マイルの全知識!マイルを貯めるメリットとは?貯め方、使い方など基本から解説!

2019/06/04 更新

飛行機に無料で乗れる「マイル」「マイレージ」の仕組みをご存知でしょうか。 マイルを貯めていない、という方は、もしかするととても勿体無いことをしているかもしれません。特に旅行好きだという方は、マイルを貯めない手はありません。クレジットカードを活用することで、日常的にマイルをコツコツ貯めることができるのです。 この記事ではマイルとはなんなのか、どうやったら貯められるのか、貯めると何ができるのか、マイルについて徹底解説します。

マイルとは

そもそも、「マイル」とは、「航空会社が提供するポイントサービス」のことを指します。

飲食店やスーパーなどで、そのお店のポイントカードが用意されていることがありますよね。それと同じで、航空会社によるポイントサービスだと思ってください。
正確には、サービスのことを「マイレージプログラム」、貯まるポイントのことを「マイル」といいますが、サービスも含めて「マイル」と呼ばれることがあります。
また、「マイル」と言うと距離の単位を想像されるかもしれませんが、その単位とは別。搭乗距離をベースとして算出されることもありますが、ここでは単純に、航空会社のポイントプログラムのポイントの単位と考えてください。

マイルは飛行機に乗ったり、各航空会社が発行するクレジットカードを利用することで貯まります。

貯まったマイルは、航空券に交換して実質無料で飛行機に乗ることができたり、航空機の座席をアップグレードしたりすることができます。
マイルとは
スーパーや飲食店で用意されているポイントサービスなどと比べて還元率が高いので、意外なほど簡単に豪華な旅行ができますよ!

「マイル」は航空会社によって異なる

様々な航空会社が独自のマイレージプログラムを用意しています。ファミリーマートとセブンイレブンとローソンではポイントカードが異なるのと同じですね。例えばANAのマイレージプログラムで貯めたマイルはJALでは利用できません
航空会社は「アライアンス(航空連合)」という、提携を結んだグループを形成しています。このアライアンスが同じであれば、異なる航空会社間であっても、同一マイレージプログラムでマイルを貯めたり使ったりすることができます

マイルを貯める、使う方法

では、実際にマイルを貯めたり使ったりするにはどうしたらよいのでしょうか。

こちらでは、マイルを活用するために必要な情報をご説明します。

STEP1: マイレージプログラムを選ぶ

まずは、マイルを貯めるマイレージプログラムを選びましょう。

コツは自分が最もマイルを貯めやすいプログラムを選ぶこと

普通のポイントサービスを選ぶ時と変わりません。例えばコンビニのポイントカードを作る際、ファミリーマートの方がポイントを貯めやすい(家から近かったり、よく利用したりするなど理由は様々でしょう)のに、セブンイレブンのポイントカードを作らないですよね。

マイルも同じで、「貯めやすさ」で選ぶのが鉄則です。

貯めやすいのは、JAL・ANA・デルタ・ユナイテッドの4社

日本に住んでいるのであれば、基本的にJALもしくはANAのマイレージプログラムが最も貯めやすいプログラムです。マイルが貯まるキャンペーンや提携サービスが豊富な上、貯まったマイルの使い先も充実しているからです。

海外在住者やマイナーな都市を飛び回っているような方は別として、JALかANAのマイレージプログラムを選ぶのが良いでしょう。

STEP2: マイレージプログラムの会員になる

マイレージプログラムには、各航空会社のサイトから、氏名・性別・生年月日・住所・メールアドレスなどを入力するだけで簡単に登録することができます。各社入会費・年会費無料です。

また、航空会社が発行しているクレジットカードを所持することで、マイレージプログラムの会員になれます

航空会社が発行するクレジットカードは、飛行機に乗るとボーナスマイルが加算されます。また、カード入会特典や継続特典によってマイルが付与されますし、日々の買い物でクレジットカードのポイントが貯まります。
クレカ利用でマイルが直接貯まるものと、マイルに交換できるポイントが貯まるものがあります。

