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ブリュージュの名物料理5選!お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

ブルージュは運河に囲まれた水の都として有名なベルギーの観光都市である。まるで童話の絵本から出てきたような世界に憧れ観光に訪れる女性客が多い。古今東西問わず、様々な人々を魅了してきており、世界大戦中に敵国のドイツ軍がブルージュの攻撃指令を受けた際に、この地方で一番美しい都市なのだから破壊はできない、と拒否をしたほど。また、ブルージュは甘党の町としても知られており、美味しいチョコレート屋さんやケーキ屋さんがあるのが特徴である。

ワーテルゾーイ(Waterzooi)

  • ワーテルゾーイとはブルージュの郷土料理でお肉を茹でて、その煮汁に、クリームと卵黄を混ぜて食べる料理のこと。もともとは川魚を使用していたが、川魚は値段が高く庶民には手が届かなかったため、誰にでも作れる料理にするために鶏肉を使うようになったといわれている。ワーテルゾーイという名前も、「新鮮な川魚」と「ごちゃまぜにする」、という意味だ。ブイヨンベースなのであっさりしており、日本人の口にも合う味付けになっている。レストランで食べられるので是非試してほしい。

  • フリッツ(Frietjes)

  • フリッツとはフライドポテトのことである。ベルギー全土で愛されている、もはや国民食ともいえる。ブルージュでもフリッツは愛されており、さまざまな料理の付け合わせに必ずと言っていいほど登場する。ブルージュには、フルテリーという名のフライドポテトだけを専門に扱う店があったり、家庭でも気軽にできたてのフリッツを楽しめるように、電子式のフライヤーが1台完備されてあったりと、とにかくその消費量ははんぱではない。日本でもファストフードとしてお馴染みだが、本場で食べてみるのも良いだろう。

  • ブーダン(Boudin)

  • ブーダンとは腸詰のウインナーのことである。ブータンには赤ブータンや黒ブータンなどさまざまな種類があるが、ブルージュでは主に黒ブータンと白ブータンを楽しむことが出来る。特徴は黒ブータンが肉と脂と血で作られるのに対して、白ブータンは、ひき肉、卵、パン粉、牛乳といったハンバーグのような材料で作られるところである。食べ方も様々で、冷たいままでもおいしいし、油で揚げたり、フライパンで焼いてもおいしい。ベルギービールを片手に、おいしいブータンとフリッツで是非楽しんでほしい。

  • ベルギービール(Belgian Beer)

  • ベルギーにはオリジナルのビールが約1600種類もある。特に有名なものは、上面発行のエールと自然発酵のランビックである。この2種類を日本ではベルギービールと呼んでいる。楽しみ方もたくさんあり、季節にあった楽しみ方をしている。例えば、冬にはビールを温めてホットにして飲んだり、夏にはフルーツをいれてさわやかな味を楽しむなど多様である。ブルージュにはビールだけを楽しめるバーや安価に楽しめる食堂もあるので是非いろんな味を楽しんでほしい。

  • ドゥルム(Durum)

  • ドゥルムはもともとトルコ料理のケバブからきているラップサンドのことである。ベルギー風の特徴は、ラップサンドの中身にある。普通は肉や野菜を具材とするのに対してベルギー風はフライドポテトや野菜サラダを具材にしている。ブルージュではファストフード感覚で食べられており、屋台やマーケットのスタンドで気軽に食べることが出来るので、街歩きのお供や軽めの昼ご飯におすすめである。もちろんベルギービールとの相性も抜群である。

  • (Photo by RozenhoedkaaiMartin Bravenboer Evan-Amos Emmanuel Boutet Donar Reiskoffer LenZ )