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スーツケースブランド、クロースの紹介

あなたは、スーツケース「クロース」をご存知だろうか。

実店舗では出回っていないスーツケースのため、知らない人の方が多いかも知れないが、通販サイトでは人気ランキング上位常連の大人気スーツケースブランドだ。

しかし、その実態は分かりづらい存在だった。なぜなら、インターネット上でその運営母体会社の情報が長い間公開されておらず、誰がどこで生産しているスーツケースなのか把握が困難だったのだ。

「スーツケースおすすめ情報館」では、独自の調査をした結果、このページで以下のように説明してきた。

【2019年1月までの記載】
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クロースは、中国のスーツケースブランドだ。スーツケースのほかに、旅行に関連する収納ポーチや、スーツケースバンド、ワイシャツケースなどを作成している。日本には、中国の「Neehong」や「v-toot Co.,Ltd」などの会社、日本の「シーネット株式会社」等が代理販売している。
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この情報は、通販サイトでクロースを販売している販売会社を調べ、その所在地が確認できた会社名のみ紹介する形をとっていた。だが、2018年の3月にクロースの公式ホームページが公開されたため、より正しく詳しい情報が掲載できる状態になった。このページでは、新たに判明した情報を加え、最新の情報をお届けする。

クロース公式HP

クロースのスーツケースについて詳しく知りたい方や、実際に購入した際のレビュー、おすすめのスーツケースを知りたい方は必見だ。スーツケースの構造上の情報を検討した際にお勧めできるスーツケースを、これまでスーツケースを1000個以上比較検証してきた「スーツケースおすすめ情報館」の編集部がピックアップしている。

まずは、クロースというブランドの特徴をとらえるところから始めよう。

ブランド説明

クロースのスーツケースを理解するうえで、運営母体がどうなっているのか気になる方も多いと思うので、先に説明しておく。

2018年に公開された公式ホームページによって、クロースが2014/10/14に設立された中国は廊坊市安次区にある会社だということが分かっている。廊坊市安次区は北京から車で1時間30分ほど南にある地区だ。北京に近い場所ということもあり、非常に整備された街並みになっている。

公式ホームページによると、売上高527百万円、従業員数50名と記載されている。会社の名前は記載されていないが、大手通販サイト「楽天市場」では「シーネット株式会社」(静岡県にある会社)がクロースを販売している。

クロース公式サイトに記載されている代表者名は「王 偉光」である一方、シーネット株式会社の代表者名は「王 延慶」と、どちらも中国人代表者となっている。シーネット株式会社がクロースしか扱っていないことや、メールアドレスが「kroeus@」となっていることを鑑みると、シーネット株式会社がクロースの運営母体と非常に密接な関係にあると言えるだろう。

これ以上の運営会社特定は難しかったのだが、Amazon、楽天という大きな通販プラットフォームで高い口コミ評価を勝ち取っており、カスタマーサポートも充実しているため、まずは安心して購入できる運営先と言えるのではないだろうか。
 
クロースのスーツケース自体に目を向けると、素晴らしい商品がラインナップされている。高いデザイン性と機能性を併せて持ったスーツケースが展開されており、価格も安い。コスパのとても良いスーツケースブランドと言える。

通販サイトに寄せられる口コミ評価も高く、Amazonの「スーツケース売れ筋ランキング」の上位常連のブランドだ。

スーツケースの特徴

有名スーツケースブランド、リモワを想起させるような重厚なデザインが特徴的だ。縦にすらりと入ったリブが高級感を醸し出している。

アルミニウム合金ボディのスーツケースのほかに、ポリカーボネート+ABS素材のボディを使用したスーツケースをラインアップしており、そちらはデザイン性が高いままに低価格を実現しているので、大変人気が高い。

コストパフォーマンスが高いので、デザインが気に入ればお勧めしたいスーツケースブランドだ。

クロースのスーツケース 購入レビュー

クロースは、中国で生産されており、情報を取ることが難しいブランドだ。2018年の公式ホームページ公開と、独自調査によってある程度の運営者確認はできたが、やはり多少は不安が残る。

そこで、「スーツケースおすすめ情報」でスーツケースを実際に購入して検証を行った。

検証した結果、全く問題なく購入をお勧めできるという結果になった。

購入を検討されている方のご参考になれば幸いだ。

①Amazonで購入

ここでは、Amazonの「スーツケース売れ筋ランキング」で上位にあるLGXを紹介する。

このスーツケースは常にAmazon売れ筋ランキングで上位にある大人気商品だ。

②商品到着

クロースのスーツケースが届いた様子

クロースのスーツケースは、段ボールの中に発砲スチロール、スーツケースカバー、気泡緩衝材(所謂プチプチ)、薄いシートの4層でに包まれており、運送中の傷や欠損に十分注意されている。

