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スーツケースのフレームには、ジッパータイプとハードフレームタイプの2種類ある。ソフトスーツケースは、ジッパータイプのみだが、ハードスーツケースはジッパータイプのものとハードフレームのものが存在する。

ジッパーとフレームといっても、その中で複数の種類があるのだが、大別してこの2種類の特徴を理解しておけばスーツケース選びの手助けとなるだろう。但し、フレームの性能はブランドや商品によって大きく異なってしまうので、あくまでスーツケースの一要素として捉えるにとどめておくのが良い。

ジッパータイプ

ジッパーはロックしても少し隙間が開いてしまう

メリット

・荷物を取り出しやすい
・多少無理矢理にでも閉めることが出来る
・衝撃に強く、壊れにくい

デメリット

・雨や埃が入り込みやすい。
上部の写真を見てもらえれば分かりやすいが、ジッパーの場合TSAロックをかけたとしても、少しだけ隙間が開いてしまうのだ。この隙間から水や埃が入り込んでしまう。
・こじ開けられてしまいやすく、防犯性が低い。
ジッパーの部分を先の尖ったもので突くと、意外にも簡単に開けることが出来てしまうのだ。
 ※ブランドによってはジッパーであっても強固な堅牢性を持つものもある。
・中の生地を噛んでしまうことがある

こんな人におすすめ

軽さを求めるなら、ジッパータイプが良いだろう。ジッパータイプでも、近年は耐久性や防犯性はどんどん高くなってきている。

フレームタイプ

ハードフレーム

メリット

・ワンタッチで開け閉めできる
・頑丈で防犯性が高い

デメリット

・ジッパータイプに比べて重い
・荷物を取り出す際は全て開ける必要があり、広いスペースが必要
・衝撃を受けると歪む事があり、スーツケースが開かなくなることがある。

こんな人におすすめ

水の染み込みにくさや、ワンタッチで開けられる利便性が欲しいなら、ハードフレームが良いだろう。頑丈さにおいては、ブランドに依る部分が大きく、ジッパータイプに比べて明らかに優れているということは言えないが、値段が安いスーツケースであれば、ジッパーよりもハードフレームの方が防犯性が高いと言える。



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