カードを持つことでさまざまな特典やメリットがあるので、マイルを貯めるのであれば、クレジットカードの発行がおススメです
クレジットカードを持たない選択肢はないでしょう。飛行機に乗ることでしかマイルが貯まらない状況ではなかなかマイルが貯まりませんし、頻繁に飛行機に乗る方は飛行機代の決済でマイルが貯まりますから、尚更マイルが貯まるクレジットカードを持っておくべきです。

STEP3: マイルを貯める

マイルを貯める方法は、ざっくり言うと飛行機に乗ることと、航空会社発行のクレジットカードを使うことの2つです。

マイルの貯め方

飛行機に乗って貯める


まずはシンプルに飛行機に乗って貯める、という方法です。

本来マイルとは距離を表す単位ですから、理解しやすいかと思います。飛行機に乗って遠くに行けば行くほど「マイル」というポイントが貯まるのです。
マイル=1,852メートルで換算されます。この数字をそのまま当てはめると、東京-大阪間の距離であれば280マイルとなりますが、東京-大阪間のフライトを利用するとそのまま280マイルが貯まるのかといえばそうではありません。

飛行機に乗って貯まるマイル数は、飛行距離に運賃種別によって異なる「積算率」を掛け合わせて算出されます。

マイル(搭乗距離)×積算率=マイル(マイレージプログラムのポイント)

ファーストクラスであればマイルの積算率は150%程度に上がり、反対にエコノミークラスの利用であれば通常70%程度、時期や券種により最低30%まで引き下げられる場合があります。

例えば、東京-大阪間(280マイルの距離)のフライトでは、ファーストクラスであれば、280マイル×150%=420マイル貯まりますが、エコノミークラスでは、280マイル×70%=196マイルしか貯まりません。

以下の表は、ANAのサイトを参考にまとめた東京から各都市にフライト(片道)した際に加算される各積算率ごとのマイル数です。なお、JALを利用した際にも端数の誤差が生じる程度でほぼ同じマイル数が加算されます。
積算率 ソウル行きで貯まるマイル数 ホノルル行きで貯まるマイル数 サンフランシスコ行きで貯まるマイル数 パリ行きで貯まるマイル数
30% 227マイル 1,149マイル 1,539マイル 1,858マイル
50% 379マイル 1,915マイル 2,565マイル 3,097マイル
70% 530マイル 2,681マイル 3,591マイル 4,335マイル
100% 758マイル 3,831マイル 5,130マイル 6,194マイル
125% 947マイル 4,788マイル 6,412マイル 7,742マイル
150% 1,137マイル 5,746マイル 7,695マイル 9,291マイル

飛行機の利用で加算されるマイルは状況次第で変動するということを頭の片隅に覚えておいていただければ大丈夫です。

クレジットカードを使って貯める


飛行機に乗らないとマイルは貯められないのかといえば、そうではありません。むしろ、マイルを貯めている人の多くは、クレジットカードの有効活用でマイルを貯めています。
飛行機に乗らずマイルを貯めている人は、「陸マイラー(りくまいらー・おかまいらー)」と呼ばれています。

方法は簡単。航空会社の発行するクレジットカードを発行し、日々の生活費をそれで支払うことです。

ANAのマイレージプログラムを例に、ハイシーズンのハワイに行くことを目標として計算してみましょう。ハイシーズンのハワイの往復特典航空券に必要なマイルは43,000マイルです。

通常、カードのポイント還元率は0.5〜1%ですから、還元率の高いカードであっても、43,000マイル貯めるためには単純計算で最低でも4,300,000円は決済する必要があるように思われます。

「430万?!」と驚かれるかもしれませんが、最初に貯めたマイルが有効期限を迎える3年以内に使うお金として考えれば、実際にはそこまで高額というわけではありません。年間では約143万円です。

食費・光熱費・通信費など、月々に必ずかかってしまう生活の固定費を合算すると、それ以上にお金がかかっています。日々の細かな買い物や交際費、水道代や電気代、携帯代金、ネット料金などをクレジットカード払いにすれば、年間150万円はあっという間に超えてしまいますよ。