実際、開封したスーツケースはぴかぴかで、傷一つ付いていなかった。

③外側

クロースのスーツケース

アルミニウム合金ではなく、ポリカーボネート+ABS素材のボディのため、安っぽくないかどうか心配になっていたが、杞憂だった。程良く高級感があり、とても1万円前後で購入できるスーツケースとは思えない雰囲気だ。

ボディを強く押すとペコペコと凹むが、これはポリカーボネート特有の特徴。この弾力性が、高い耐久性に繋がっている。

一方、TASロックやフレームには金属が使用されているため、非常に頑丈。また、TASロックは、ボタンを押してからフックを外して開錠する仕組みで、ジッパータイプに比べるとやはり開け閉めは楽。金属が使用されることにより重厚さが増しているのもポイントだ。

キャスターはダブルホイールで、とても静かに転がすことが出来るし、フロントに設置されているラゲージハンガーはかなり利便性が高いだろう。

クロースのスーツケースについているラゲージハンガー

④内装

クロースのスーツケースの中身

青を基調としたスタイリッシュな内装は機能的だ。マジックテープで仕切りが固定されており、スーツケースとは完全に切り離すこともできる。蓋と底の両方に仕切りがあるのは、荷物を整理する上で大変便利だ。また、仕切りには複数の大きさのポケットが付いており、小物の整理に役立つ。

仕切りを強く引っ張るなどの耐久度を確かめたが、特に脆いということもなく、十分な強度が保たれている。

クロースのスーツケースの仕切り

中には取扱い説明書が入っており、TSAロックの使い方等が詳しく説明されている。スーツケースに詳しくない人でも安心して利用できるだろう。格安スーツケースの場合、取扱説明書が同封されていないケースも多いので、この点はかなり好感が持てた。

Amazonでは販売代理店によるアフターケアも充実しているので、購入して損のないスーツケースとしてお勧めできる。

今回購入したスーツケースに興味があれば以下のボタンから価格を確認できる。

Amazonで価格を見る

直営店で価格を見る

【高評価から厳選】クロースのおすすめスーツケース

さて、ここまでクロースのスーツケースの基本的な情報について解説してきた。如何だったろうか。

ここからは、「スーツケースおすすめ情報館」がスーツケースの構造や素材などの知識と、通販サイトに寄せられている口コミ情報から、お勧めできるスーツケースをピックアップして紹介する。クロースのスーツケース購入をご検討中の方は是非参考にしてほしい。

クロースには、ポリカーボネート+ABS素材を利用したハードスーツケースと、アルミニウム合金を利用したハードスーツケースと、ソフトスーツケースの3種類がラインナップされている。

どれも特徴があり、メリットがあるので自分の利用用途に合わせて賢く選びたい。

※スーツケースの金額はAmazonのものを使用しているが、時々在庫切れで「Outofstock」と表示されてしまうことがある。そうなった場合はなるべく早くに在庫のあるスーツケースに切り替えて紹介するが、いつもチェックするのは難しいので、多めに見て頂けるとありがたい。

➡ ネットで買えるクロースの商品の一覧はこちら

商品比較表

口コミ 商品名(クリックで詳細へ) 価格 -1泊 2-3泊 4-7泊 8泊- 機内持込 TSA
1位 A9011 ×
2位 P7012
3位 3wayスーツケース × ×
4位 復古主義
5位 ファッション ×
6位 AL0025 ×
7位 A9268
8位 復古主義(アルミ合金ボディ)
9位 L6055
10位 L802
11位 L6018

※口コミランキングはユーザーの評価から総合的に判定。

A9011

シンプルかつ上品なデザインと収納力が魅力

無骨なデザインが多いクロースにしては珍しい、シンプルでありながら上品で可愛らしい印象を与えるモデル。デザインを直方体に近づけることで容量を大きくし、無駄なくパッキングすることができる。表面はエンボス加工が施され、キズや汚れが目立ちにくい。内装も両側に仕切りがついており機能的だ。また、8輪キャスターの動きが滑らかで機動性も高いと好評。

