アーサー王の玉座の観光情報（歴史・料金・行き方・営業時間）

概要

エジンバラが一望できる小高い丘

エジンバラの街のどこらでも見える小高い丘がある。それがアーサーズ・シートだ。

名前の由来は２つ説がある。
１つはその名通り『アーサー王の伝説』が起源になる。
アーサー王はスコットランドだけでなくイングランドのあらゆる階層で親しまれている騎士だ。
もう１つはゲール語で「アルト ナ セート(矢で届く高さ)」が変化し、「アーサーズ シート」という発音になったという説だ。

この251メートルの小高い丘は、活火山が約３億5000年前に、氷河に浸食されたことによって形作られた。
旧市街から伸びるThe Royal Mileの先に見える遠くのその丘は、ライオンが蹲ったようにも見える。

旧市街の中心からThe Royal Mileを歩くこと20分ほどで丘の登り口に到着する。
ここからさらに20分ほど丘を登ると、エジンバラの絶景に辿り着ける。
歩きやすい靴で行くと良いだろう。

また、季節にもよるが肌寒さを感じる事もあるので、上着を用意しておくとよい。
万全の準備で長時間エジンバラの絶景を楽しみたい。

見どころ

①エジンバラの旧・新市街地を望む

旧市街地・新市街地が眼下に広がる景色は、過去にタイムスリップしたような錯覚を起こさせる。
その歴史ある美しい景観を見れば、街全体が世界遺産であるのも頷けるはずだ。

スコットランド宗教改革前の建物が多く残る旧市街地に目線を合わせると、エジンバラ城を始め、ロイヤル・マイルを幹線道路としてホリールード宮殿など見える。

一方、新市街（ニュータウン）は、交通の起点であるウェーヴァリー駅を中心に、生活の様式の向上にあわせて都市計画を行っているので旧市街と違う様相がみえる。
通りが格子状に整備されている点が大きな違いだろう。

②市街地にはない大自然

市街地の景色を十分に堪能できたなら、街の反対側から下りることがお勧めだ。
下りながら自然が堪能できる。

スコットランドやイングランド王家の狩猟場であった場所がそのまま残っているので、当時の王が見たであろう景色がそこにある。
市街地の眺望とは違う形で歴史を感じられるだろう。
また途中には教会跡と隣接する湖がり、湖に佇む教会は郷愁を誘う。

ハイキングのようにランチを購入しておく観光客も多くいる。
ランチタイムに訪れる際は、ロイヤル・マイル沿いのカフェでテイクアウトしておくと良い。

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