日本は世界有数の安全な国だ。海外では日本と比べ、強盗や詐欺、性犯罪や殺人等、様々な犯罪の発生件数が多く、巻き込まれる可能性が高い。海外で生活する日本人が体験した、危険な出来事をお伝えするシリーズ第二弾はフランス・パリ在住者のリポート。

第一弾:アフリカは治安が悪い?危険?内戦も経験した現地在住者の体験談
第三弾:合法非合法問わず銃所持者多数!?ブラジルの危険情報を在住者がリポート

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目次

格段にスリ、盗難多し。旅行の際は警戒心マックスで

(現地在住ライター 竹内真里

幸い、これまで大きな被害には遭わずにきているのだが、マルセイユとパリで以下の経験をしている。

●財布狙いの10代二人組が去り際に暴力

マルセイユの旧港近くでの出来事。ATMでお金をおろし、財布をバッグにしまってしばらく歩いていると、ふと気配を感じた。10代前半とおぼしき女の子2人組がバッグに手を入れてゴソゴソしているのに気づいたら、思いっきり叩かれ蹴られた。2人は何か叫んで笑いながら走り去っていった。財布は無事で他に盗まれたものもなかったが、初めて他人に暴力を振るわれ、しかも警戒の対象でなかった若い女の子たちだったのでショックだった。

●地下鉄はスリが多い

次はパリでの出来事。地下鉄に乗り込んだ瞬間、これまた10代前半と見られる女の子5-6人に囲まれてバッグが狙われたものの、簡単には開けられないように細工をしておいたので、何も盗られずに済んだ。

同じく地下鉄で、幼児連れで荷物も多くベビーカーを折り畳んで階段を上っている時、背後から白人の若い男性がバッグに手をかけてきたので振り返ると、慌ててベビーカーの方に手を移動し手伝うフリをしてきたので、「ノーメルシー」と言うとホームの方に戻って行った(次のカモを探しに)。この男性は筆者が乗車していた車内から降りる際、すでにホームのベンチに座っていたのが見えていて直感でスリだと思っていたら本当についてきた。幼児連れで同じように荷物が多い状態の時、大人と子供で形成されるスリ一家?にも狙われたが、すぐに気づいて未遂で終わった。

●自宅駐車場で車が盗まれる

昨年12月は自宅アパート地下駐車場から車が盗まれた。もちろん車の鍵もつけっぱなしにはしておらず、自宅に置いてあり、盗難防止にハンドルも固定してあったのだが見事にやられた。この建物内や駐車場に入るにはコード番号や鍵がいるのだが、それらもあまり役に立たなかったようだ。盗難に遭ったこと自体はショックだったが、車を購入する際に販売担当者から赤信号で停車中に銃で脅されて引きずり降ろされ愛車を盗まれる話を聞いていたので、そういった怖い思いをせずに済んでよかったと思った。

●旅行者は注意を

フランスに旅行に来る際、特に地下鉄はスリがとても多いことを覚えておこう。上記のように性別年齢関係なくいろんなタイプがいる。そして日本の地下鉄の駅と比べると照明も明るくなく、プラットホームにホームレスやスリは常駐しているが駅員は居ない。スマートフォンの盗難もよく聞くので、使用する場合は注意しよう。せっかくの旅行であまり緊張しすぎるのも疲れてしまうが、それぐらいスリが多いことを知っておいてほしい。

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