サイズ/重量/泊数 40L/3.23kg/1-3泊
63L/4.09g/5-7泊
98L/5.23kg/8泊-
カラータイプ ・ブルー
・ホワイト
・ピンク
・ブラック
ボディ素材 ポリカーボネート(素材説明)
その他 TSAロック対応

P7012

軽量で頑丈、汚れにくいPPボディ

軽さに加え柔軟性と靭性をもつポリプロピレンを採用することで、衝撃耐性の高いボディに仕上がっている。空港などで乱雑に扱われることがあっても安心だ。

表面の凹凸部分には特徴的な工夫が凝らされている。傷つきやすい凸面にはエンボス加工を施すことで傷を目立ちづらくし、傷つきにくい凹面を鏡面か加工で仕上げることにより、見た目の美しさも充実させている。

荷物の容量を増やせる拡張機能付きなのも嬉しいポイント。

サイズ/重量/泊数 38L/3.25kg/1泊-3泊
60L/3.84kg/4泊-6泊
97L/4.7kg/7泊-
カラータイプ ・ブラック
・ホワイト
・レッド
・ブルー
・グレー
・ピンク
ボディ素材 ポリプロピレン(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

3wayスーツケース

リュックにもなるスーツケース

キャリーケース、リュック、手持ち、の3通りの使い方が出来る優れものスーツケース。2輪ということもあり、多少の悪路でもすいすい移動できるうえ、いざとなればリュックとして背負って移動できるのは便利。悪路が多い土地に行くなら持ってこいだ。

また、単にキャリーケースとして利用する場合でも価値がある。ポリエステルで作られたボディは軽くて堅牢。撥水加工をしてあるので、多少の雨に見舞われても問題ない。収納部もPC用のスペースや大きなメイン収納部があり、使い勝手が良い。ただし、TSAロックがついていないため、ご注意を。

サイズ/重量/泊数 43L/2.75kg/1-3泊
カラータイプ ・ブラック
・ブルー
ボディ素材 ナイロン(素材説明)
その他 機内持込サイズはこちら

復古主義

レザーハンドルが高級感を演出

ハンドル部分にダークブラウンのレザーを使用することで、どこから見ても高級感のあるデザインに仕上がっている。

ボディ素材はポリカーボネートとABS素材で、アルミニウムに比べて軽量で扱いやすい。TSAロック部分や蝶番、フレームはしっかりとした金属性なので、耐久力にも優れている。

デザイン、機能の両方で高いパフォーマンスを示しているおすすめスーツケースだ。

サイズ/重量/泊数 30L/3.5kg/日帰り-2泊
35L/3.7kg/1泊-3泊
59L/4.26kg/4泊-7泊
100L/5.5kg/7泊-
カラータイプ ・シルバー
・ブラック
・ホワイト
・ローズゴールド
ボディ素材 ポリカーボネート+ABS素材(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

ファッション

シンプル・軽量・大容量の三拍子

シンプルなデザインと機能性を求める方にはこちらのモデルがオススメ。ボディ素材には丈夫で軽量なポリカーボネートを採用し、キズや汚れの目立ちにくいエンボス加工を施している。凹みやすいコーナー部分には丸みを与えつつ、機内持込み可能サイズで40Lの大容量を実現。内装は両側に仕切り付きで荷崩れの心配もなく、痒い所に手が届くモデルだと言える。360度回転のキャスターの動きもスムースだ。

サイズ/重量/泊数 40L/3.43kg/1-3泊
67L/4.32g/5-7泊
102L/5.2kg/8泊-
カラータイプ ・ブラック
・シルバー
・ダークグリーン
・ワインレッド
ボディ素材 ポリカーボネート(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

AL0025

シンプル高品質なアルミボディスーツケース

アルミ合金で作られた堅牢で重厚なボディと、統一感のある主張しすぎないハンドルやキャスターで、全体としてモダンでスタイリッシュな印象を受ける。「復古主義」のスーツケースと比べるとやや丸みを帯びたフォルムだ。

耐久性、機能性はもちろん問題なし。長く使うことのできる完成度の高いスーツケースになっている。リモワのようなアルミボディのスーツケースが好みなら、是非お勧めしたいスーツケースだ。

サイズ/重量/泊数 33L/3.61kg/1泊-3泊
38L/4.14kg/1泊-3泊
56L/5.25kg/4泊-6泊
カラータイプ ・ブラック
・チタンゴールド
・シルバー
ボディ素材 アルミニウム合金(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

