

  • バカラオ・ア・ラ・リャウナ(Bacalao a la Liauna)

  • ブニュエロス・デ・バカラオ(Bunuelos de Bacalao)と同じく塩漬けのたらの干物を使った料理。こちらもそのままでは使えないので、丸一日塩抜きをする。塩抜きしたたらを、オリーブオイルで揚げ、トマトベースのソースと煮込んだもの。一部煮込まずトマトソースをつけて食べるタイプもある。バルの定番タパスの一つで、価格もリーズナブル。日本人の口にも合いやすい。

  • カルソッツ(Calçots)

  • バルセロナのB級グルメの定番、カルドッツ。長ネギを炭火で焦がすように豪快に焼いたもの。元々カタルーニャ地方の伝統的な料理で、冬の定番として愛されている。ソースは、ナッツ類、ニンニク、オリーブオイル、トマトを合わせて作る。長ネギのとろっとした感触と甘みは、素朴で素材の味をダイレクトに感じられる。バルセロナでは屋台やマーケットなどで購入できる。

  • ブティファラ(Butifarra)

  • カタルーニャの地方の伝統的なソーセージ。豚の腸にミンチを詰め、中にアクセントとして松の実が入っている。レストランやバルでは、付け合わせに白インゲンとマヨネーズのようなアイオリソースが添えられている。粗びき肉がジューシー、豚の腸を使うため太めでボリュームがあり、コショウが効いてピリッと辛い。そのままでもおいしいが、アイオリソースにつけるとコクが出るのでぜひ試してほしい。

  • アバス・ア・ラ・カタラナ(Habas a la Catalana)

  • カタルーニャ地方の伝統料理の一つで、ソーセージやベーコンとそら豆をローリエと一緒に煮込んだ料理。一般的に豚の血を混ぜたブティファラが使われる。血が入っていないブティファラと同じように、アイオリソースでも食べられているが、日本人にはこちらのほうが食べやすい。パンやクラッカーと、ワインのお供としてバルで提供される。タバスコを入れて辛くしてもおいしい。

  • メル・イ・マト(Mel i Mató)

  • カタルーニャ地方の伝統的なデザートで、羊か牛のミルクから作るチーズに、はちみつをかけて食べる。歴史は古く、中世の料理本にも載っていたそう。豆腐に似た触感で、中華料理の杏仁豆腐に似ている。ほんのり甘く、素朴な味わい。ローカルは、お母さんの懐かしい味を思い出すようで、子供からお年寄りまで愛されている。食後のほっとしたひとときにぴったり。


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    (Photo by Lablascovegmenu diluvi TeRe. B Núria i JC Núria Farregut Xauxa Txapulín Boca Dorada Quim Gil)

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