また、ポイントは決済額に応じて均一に加算されるだけではありません。まず、カードを発行すると、入会特典として1,000〜5,000マイルが贈られます。

さらに、クレジットカードには、カードを発行する企業ごとに「特約店」といってカード決済を行うとボーナスポイントが加算されるお店やサービスが設けられています。

例えば、ANAの発行するクレジットカードであれば、マツモトキヨシやセブンイレブンで利用することで、クレジットカードのポイントとは別にマイルが加算されます。JALの発行するクレジットカードは、イオンやファミリーマートで決済に利用することでマイルがさらに加算されます。

そのほかにも、ポイントアップのキャンペーンや特典が多数設けられているので、カードの使い方を工夫することで、マイルは意外にもサクサク貯まっていくのです。
マイルには航空会社によって有効期限が定められている場合があり、日本でメジャーなANA・JAL両社のマイル有効期限は3年(加算から36ヶ月後の月末)です。

有効期限は延長させる方法もいくつかあるため、必ず3年以内に交換しなければいけないということではありません。

STEP4: マイルを使う

せっかく貯めたマイルは、一番おトクな方法で活用したいですよね。

特典航空券に交換する


もっともオススメなのは、マイルを航空券に引き換えることです。
マイルで交換できる航空券は、通常売りに出されているものとは別に、「特典航空券」と呼ばれています。航空路線(飛距離)によって必要なマイル数が異なり、航空会社ごとに予約開始の日時や予約枚数が定められています。

各航空会社が発行するクレジットカードを利用すると、通常100〜200円で1マイルが加算されます。

多くの場合、クレジットカードのポイントは1ポイント=1円で還元されますよね。

1マイルも1円として還元されるのかといえば、実はそうではないのです。マイルは特典航空券と引き換えることによって1マイル=2円以上の価値を持つことになります。

例えば、ANAの東京-ハワイ往復航空券(ハイシーズン)の値段は15〜16万円ほどです。ところが、ANAのマイルを持っていれば、この往復航空券を15万マイルではなく、なんと4万3000マイルで交換できるのです。1マイルが3円以上に化けていることがわかりますね。

この超高還元率こそ、マイルが人気を集める最大の理由です。

主要な国への往復航空券に必要なマイル数を紹介しますので、いかにお得か確認してみてください。マイルを貯めないのは非常にもったいないことが分かると思います。

【ANAのマイレージプログラムでマイルを日本からの国際線往復航空券に引き換える際に必要なマイル数】
座席種類 韓国往復
必要マイル数
ハワイ往復
必要マイル数
北米往復
必要マイル数
ヨーロッパ往復
必要マイル数
エコノミー 12,000〜18,000マイル 35,000〜43,000マイル 40,000〜55,000マイル 45,000〜60,000マイル
プレミアムエコノミー - 53,000〜61,000マイル 62,000〜77,000マイル 67,000〜82,000マイル
ビジネス 25,000〜33,000マイル 60,000〜68,000マイル 75,000〜90,000マイル 80,000〜95,000マイル
ファースト - 120,000〜129,000マイル 150,000〜165,000マイル 165,000〜180,000マイル
※時期により変動。詳しくは公式サイトをご確認ください。

遠くへ行けば行くほど1マイルあたりの価値が上がるので、たくさん貯めて、豪華な旅行をゲットしましょう。

その他の活用法

マイルは、特典航空券との引き換えだけでなく、座席のアップグレードにも利用することができます。そのほか、航空会社が提携する他社のカードポイントや、商品券への交換、寄付などにも利用できます。

特典航空券以外の利用方法は、特典航空券に比べて必要マイル数が少ないのが特徴です。利用の際は特典航空券に引き換えて余ったマイルを交換するのがオススメですよ。

まとめ:賢くクレカ活用してマイルを貯めよう

マイルとは何か、どうやって貯めて使うのが賢い方法なのか、ご説明しました。

  • ・マイルは航空会社のポイントプログラム
  • ・航空会社によってマイルのシステムは異なる
  • ・アライアンスが同じであれば別の航空会社でもマイルを貯められる
  • ・マイルはクレジットカードを活用することで飛行機に乗らずとも貯められる
  • ・貯めたマイルは特典航空券への交換がオススメ

ご理解いただけましたか?

皆さんも、クレジットカードを活用して飛行機を無料で乗るチャンスをゲットしましょう。