10日(現地時間9日)、全米オープンの男子シングルス準決勝がニューヨークで行われ、日本の錦織圭選手がスイスのスタン・ワウリンカ選手に6-4、5-7、4-6、2-6のセットカウント1-3で敗れ、2年ぶりの決勝進出を逃した。ワウリンカ選手は世界3位と錦織圭選手よりもランキング上は格上の選手だったが、直近のワウリンカ選手との試合ではストレート勝ちしていた。また、準々決勝ではリオオリンピック金メダリストのマレー選手を破って準決勝に駒を進めていたことから、勝利への期待が高まっていた。錦織圭選手にとっては今回がワウリンカ選手との6度目の対戦で、今回の勝利によって2勝4敗となった。全米オープン準決勝での敗退とはなったが、第1セットを先取した後も大接戦を繰り広げ、あと一歩というところまで迫っていた。

試合開始から終了までの間に、英語での錦織選手関連ツイートは3000件を超え、日本のみならず世界中から錦織選手への応援が集まっており、勝者も敗者も称えるコメントが相次いだ。今回の試合への注目度の高さはもちろんのこと、錦織圭選手の世界的な人気が伺える。なお、錦織圭選手に勝利したワウリンカ選手は、モンフィス選手を破ったジョコビッチ選手と決勝戦を争う。

この記事では、試合中各セットと試合終了後の海外メディアの反応についてまとめてご紹介する。

※海外メディアの反応は随時更新・追加します

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目次

試合結果についての海外メディアの反応

スタン(ワウリンカ選手)は大満足。4-6、7-5、6-4、6-2で錦織選手を下した世界3位のワウリンカ選手は3度目のメジャー決勝戦に進む。

恐ろしい程の湿度の中、第1セット目を失った後のワウリンカ選手は驚異的なパフォーマンスを見せて錦織選手を打ち破った。
※Russell Fuller氏はBBC Tennisの記者

試合中の様子についての海外メディアの反応

●第1セット

冷静な試合運びにより、錦織圭はワウリンカから1セット目を6-4で奪った。

●第2セット

ワウリンカが大きな雄たけびを上げた。第2セットは7-5でワウリンカが奪取した。

●第3セット

(第3セット中)雨が降ってきたため、屋根を閉じるために試合は一時中断。

第3セットはスタン(ワウリンカ選手)が奪った。第3シード(ワウリンカ選手)はこの試合四度目のブレークで、このセットを奪い、錦織に1セットリードした。

●第4セット

ワウリンカ選手が錦織の2回目のサーブに飛びつき、深いリターンに錦織は対応できなかった。スタン(ワウリンカ選手)は2-0でリード。

初めての全米オープンファイナルへようこそ。ワウリンカが錦織を4-6、7-5、6-4、6-2で打ち破った。