A9268

メカニカルなデザインが印象的

メカニカルな印象を持たせるデザインが特徴的な「A9268」。一見ベーシックな縦リブにも見えるが、よく見ればその個性が滲み出ている。コーナープロテクターがボディ表面まで覆う形になっているのは、デコレーションの役割も果たしながらボディの耐荷重性も高めている。

スーツケースに頑丈さを求めており、手ごろな値段で手に入れたいという人にはぜひおすすめしたい。

サイズ/重量/泊数 39L/3.79kg/1泊-3泊
64L/4.7kg/4泊-6泊
96L/5.7kg/7泊-
カラータイプ ・ブラック
・シルバー
・ワインレッド
・チタンゴールド
ボディ素材 ポリカーボネート(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

復古主義(アルミ合金ボディ)

アルミのボディを使用したデザイン性の高い本格スーツケース

アルミボディのハードフレームスーツケースとしては、破格と言える値段設定のスーツケースだ。

レザーのハンドルに、重厚なアルミボディがマッチしており高級感にあふれている。表面はエンボス加工が施されており、傷が目立たず長い間きれいに使用できる。また、内装には光沢性のあるナイロン地を使用しており、どこをとっても美しい。

機能面にも優れており、例えばハンドルは無段階調節可能であり、自分の好きな高さで固定することが出来る。コーナープロテクトも付いており、ちょっとやそっとの衝撃では壊れない堅牢さも嬉しポイントだ。安価にアルミボディスーツケースがほしい際に選びたい秀逸なスーツケースだ。

サイズ/重量/泊数 37L/4.7kg/1泊-3泊
71L/5.73kg/4泊-7泊
114L/6.95kg/7泊-
カラータイプ ・ブラック
・チタンゴールド
・シルバー
ボディ素材 アルミニウム合金(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

L6055

唯一無二の存在感を放つ逸品

光沢のある美しい表面、筋交いに入ったラインが印象的な高級感あふれるデザインが印象的。空港でのピックアップの際にも一目で自分のものと分かる。内装はシンプルながら機能的で、コーナープロテクトやアルミフレームといった強度を高める工夫も多数。サイズ展開も幅広く、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品と言えるだろう。口コミの評価も高く、コストパフォーマンスはバツグン。

サイズ/重量/泊数 37L/3.8kg/1泊-3泊
59L/4.87kg/3泊-5泊
75L/5.0kg/5泊-7泊
87L/5.7kg/8泊-
カラータイプ ・ブラック
・ホワイト
・シルバー01
・ダークグリーン
・ローズレッド
・ローズレッド01
ボディ素材 ポリカーボネート+ABS素材(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

L802

見た目の美しさが際立つスーツケース

縦に走るリブが深めに設定されており、インパクト大。アルミニウムではなくポリカーボネートとABS素材なので、リモワ程の重厚感はないものの、ビジネスシーンで利用しても問題ないほど高級感に溢れている。

また、他のクロース製品と比べると、内部の仕切りがスーツケースにくっついているオーソドックスなタイプで、大変使いやすい。急にスーツケースを広げなければならない時も、安心できる設計だ。

サイズ/重量/泊数 42L/3.8kg/1泊-3泊
65L/4.6kg/4泊-7泊
76L/5.1kg/7泊-
104L/5.7kg/7泊-
カラータイプ ・ゴールド
・シルバー
・ブラック
ボディ素材 ポリカーボネート+ABS素材(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

L6018

LGXのスクエア型モデル

LGXと機能的にはほとんど同じだが、こちらにはハンガーフックが付いていない。ボディの耐久性やキャスター、内部構造などはLGXと同様で高品質。

LGXと比べるとより四角いフォルムで、スーツケース全体が少し大きい。値段もほとんど変わらないので、スクエア型のフォルムが気に入れば購入を検討してみよう。

サイズ/重量/泊数 43L/3.9kg/1泊-3泊
60L/4.7kg/4泊-7泊
78L/5.3kg/7泊-
93L/5.9kg/7泊-
カラータイプ ・シルバー
・ブラック
ボディ素材 ポリカーボネート+ABS素材(素材説明)
その他 TSAロック対応、機内持込サイズはこちら

その他のお勧めスーツケースブランド

クロース以外にもおすすめスーツケースブランドを以下で紹介している。スーツケースブランドについて理解を深めよう。

【48ブランドを徹底比較】スーツケースのおすすめ人気ランキング | スーツケースおすすめ情報館
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